本当の家族になる方法1

【クソ野郎】番外編3

本当の家族になる方法

 

【前書き】

 番外編2の後のお話です。

 二人が本当の家族になる為に、血の繋がりの欠落を埋める為に、ともかくセックスをするという。そういう完全なR18となっております。

 二人が仲良くヤりまくってるだけのお話ですので、読まれる際はお気をつけください。

 


 

 

 

 

 兄ちゃんは、他人同士が“家族”になるには、セックスをすればいいと思っている。

 だから、俺は兄ちゃんが不安になる度に、兄ちゃんに抱かれる。俺を本当の弟にしたくて、一人になりたくなくて、必死に俺を繋ぎ止めようとしてくる。

 

俺の兄ちゃんは、とんだクソ野郎だ。

 

 

 

 

本当の家族になる方法

 

 

 

 

「純、今日はあの部屋で寝るぞ」

「……うん、わかった」

「早く風呂入って来い」

 

 ぶっきらぼうな兄ちゃんの言葉に、俺はドキリとした。兄ちゃんの「早く」という言葉に、俺は洗っていた食器を手早く片付けると、急いで部屋まで着替えを取りに走った。

 

 丁度、兄ちゃんは風呂から上がったところだ。

うちは、兄ちゃんが一番風呂に入るのが、絶対の決まり。だから、もちろん俺は兄ちゃんの後。最後に風呂掃除をしながら風呂から上がるのが日課なのである。

 

でも、お父さん達の部屋で寝る時だけは違う。

 

「風呂掃除とかダリィ事してくんなよ。さっさと来い」

「っ!」

「おい、返事!」

「はっ、はい!」

 

 どこか切羽詰まったような声で放たれる言葉に、俺はジワと体の熱が上がるのを感じた。俺は、これから兄ちゃんに体を沢山触られる。俺も、兄ちゃんの体にたくさん触る。

 

セックスは、俺が兄ちゃんの“家族”になる為の大事な行為だ。

 

 

      〇

 

 

 ちゅぱっ。ちゅ、じゅる。

 いやらしい水音が、ずっと、ずっと俺の耳の奥に響き渡る。どれくらい、その音を聞いているだろう。

 

「ふ、ん。っはふ。にいちゃ。にいちゃ、んっ!」

 

 広いベッドの真ん中で、俺は何一つ服を纏わずにキスをしていた。兄ちゃんの足の間にスルリと体を預け、膝立ちの体勢で上の方から兄ちゃんの口と繋がる。

 ジッと下の方から俺を見つめてくる兄ちゃんの顔を、俺は両手で優しく包み込む。

あぁ、格好良い。これが、本当に俺の兄ちゃんでいいのか。俺とは全然違う。

 

「にいちゃ」

「んだよ」

「にいちゃんは、おれの、にいちゃんだよね?」

 

 そう、俺が情けない声で問いかけると、兄ちゃんは「当たり前だろうが」と、再び、俺に噛みつくようなキスをした。

背中に回された兄ちゃんの手に、ギュッと力が増す。物凄く熱い。その手の熱さが、たまらなくて、俺は兄ちゃんの顔に添えた両手はそのままに、角度を変えて口付けを深くした。離れたくない。

 

「っん、ん。っふぁ」

「っくそ、純っ」

 

 切羽詰まったような兄ちゃんの声が、俺の背中をジンと痺れさせる。声も格好良い。俺の兄ちゃんは、本当に物凄く格好良いんだ。

 クラスの皆も言ってた。俺の兄ちゃんは格好良いって。いいなって。

 

 そう言われて俺は誇らしかったけど、でも同時に不安になった。

 

——-全然、似てないね。

 

「おい。純、余計な事考えんな」

「うん、っんん」

 

 不機嫌そうな声と共に、後頭部を押される。すると、更に俺は兄ちゃんと深く繋がる事が出来た。

何度も、何度も、何度も。角度を変え、乱暴に舌をねじこまれ、俺はそれを喜んで受け入れる。

 

 にいちゃん、にいちゃん、にいちゃん。

 

「にい、ちゃぁん。ちゅっ、ん。はん」

 

