(小話6):現世の悲喜こもごも②

引き続きツイッターまとめ

〇本編現代編〇

 

 

 

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ウィズ「バイ、お前余りにもトウが当たり前のように自分へと好意を向けてくれているからと、余り調子に乗るなよ」

トウ「ウィ、ウィズ」

バイ「これだから表面だけサラッとなぞった理屈論者は嫌いなんだよ……トウはな、いや、フロムもだ。俺のことが好きだから、こうして真っ当な男でいられてるんだ」

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ウィズ「なんだと?」

バイ「ウィズ、お前はこの男の魔性に気付いていないな。トウはな、兄貴のように大勢から分かりやすく慕われる事はない。けれど一部に圧倒信者を作る。男も女もだ。しかも、無自覚に」

トウ「?」

バイ「それが全発揮されていないのは、俺という、ニアというタガの存在が大きい」

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バイ「多分俺という存在がなかったら、この男はその圧倒的信者達の居る当たり前の環境で、それを自覚して好き勝手やっていただろう。それこそ、男も女も食い荒らす、ケダモノ…いや、悪い男になってただろうよ」

ウィズ「っく、否定できない」

トウ「え!?そこは否定しろよ!」

バイ「この無自覚が」

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バイ「少しは分かるだろ?ウィズ。さっきのアウトのアレが兆しだ」

 

※アウトのアレ

アウト「俺はトウの事すごく格好良いなって思ったのに、憧れだったのに!アボードみたいに鬼じゃなくて優しくて強くて!」

 

ウィズ「憧れという麻酔で、相手の自由を奪う…卑劣」

トウ「俺は何か悪い事でもしたのか」

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バイ「けど今バイがそうなってなくて、ただの最高に良い男なのは、俺とニアの存在があるからだ。俺達はこの巨大な魔性をその身に飼うこの男のタガであり、最後の砦なんだよ。この男はこれからも全力で俺だけを追いかける事で、奇跡的に被害が0になる。だから俺は追いかけられる存在である義務がある」

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ウィズ「くっ……確かにそう、なのか?」

バイ「そうさ。俺のプレッシャーも考えてくれよ。ウィズ。この男に追わせ続けられうる“俺”で居続けなければならない、その重圧。最高に重い!可愛さを失った俺は、最早可愛いだけでは許されない!」

トウ「バイ!お前何言ってんだ!お前は十分可愛い!!」

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バイ「当たり前だろうが!俺が可愛いくて、格好良いのは当たり前なんだよ!言われなくても分かってる!それに俺は可愛くて格好良いだけの奴じゃない!俺には魅力で満ち溢れてる!トウ!俺以外に惚れたら殺すからな!?」

トウ「当たり前だろうが!?」

アウト「俺は一体朝から何を見せられていたんだ」

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ウィズ「お前、トウの事あんな風に思っていたのか?」

アウト「あんな風?」

ウィズ「格好良いと言ってたじゃないか。優しくて強くて憧れだ、と」

アウト「ああ、うん。そうだよ。体も大きくて強くて!最初に会った時なんて羽交い締めにされてピクリとも動けなかったし」

ウィズ「羽交い締めだと…?」

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アウト「アボートみたく鬼じゃないし。真面目だし。優しいし」

ウィズ「羽交い締め……?」

アウト「まだそこ?羽交い締めといっても腕を掴まれただけ。ただ、トウはそんな力入れてなさそうだったのに凄い力でさ!ほら見てよ!随分前の事なのに、痣が取れないんだ!すごいよな!」

ウィズ「トウ!!」

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ウィズ「トウ!お前、何をやってるんだ!?自分の力加減も禄に出来ないのか!?」

トウ「わ、悪かったな。アウト。そんな何ヶ月も治らない程痣になるなんて」

アウト「あ、いや。俺もともと怪我とかかなり治りにくいんだ!ほんと大袈裟な事いってごめん!」

ウィズ「(マナが無いせいかっ…)」

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アウト「でもそんな事言ったらこっちの腕の痣はウィズが付けたやつだよ。アズとセイブと4人で飲んだ時に!ほら!両腕同じ所にあるから腕輪みたい!」

トウ「ウィズ」

ウィズ「ぐ」

アウト「俺、怪我の治りが遅いから体中傷とあざだらけなんだよな。年寄りみたいだろ?」

ウィズ「っ今すぐ服を脱げ!」

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アウト「っな、っなんで!?」

ウィズ「俺が体中確認して、一つ一つ治りの具合を診ていく!これはもう診察だ!」

アウト「いいよ!?たかが傷跡くらい!俺男だし!っていうか、ウィズ、俺の世話してくれた時俺の体見たんだろ!?」

ウィズ「あの時はそれどころじゃなかったんだ!いいから早く脱げ!」

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アバブ「あの酒場、供給過多で倒れそうです」

バイ「俺はトウもアウトも両方好きなんたけど、俺はどうするべきなんだ!?」

アバブ「私的にはどちらに転んでも供給過多なのは、変わらないのでいいんですが……ひとまず、口付けをすればいいと思います!」

バイ「どっちに!?」

アバブ「両方に!」

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【前世のない俺】&【俺宣】静かなコラボ

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バイ「トウ、アウト!特別に口付けをしてやる!」

ウィズ「バイ、お前大概にしろ!酒場の風紀を乱すな」

バイ「はぁ?なになに?風紀委員長でもあるまいしぃ」

ウィズ「っこの愚か者が!自身の襟を正せとあれほど言ってるのがわからんのか!リコールするぞ!?」

 

