2:おまけの2年前

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おまけの2年前

 

【登場人物】

●雑餉隈 啓次郎→啓

(今より更に阿呆な14歳童貞少年)

●花畑先生→花

(※1組の先生で怒るとめっちゃ怖い)

●名前の無い4人組は啓次郎が最もつるんでいた友人ら。

(※かっちゃんのみ名前公開中)

 

 

 

 

inある中学の廊下

 

 

啓「みんなー、俺今日体育祭の実行委員で帰り遅くなるー」

 

「へぇ!じゃあ啓次郎抜きでカラオケ行こうぜ!」

「ようし!啓次郎抜きでガンガン歌いまくるぜ!」

「俺丁度4枚割引券持ってるぜ!いえい!」

「つーか啓次郎って誰だっけ!死ぬほど歌いまくるぜ!」

 

啓「っっっ!!!ひどいよ!みんな!ひどいよ!割引券は5枚あってこそ“丁度”だろ!?つーか!かっちゃん!俺の事忘れないで!!!って!言ってるそばから無視だよ!まってよー!!」

 

うええええ。と啓次郎が叫ぶものの皆振り返る事なく歩いて行く。

 

啓「こうなったら!……みぃいんなぁぁぁぁ!!」

 

「アイツ、何か叫んでる」

「つか、まだ1組HR中じゃん」

「1組って担任、花畑だったよな」

「あー、死んだな、啓次郎」

 

啓「俺はここに残るけど……いつかまた会えたらもう一度仲間と呼んでくれますか!!!?」

 

「やると思った」

「アイツ女王気取りかよ。図々しいな」

「アラバスタがクロコダイルより性質の悪いのに乗っ取られた」

「返事しちゃダメっ」

「きた、かっちゃんの的確な指示。さすが俺達の後悔士」

「1組の教室から花畑の野郎が啓次郎の暴挙を横目で睨んでいる。俺達と啓次郎との関わりを証拠づけたら俺達まで生徒指導室行きだ」

「そうだな」

「このまま黙って別れましょう」

「つーか、花畑のヤツこっちも睨んでるぞ!」

「ちょっ!啓次郎を囮にして全速力で逃げる!それが俺達の最高速度だろう!?」

「おう!それ以上スピードはでねぇ!」

 

(4人激走)

 

啓「俺はここに残るけど……いつかまた会えたらもう一度仲間と呼んで」

 

花「なんばしよっかぁぁぁぁぁ!!まだこっちはHR中ぞ!!雑餉隈ぁぁ!こっち来んかぁぁあ!!」

 

啓「ぎゃっ!花畑!ぎゃっ!ぎゃっ!みんなー!助けてー!!ってもう居ないし!!」

 

花「放課後生徒指導室に来い!雑餉隈!逃げたらどうなっかわかっとろうやぁ!?」

 

啓「あぁぁぁぁんああああん!」

 

 

 

おわり

 

 

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