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「エッロ。そんなに挿れて欲しいかよ?」

「ん」

「しゃーねぇから今回は特別許してやるけど、今度したらタダじゃおかねぇからな」

 

 言いながら兄ちゃんが、俺の腰を自身の勃起したちんこの上に移動させた。どうやら、最初は俺が上らしい。濡れそぼる穴にぴた、と添えられた兄ちゃんのちんこに、俺は期待に中を震わせた。熱い。

 

「っはぅ。にいちゃんの、ちんこっ。あつ…っふぅ」

「っは、嬉しそうにしやがって。なぁ、純。俺に挿れられんの、嬉しいか?」

「ん、うれし。うれしーよぉ」

 

 ぐぷ、という音と共に俺は少しずつ腰を下ろし、兄ちゃんのちんこ受け入れる。待ちに待った兄ちゃんのちんこ。これで、完全に俺達は家族になれる。俺は、もっと早く深く強く兄ちゃんと繋がりたくて、膝に込めていた力を一気に抜いた。

 

「あああッッんっ!!」

「っはぁっ、っく」

 

 そのせいで、兄ちゃんのちんこが一気に俺の中を貫く。俺の指じゃ、到底届かなかった場所まで、兄ちゃんは簡単に来てくれる。「寂しかっただろ?よしよし」って俺の中の一番寂しい所を撫でに来てくれるのだ。

 

「っにいちゃ」

「じゅんっ」

 

家族だから、俺の兄ちゃんだから、ここまで入って来れるのだ。他の誰かなんて、考えられない。

 動いてないのに、俺の中で兄ちゃんの熱いちんこがビクビクと震える。はやく、兄ちゃんのちんこも悦ばせてあげないと。そう、俺が腰を浮かせようとした時だ。

 

「じゅん。じゅんっ。お前は、おれの、おとうとだ」

「っ」

「かわいい、本当に。かわいい。お前は、おれだけの、かぞくだ」

 

 俺の胸に自身の頭を預け、痛い程俺の体を抱き締めながらそんな事を言う兄ちゃんに、俺は嬉しくて嬉しくて、兄ちゃんが見ていないのを良い事に、そりゃあもうボロボロと泣いた。泣いて泣いて泣いて。

 

 そのまま、たくさん兄ちゃんと一緒にイった。

 

最初は俺が上で、兄ちゃんに沢山乳首を吸われながら二回。ちゅぱちゅぱと、まるで赤ちゃんみたいに吸い付いてくる兄ちゃんのせいで、俺のプクリと突き出した乳首は、更に真っ赤に腫れあがってしまった。

次は横になって、背後から抱きしめられながら沢山突かれた。しかも、ちんこも同時にシゴかれるから三回もイってしまった。

 その時、兄ちゃんに血が出る程うなじを噛まれてしまったけど、その痛さで、俺はまたイった。耳元で「変態が」と囁かれて、俺は中イキした。

 

 ほんとに、俺はどうしようもない変態だ。

 

 そうやって、何時間も兄ちゃんとセックスをしながら、でも一度も兄ちゃんは俺の中から出ていかなかった。

 そして、今。俺の意識は完全に朦朧としていた。

 

「――ぁ」

「おい、トんでんじゃねぇよ。じゅん。もう少し付き合え」

「ぁ゛い」

 

 イき過ぎて、「はい」もまともに言えない。

 そして、もうイき過ぎて萎えた俺のちんこはもう完全に壊れていた。ずーっと、とろとろと精液なのか何なのか分からない体液をずっと出し続けている。

多分、透明だから、おしっこではないと思う。兄ちゃんは「ずっと潮垂れ流してら、エロ」と、嬉しそうに俺のちんこに触ってくるから、もう何でもいいと思った。

 

そして、いつの間にか正常位で兄ちゃんに突かれていた。額に汗を滲ませ、快楽に歪む兄ちゃんの顔が、目の前にある。朦朧していた意識が、一気にきゅんと蘇った。

同時に、ゆるくなってしまっていた穴も、ぎゅっと兄ちゃんのちんこを包み込む。

 

「あっ、あぁぁっんッ!にいちゃっ、しゅきっ。だいしゅきっ」

「っは、じゅん。かわいいっ、お前、ほんとっ。舌出せ」

 

 兄ちゃんに言われた通り、舌をツンと兄ちゃんに向かって突き出す。すると、兄ちゃんが俺の舌にねっとりと自身の舌を絡みつかせてきた。

 

気持ちいい気持ちいい気持ちい気持ちい。

ちゅっ、じゅるっ、ちゅっ、んっ、っはぁっん。

 

 タラタラと、俺のちんこから透明の汁がとめどなく溢れる。お父さんとお母さんのベッドが俺の体液でべちゃべちゃだ。ごめんなさい。あと、ちゃんと綺麗にしますから。だから、許してください。