アウト「え?ふうき?せいとかい?」

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アバブ「学パロきたーー!生徒会と風紀委員の対立!派閥争いからのブロマンスーー!アウト先輩もまざって!」

アウト「混ざれって言われても」

アバブ「感じたまま!思うままに!そして!制服作るから着て!」

アウト「あっ!高等学窓の運動着ならあるよ?」

アバブ「それはダサイから止めて!?」

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ウィズ「アウト!?お前まだ学窓の運動着で寝起きしてるんじゃいだろうな!?上に立つもの常に周りの見本となるように襟を正せ!」

バイ「マジでウィズうざー!ねぇ?アウトー?いーじゃんねー?ダサ可愛くて!」

アウト「……えっと」

アバブ「思うままに!」

アウト「……ったく、おい、ウィズ!なんで俺様がテメェなんかの言う事なんか聞かなきゃなんねーんだ!?おい!さっさと行くぞ!バイ!卒業前だからって俺らが大人しくしてると思ってんなよな!見てろよ、ウィズ!俺が卒業式はおもしれ―ことしてやっからな!……これでいいかな?」

アバブ・ウィズ・バイ「…………え?」

 

(ツイッターだと収まらず不完全燃焼だったので加筆しました)

【前世のない俺】【俺宣】コラボおしゃべり終わり

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バイ「アウト好き!」

アウト「何でバイはそんなに俺に好きって言うんだ?」

バイ「好きだからに決まってんだろ!当たり前の事聞くなよ!」

アウト「そんな好きって言われるような事してない」

バイ「お前…俺がお前の事大好きになるような事しかしてないじゃん!」

アウト「してない!俺してない!」

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アウト「俺は……他人に好きって、お父さんから以外言われた事ない。だから、あんまり言われると……恥ずかしい」

バイ「え…?かわっ。……ん?ってか!言われた事ない?ウィズは?」

アウト「言う訳ないだろ!ウィズがそんなこと!」

バイ「アイツ、糞か?アウト、ちょっと真面目な話するぞ。聞け」

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バイ「俺がお前の事、好き好き言うのはな?勿論お前が大好きなのもあるけど、それ以上にお前が自分の事を雑に扱うからだ!お前、自分の事どう思ってる?」

アウト「……好き、じゃないな」

バイ「俺はそれが許せないんだ!だからお前は自分を雑にする!だから俺が大好きって言って、わからせてんの!」

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アウト「バイ、俺に良いところあるか?」

バイ「お前が多分自分の嫌いだと思ってる所は、全部良い所だ!それを分からせる為に毎日お前に好きって言ってたけど…まぁ、これからはもっと具体的に言ってやるよ!分かりやすくな!」

アウト「…ありがとう。俺もバイ好きだ」

バイ「よし!口付けしよう!」

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アウト「とう!ここで、回る!」

ウィズ「…何を暴れているんだ」

アウト「これ踊りなんだけど…?職場の人の華燭の典があるから、その時の出し物。俺は踊るんだよ」

ウィズ「それは見てみないとな」

アウト「ウィズは呼ばれてないだろ?楽しみだなー!こないだ言った同僚が歌って、俺が踊るんだよ!」

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アウト「本当は二人で歌いながら踊る予定だったんだけどなぁ…もっと歌が上手かったらなぁ。踊りだけでも完璧にしないと!お祝いなんだから」

ウィズ「……誓いの神官役を代わってもらうか」

アウト「俺も歌いたかったなー」

ウィズ「日程を教えろ」

アウト「呼ばれてない人はきちゃいけないんだぞ?」

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ヴァイス「どうしたんだい!石頭!誓いの神官役を買って出るなんて!」

ウィズ「うるさい。たまにはいいかと思っただけだ」

ヴァイス「あっは!どうせアウト絡みだね?代わろうかなぁどうしようかなぁ?」

ウィズ「酒は今後一切不要のようだな」

ヴァイス「丁度その日は予定があったから助かったよ!」

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はいじ「多分、アレ。恋ダンス的な何かアレ系のダンスを練習してると思ってください。結婚式の出し物や、忘年会の出し物は、だいたい若い奴、つまり、若い男性に回りがち。アウトの職場も、まさにそう。そして、バイは華燭の典ラッシュの時、口が上手いので友人代表スピーチしがち。そして、アウトの歌の上手い同僚はもちろん、前世でいう“彼”でありがち」

 

 

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