【前書き】
夏のある日、アオイがタローを映画デートに誘う話。
R表現は温いですが、無いワケじゃない。そんな感じ。
デートの合間に、アオイがタローをトイレに連れ込んで日焼け止めを塗ってあげてます。
アオイ視点での、建前上最強にツンツンしつつも、甲斐甲斐しくタローに尽くす様を見てやってください。
では、どうぞ!
【好きピ】の総集編だかなんだかの劇場版の特報が発表された時、気付けばタローさんにメッセージを送っていた。
≪タローさん【好きピ】の映画が上映されるらしいですね。よければ、一緒に観に行きませんか?≫
接客業の性か。それとも、学生時代から空気を読んで生きてきた事の名残か。仕事外でも、客のご機嫌窺いに熱心な自分の性質を恨んだ。
メッセージを送った直後に付いた【既読】の文字と、十分後に送られてきた返信に、俺は深いため息を吐いた。
≪俺と一緒に行っても大丈夫ですか?お友達とか、もっと親しい方とか……。あ、でも、もしそういう方の予定が合わないとか、他に好きピを見てるお友達が居ないとかであれば、アオイさんがよければ一緒に行かせて頂きたいです。でも、今回の映画ってアニメ版の総集編みたいなモノっぽいんですけど大丈夫ですか。ストーリーはアニメと殆ど変わらないと思うんですけど。もし、それでやっぱり観なくていいやって思ったら、いつでも断ってもらって大丈夫なので≫
色々考えて、悩みに悩みながら打ち込んだであろう長文メッセージ。
まったく、これだから自分に自信の無いコミュ力底辺野郎とのやりとりは疲れるんだよ。つまり、これは――。
「OKって事でいいんだよな」
ったく、めんどくせぇ!
こうして、俺はサロンの上客の接待の為に、貴重な休日を一日捧げる事になったのであった。
「接待」と「実益」を兼ねるような時間の過ごし方を鑑みて一番効果の高い方法を選択したまでですが、なにか??
陰キャでコミュ障なヤツと一緒に外出するのは、とかく骨が折れる。
「あっ、あの。この店は……Tシャツで入っても大丈夫な、お店ですか?」
「大丈夫ですよ。ほら、だって普通の洋食屋さんですから」
「あ、あ、ふ……ふつう」
あぁぁ、クソ。これだから陰キャでコミュ障の童貞は。
ただの駅ナカの洋食屋に入っただけで、なんでこうもビビる必要があるのか。陰キャらは「お洒落」に親でも殺された経験でもるのか。
「タローさん、前を見て歩かないと転びますよ。手でも繋ぎますか?」
「あ、あ、っそ、それは、大丈夫です!」
でも、その辺ももう慣れた。ビビるなと言っても、ビビる。大丈夫といっても、俯くのを止めない。そして、俺は脱毛サロンのスタッフで、コイツはその客。しかも、言えば言っただけ店に金を落としてくれる上客だ。
面倒だが、立場上俺が合わせてやるしかない。
「タローさん、どれが良いですか?このオムライスなんか美味しそうじゃないですか?」
「わ、ほんとだ。なんかフワフワしてる」
「あ、コッチのハンバーグも良くないですか」
「あっ、すごい。ふっくらしてる……!」
ハンバーグ、オムライス、パスタ。などなどなど。
ともかく、陰キャの童貞ヲタでも一瞬でイメージの付くメニューが豊富な店を選ぶ。あとは、出来るだけ席同士が離れていて、ガラス張りで外から透けて見えるような店はNG。更に言えば、客の年齢層がある程度高く、学生が入ってこない価格帯である事も大事だ。ただし、値段が高すぎると無理に金を払おうとしてくるので価格帯もそこそこでなければならない。
あ、あともう一つ。女の集団と、カップルが多い店もビビる原因なので論外。
「タローさん、ケーキセットっていうのもありますよ。どうです?」
「すごい、イチゴのショートケーキだ。こんなのいつぶりだろう」
「せっかくだからセットにしましょうか」
「はい!」
あーーー、めんどくせぇぇぇ!
