こちらは、Twitterのお喋りになります。
次頁にございます【にいちゃんのホンネ】の前段のお話です。此方自体は全年齢対象ですが、次頁はR18となります。
「もし、純君にホンモノの血の繋がった兄が居たら?」そう考えてビビリながら弟に質問しちゃう兄のお話となります。
それではどうぞ。
一茶「あ、優じゃーん」
優「げ」
一茶「こないだ、うちの文化祭に来てたらしいね。俺のトコにも来てくれたらよかったのに」
優「っは。誰がテメェなんかに会いに行くかよ」
一茶「優、純君のクラスで凄く人気になってるよ。不良をやっつけてくれた格好良いお兄さんってさ」
優「もう帰っていいか?」
一茶「純君がごはん作って待ってるの?俺も一緒に行っていい?」
優「あ?ダメに決まってんだろ。殺すぞ」
一茶「優って独占欲凄いよねぇ」
優「あ?俺がいつ独占欲なんて出した」
一茶「自覚ナシかよ。ヤバイねぇ」
優「もう、帰る」スタスタ
一茶「ねー、優。もしさー」
優(ムシだムシ)スタスタ
一茶「純君の本当のお兄さんが居たらどうするー?」
優「…」ピタ
一茶「(分かりやす)だって、ありえない話じゃないでしょ?一人しか引き取れないとか言って、兄だけ施設とかに預けられたとか」
優「ねぇし」
一茶「なんで?」
優「誰も、葬式でそんな事言ってなかった」
一茶「大人はさぁ?子供に本当の事を話さないよ」
優「!」
ーーーーーー貴方と純君は、本当の兄弟じゃないのよ!
優「…」
一茶(面白過ぎるなぁ。優」
優「ねぇよ」
一茶「ふーん。じゃ、優。またね」
優「…」スタスタ
一茶「あー、あの目なんかヤバイかもな。純君…ごめんね」
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—-
純「あ、兄ちゃん。おかえり」
優「…」
純「兄ちゃん?」
優「なぁ」
純「ん?(なんか、兄ちゃん様子が変だ)」
優「お前に、ホントの兄ちゃんが居るんだとよ」
純「っえ!」
優「ほんとはお前ん家さ。二人兄弟だったらしいぜ。で、うちにはお前だけ引き取られたってよ」
純「!」
優「どうする?」
純「ど、どうするって?」
優「会いたいか?ホントの兄ちゃんに」
純「……」
優(さぁどう答える、純)
純「に、にいちゃん。ねぇ、おれ」
優「なんだよ(待て、この感じ)」
純「す、捨てられる?ここ、出ていかないと、いけない?」
優「は?誰がンな話したよ」
純「血の繋がった人が居たんなら、」
純「そ、その人のところに、行けってこと?もう、兄ちゃんは、俺の面倒を、みなくても、よくなるから、その人のところに、行けっておもってる?」
優「おいおい、純。ちょっと落ち着け」
純「あの、家のことも、もっとちゃんとやるから。がっこうも、いかなくていい。だから」
優「おら、こっち来い」
純「ごごに、いだいよう」
優「居ていい。居ていい。(コイツ)」ポンポン
純「ううっ、うぇっ、うえぇ」
優「(会いたいとか会いたくねぇとか…そういうレベルの話じゃねぇのか。へぇ)ウソだよ」
純「っへ?」
優「今のウソ。バーカ、騙されてやんの。ダッセ」
純「ぁ、う、うそ?」
優「テメェに俺以外の兄弟なんか居ねぇよ」
純「っ、っよ、よ、よかった」
優(ここでの反応が“良かった”になんのか。ったく、つくづく俺の弟は…可愛いじゃねぇか)純。特別に怒ってもいいぜ」
純「…いい。怒っても、兄ちゃんには…負けるし(それに、ホッとしたし)」
優「へぇ、お利口じゃねぇか」
純「もう、ご飯食べよ(ちょっとムカついてきた)」
優「なぁ、純」
純「なに…?」
優「今日は父さん達の部屋に来いや。期待しとけよ」
純「え?(なにを?ってか、兄ちゃん)」
優「先に風呂入って来るわ」
純「うん…(めちゃくちゃ機嫌が良い?)」
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学校にて
一茶「あ、純君?」
純「一茶先輩!」
一茶「昨日は大丈夫だった?」
純「ん?なにがですか?」
一茶「(お、これは純君。正解な対応をちゃんとしたな?)うん、何もないなら……ん?」
純「どうしました?」
一茶「あー純君。昨日部屋に虫でも居たのかな?(キスマークがエグい)」
純「っ!はっ!?え?ダニかもしれないです!」バッ
一茶「うん、ダニかもしれないね?」
純「布団を干します!!」
一茶「干した方がいいかもね?」
純(あ゛ーーっ!!)
→次頁はその情事中のお話(R18)です。
正解以上の最適解を導き出して答えた結果、今まで史上最強に優しく抱かれる純であった。