番外編48:初代様は分からない!(初代×犬)

 

初代「おい、犬。今日の飯、なんか味がしねぇぞ」

犬「え?(そんな筈は…)」

初代「あと、お前。そんな薄着で寒くねぇのかよ。風邪ひくぞ」

犬「えっ?(今日はそんなに寒くは……まさか)」

 

初代「ったく、体調管理くらい自分でやれ。この駄犬が」

犬「あの、初代様(初代様、絶対熱がある。なんか二重もいつもより濃いし)」おず

初代「あ?んだよ」

 

犬「体に触れてもよろしいでしょうか?」

初代「……は?」

犬「あの、少しだけお体に触れさせてください」おず

初代「……宿まで我慢しろ」むず

 

犬「え?宿?」

初代「おら、さっさとメシ食って行くぞ!」ばっ

犬「あっ、えっと……はい?」

 

初代(犬の癖にいっちょ前に発情しやがって……まぁ、誘い方としては悪くない)にや

犬(なんで、宿までなんだ?)

 

犬の上目遣いにノックアウト!

この後、宿の部屋でノリノリの初代様(高熱)にヤられまくったよ!!

 

初代「…すぅ、すぅ」ぎゅっ

犬「…初代様」呆然

 

初代様「…すぅ」ぎゅ

犬(初代様、熱があるのに本気で気付いてないなんて。体…あつ)

 

初代様は我慢強過ぎて、ちょっとの体調不良は基本気付かないよ!熱の感覚もわかってないみたい!ただ、いつもより犬にギュッてしてる!

 

初代「…すぅ」ぎゅっ

犬(明日は、お粥にしよう)ぎゅっ

 

犬、本人気付かせないまま、甘やかしてあげる決意固める!