客だから仕方なく、こうして「接待」してやっているが、普通ならこんなパッとしない男の為に、貴重な休みを使ってストライクゾーンの極めて狭い店を必死に探してメシを一緒に食うなんてありえない。
ありえないのだが、仕事の一環なので……まぁ、仕方ない。
「どうしよう、迷うな」
メニューを見つめながら真剣な表情で呟かれた言葉に、テーブルの下で「よし」と拳を握りしめた。
「俺も迷ってます。映画まで時間もありますし、ゆっくり決めましょう」
「あっ、ありがとうございます」
メニューで迷うという事は、それだけ選びたい候補が多いという事だ。
タローさんは、店にもメニューにもピンとキていない場合「アオイさんと同じので」と、完全に思考を放棄する。その上、その後の店での会話も常にぎこちなくなるので、マジで店選びは重要なのだ。
「タローさん、今回はオムライスの気分だったんですか」
「はい、メニューの写真が凄く美味しそうで」
「……葵ちゃんの好物だからじゃなくて?」
その瞬間、タローさんは「バレてた」と、はにかむような笑みを浮かべた。
はい、はいはいはいはい。そういうのいいから。つーか、三十五の童貞ヲタの照れ笑いとか、キモ……いや、普通に反応に困るわ。でも、客相手なワケだし、この後も映画を一緒に観るワケだし。
ダルイが、ご機嫌を損ねるワケにはいかない。
「タローさん。今日のシャツ、もしかしてこないだ一緒に買ったヤツですか?」
「そ、そうです!アオイさんが選んでくれたのが、ちょうど葵ちゃんの推しカラーの青で!今日の好きピの映画を見るのに、ピッタリだなって!」
はいはいはいはい、分かってる。分かっててその色のシャツを選んでやったんだよ。
オタクはあれだろ。映画とか見に行く時に自分の推しの色で着飾るんだろ。知ってんだよ。葵ちゃんの推しカラーとか言って全身青ジャージとかで来られても困るから、事前に調べてまともな服を用意してやってんだ。
「喜んでもらえて良かった。凄く似合ってますよ、タローさん」
「あっ、あっ、ありがとうございます!アオイさんも、今日もすごくお洒落で素敵です。それに……」
そう言ってチラりと視線の向けられた先には、俺のスマホがあった。言うべきか、言わぬべきか。思案する表情を浮かべるタローさんに、俺は内心深い溜息を吐いた。
「俺も、葵ちゃんを応援したくてスマホカバーを青色に変えてみました」
俺がスマホを片手にいつもの愛想笑いを浮かべてやると、その瞬間、タローさんはそれまでの控えめな笑顔など比較にならないほどの満面の笑みを浮かべた。
「っっっ!やっぱり、やっぱりやっぱり!そうだったんだ!今日最初にアオイさんと会った時からそうじゃないかと思ってたんです!」
はいはいはいはい、分かってたっつーの!
待ち合わせ場所で合流して、最初にスマホを出した時からチラチラチラチラ見てたもんな!?言いたくて言いたくてたまんなかったんだよな!?
「うれしいなぁ。アオイさんもこうやって一緒にアオイちゃんを応援してくれるなんて」
「だって、俺も葵ちゃん好きですし。応援したいじゃないですか」
「~~そ、そ、そうですねっ。今日はいっぱい応援しましょう!」
分かってる。分かってんだよ。
オタクは好きなモンは同じ熱量で語れる相手と一緒の方がテンションが上がるんだろ?ったく、客相手の接待じゃなかったら絶対にここまでしねぇわ。
「それにしても、そのスマホケース凄く良いですね。水彩がかったグラデーションが本当に葵ちゃんっぽいです!」
「あ、それならお揃いにしますか?俺、この中に入ってる店で買ったので、多分あると思いますよ?」
「えっ、え。いいんですか?俺とお揃いになっちゃって、あの……」
「もちろんですよ。アオイちゃん推しの仲間なんですから。お揃いにしましょう」
「~~っっっぜ、ぜひぃ!」
はいはいはいはい、まぁこうなる事は想定内だったわ。いちいち「お揃い」とかダルイ言い方してくるところが、さすが童貞って感じだが、これも「接待」の一つだ。仕方ない。
つーか、その為に、わざわざ外を歩かなくていいように駅ナカの店で買ったんだからな。
「アオイさんとお揃いで葵ちゃんの推しカラーグッズ持てるの……嬉しいなぁ」
「俺もですよ」
嬉しいワケねぇだろ。あぁ、ダル!!!