 

 兄ちゃんの、お父さんと、お母さん。

 

 俺は直上から、必死な表情で俺の中を突いてくる兄ちゃんを薄目に見ながら、足を広げ兄ちゃんの全てを受け入れた。兄ちゃんの動きが早くなる。多分、兄ちゃんもそろそろイく。もう既に、俺の中は兄ちゃんの精液でいっぱいだ。

 

「っく、じゅん、じゅんじゅん、じゅんっ!」

「っはぅ、っぁん、にちゃ、きて」

 

 中の精液が泡立つくらい激しく叩きつけられる兄ちゃんの腰使いに、俺は力の入らなくなった腕を必死に動かした。イった瞬間の兄ちゃんを抱き締める為に、兄ちゃんが俺に甘えてくるのは、その時だけだ。

 

「っは」

 

 だから、その時だけは、その瞬間だけは――。

 

「っっイく!」

 

 あれだけ激しい動きをしていたにもかかわらず、俺の中で果てた兄ちゃんの最後はいつも静かだ。そして、そのままぐったりと俺の体に自身の熱い体を預けてくる。

そして、必ず聞いてくる。

 

「じゅん、気持ち、よかったか」

「うん……ぜんぶ、きもち、よかった」

「そうか」

 

 俺の首筋に熱い息を吐きながら、兄ちゃんが頭を俺にこすりつけてくる。甘える兄ちゃんはこの時だけの貴重な姿だ。

だから俺は足でにいちゃんをギュッと挟みながら、兄ちゃんの背中に片腕を回して背中を撫でる。そして、もう片方の手は兄ちゃんの金髪の髪に絡ませながら撫でて上げるのが、俺のお気に入り。

 

 にいちゃんのは萎えながらも、まだ俺の中にある。

 たまに呼吸にあわせへヒクりと動くのが、気持ちい。

 

「おなか、かゆい」

 

 たくさん兄ちゃんのちんこで擦られたせいで、穴からお腹にかけてむずむずする。ヒクヒクと入口が蠢くのを止められない。

 

「っは、そっか。すげぇ擦ったもんな」

「ん。むずむずする」

「んだよ。誘ってんのか」

「……ん」

 

 明日は休みだ。兄ちゃんも休み。こういう日は、たくさん家族にならないともったいない。俺はもう、ボーっとする頭で本能のままに頷いた。兄ちゃんので、繋がれるだけ繋がっていれたら、それだけで俺は他には何もいらない。

 

「このドスケベ。ド淫乱」

 

 兄ちゃんは腹の底で笑いながら、ズルリと俺の中から出ていった。さすがにもう無理らしい。しかし、次の瞬間。兄ちゃんは俺の開き切った穴に、容赦なく指を入れてきた。

 

「ぁんっ!」

「なぁ、純。少し休んだらまたシてやっからさ」

「……ぁっ、あっ。っひぃぅ!」

「なぁ、今日風呂で一人で準備したんだろ?」

 

クチュクチュと自分の出した精液を兄ちゃんは優しく掻きだしながら、横たわる俺の頭を撫でた。ほんとに、兄ちゃんが甘えてくれたのは一瞬だけだった。もっと甘えてくれていいのに、すぐ兄ちゃんは“兄ちゃん”に戻ってしまう。

 

「んっ、ひとりで、じゅんび、したぁ」

「今から風呂行くから。シてみせろ。俺が見てやる」

「っぁぁっう」

「返事は?」

「っぁい」

 

 兄ちゃんが楽しそう。嬉しそう。

 兄ちゃんが楽しそうで嬉しそうなら、俺ももちろん同じ。楽しいし、嬉しい。

兄ちゃんは必死に返事をした俺に、優しくキスを落とすと、俺の中から取り出した指をいらしく舐めたのだった。

 

 

 

 

 

 兄ちゃんの弟は、ド淫乱で、そしてドスケベだ。

 自分が兄ちゃんとセックスしたいのを、まるで兄ちゃんの為みたいに言う。兄ちゃんを本当の家族にしたくて、一人になりたくなくて、必死に兄ちゃんを繋ぎ止めようとしてくる。

 

 兄ちゃんの弟は……俺は、とんだクソ野郎だ。

 

 

 

 

 

おわり


 

 純君はキスが一番好きみたいですね。

 そして、私の書く受けにありがちなのですが、顔が良い攻めにメロメロになるタイプの受けです。あと、兄ちゃんは、基本、純に対しては不安の塊なので「嬉しいか?」とか「気持ち良かったか?」と、必ず聞いてくるという。

 

 共依存良いわ。

 またこの二人のR18は書きたいです。

 

 ♡喘ぎにしたかった……だた、後から追加するのが面倒になったので、いつの日か♡バージョンも作ります。

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