 舌で、俺と兄ちゃんは子供の頃にみたいに仲良しをする。手を繋ぐみたいに先っぽ同士で絡み合ったり、奥まで突っ込んで抱き締め合うみたいなキスをしたり。

 その中で俺は、兄ちゃんの舌が“よしよし”をするみたいに、顎裏を撫でてくれるのが一番好きだ。

 

「んんむぅ、ぅっ」

「っは」

 

甘えさせてもらってるみたいで、俺はそれをされると、普段は出来ないような事も簡単に口にして、何でもやってしまう。

羞恥も、外聞も、もう俺には欠片も残っちゃいない。あるのは、兄ちゃんの弟で居たいという事と、兄ちゃんを悦ばせたいとういう気持ちだけ。

 

「っはふ、にいちゃぁん。かっこい、しゅき。おれの、にいちゃん」

 

 そうやってキスをしながら、俺は甘えるように兄ちゃんの体に自らの体を、スリスリと擦りつける。俺は裸だけど、兄ちゃんはまだ服を着ているので、服のボタンの部分に、自身の乳首をコリコリと引っかかって気持ちが良い。

 

「んっ、んっんっ。ふぅ。っはぅ」

「純、お前。そんなに乳首が気持ちいかよ。こんなに勃たせやがって」

「ん。好き……。おっぱい、きもちい」

 

 言いながら、俺は更に兄ちゃんの体に乳首をこすりつける。それどころか、兄ちゃんとの間で、緩く勃起しかけてる、俺のちんこも甘えるように兄ちゃんの固くなったズボンに擦り付けた。

 

「は、エロ。最高」

 

物凄くいやらしい事をしてるって分かっているけど、兄ちゃんが喜んでくれるので、毎回やってしまう。そうやっているうちに、自分でも乳首に触れるのが癖になってしまった。

 

すり、すり。こす、こす。んっ、んんっ。

俺は兄ちゃんに触って欲しくて、ジッと兄ちゃんを甘えるように見つめた。熱い視線が俺の目から、乳首へとスルリと移動する。

 

「…っは、スゲェな」

 

今までさんざんイジリ倒してきたせいで、俺の乳首は今はもう絶対に外で上半身など晒せないような見た目になってしまった。それくらい、俺の乳首は普通の男のソレとは違い、完全に肥大してしまっている。

プールのない高校で、本当に良かった。

 

「こんなに、ヤラシー乳首になりやがって。もう、女みてぇじゃん」

「……にいちゃんが、さわるから」

「自分で、乳首おっ勃ててこすりつけながら何言ってやがんだ。あ?」

 

 そう言って兄ちゃんが指と指の間で挟むように俺の乳首に触れる。兄ちゃんが楽しそうだ。嬉しい。そう思った瞬間、乳首に走ったピリとした刺激に、俺は「ぁんっ」と思わず、体をヒクと仰け反らせてしまった。

 

「あっあっ、っひん!あぁっ!」

 

 指で挟まれていた乳首に、爪が立てられ、ピンと弾かれる。ピリとした痛みが、一瞬にして快楽へと変わった。

 

「お前、痛いの好きだよなぁ。このドエム」

「あ、ぁぁんんっ!」

 

 本当はこんな声、恥ずかしくて出したくない。でも、声は我慢するよりたくさん出した方が、兄ちゃんも喜んでくれるから。いっぱい優しくしてくれるから。だから、俺は兄ちゃんに体をすり寄せ、甘えながら感じたままに声を上げる。

 

「お前、ぜってー学校でこんなモン晒すなよ。触ってくださいって言ってるようなモンだからな。特に生徒会のヤツとかにはな」

「っぁはん……ぁえ?」

 

 なんで、ここで急に生徒会が出てくるのだろう。

そう、俺が兄ちゃんの言葉に、ジンと麻痺して動きの悪くなってしまった頭で考えかけたが、それはギュッと抓られた乳首への快楽により、一瞬でトんでしまった。

 

「おい、返事」

「っは、ぅ゛。ぁいっ」

 

 これは俺のだ、とでも言うように執拗に指でこねたりつねったりしながら笑う兄ちゃんに、俺は何度もコクコクと頷いた。

当たり前だ。これは、家族だけの大切な行為なのだから。これで、俺は兄ちゃんの家族になれる。弟で居られる。他の人となんて、欠片も考えられない。

 

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