◇◆◇
とりあえず、ここまでは順調。
「タローさん、ケーキ美味しいですね」
「はい、イチゴのケーキなんて誕生日みたいです」
俺とタローさんは食後のデザートのケーキを食べながらゆったりとした時間を過ごしていた。店の雰囲気と、俺のアオイちゃん推しカラースマホケースが効いたのか、タローさんは終始饒舌も饒舌だった。普段のオロオロとした姿など、今やどこにも見当たらない。
好きなモノを語らせたらともかく口数が増える。絵に描いたような童貞オタクだ。
「今回の総集編は、アニメの時と楽曲が変ってるらしいです。映画初お披露目らしくて、動画サイトにも曲は上がってなかったので、すっっごい楽しみなんですよ」
「へぇ、そうなんですね。だったら、ライブの場面は感動しちゃうだろうなぁ」
「ですね!」
ただ、このまま普通に食べ終わると映画まで微妙な時間が余る。その場合、どう時間を潰すか。そういう空白の時間を、駅ナカでフラッとするなんて事は、タローさんには出来ない芸当だ。
だとすると、隙間時間の過ごし方は少し考える必要がある。
「っはぁ、おいしかったぁ。もうお腹いっぱい」
「ですね」
タローさんが満足気に食後の珈琲に口をつける。もうすぐ、飲み物も全部飲み終わるだろう。出来れば「接待」と「実益」を兼ねるような時間の過ごし方が出来れば……それが一番だ。
俺は飲んでいたアイスコーヒーのグラスを置くと、サラリとタローさんに尋ねた。
「タローさん、今日はちゃんと日焼け止めは塗りました?」
「は、はい!塗ってます!アオイさんが紹介してくれた、うりさ、ありな……を、使ってます!」
タローさんは「言われた通りにちゃんとやってますよ!」と、少しばかり得意げな顔で言ってのける。毎日必ず外出時は塗るようにと言っていた事を、きちんと実践しているらしい。
まぁ、たったそれだけの事で得意気な顔をされても困るのだが、ここはきちんと褒めてやるしかないだろう。
なにせ客は褒めて手綱を握るのが基本だ。
「タローさん、ちゃんと俺の言った事を覚えててくれて嬉しいです。脱毛に日焼けは大敵ですからね」
「へへ」
しかし、これでは終わらない。微笑むタローさんに、俺は畳みかけるように問いかけた。
「日焼け止め、持って来てますか?」
「あ、え?」
「タローさん?日焼け止めは一度塗っただけじゃダメなんですよ?ちゃんと塗り直さないと」
「で、でも。今日は映画だからいいかなって」
「室内でも日焼けはするんですよ?」
机の上に置かれた半袖から伸びるタローさんの腕に、俺は手を伸ばした。もうだいぶ脱毛が進んでいるせいで腕には殆ど毛はない。
「ほら、ここに来るまでに汗かいたでしょ」
「っあ、えと」
タローさんの腕にスルリと指を這わせる。その瞬間、タローさんの頬に赤みが差した。
「日焼け止めは定期的に塗り直さないと。食事が終わったら、塗り直しましょ」
「あ、でも……日焼け止め、持ってきて、なくて」
はいはいはいはい、知ってるよ。
アンタの事を、俺は全部知ってる。分かってる。
「俺の、貸しますよ」
なにせ、俺の客の事だ。先の先まで読んで、すぐにフォロー出来るように準備してるに決まってんだろうが。
「で、でも……」
「同じの使ってるんですから。大丈夫ですよ」
ね、タローさん?
食事と映画の隙間時間。俺は陰キャでコミュ障な童貞ヲタを相手に日焼け止めの世話までしやらなきゃならない。
あぁ、めんどくせぇな。ほんと。
◇◆◇
「あ、あの。アオイさん。俺、日焼け止めは……自分で塗れますよ?」
「ダメ、タローさん。絶対テキトーに塗るでしょ」
「……う」
「施術の一環だと思って、気楽にしててください」
今時の商業施設のトイレは、基本的にどこも綺麗だ。個室もゆったり取ってある。男二人が入っても狭さはあまり感じない。ありがたい事である。
ただ、一つ問題があるとすれば――。
「あのラストヤバかったなー」
「いや、マジで泣いたわ」
人の出入りが多いという事だ。特に、映画館のすぐ近くのトイレともなれば、定期的に人が来る。
扉を一枚隔てた向こう側に感じる他人の気配に、タローさんは酷く落ち着かない様子だ。そんな彼を無視し、俺は自分の掌に日焼け止めを出していく。乳白色のソレは保湿効果も高い、しっとりとしたタイプだ。
「さ、タローさん。腕を出してください」
「は、はい」
蓋をした便器の上に腰かけたタローさんが、おずおずと俺に手を差し出す。俺は日焼け止めを広げていない方の手でその腕を掴むと、もう片方の手でゆったりと手首から順に日焼け止めを塗っていった。
「ちゃんと、まんべんなく……こんな風に、塗り残しがないように」
「は、はい」
外に声が漏れないように、小声でタローさんの耳元で語り掛ける。わざと息を吹きかけるように喋れば、タローさんの耳はみるみるうちに赤くなっていった。冷房の利いたトイレなのに、タローさんの首筋に、一筋の汗が流れるのが見えた。
「っぅ、ん」
「そういえば、脇の毛は、もうあんまり生えてこなくなったんじゃないですか?」
「っぁ、は……い」
手首から少しずつ上にかけて掌と指を滑らせ、現在俺の指先は俺の買ったシャツの袖口の中、脇の下にまで及んでいた。しっとりと汗で濡れるそこは、もちろん日焼け止めなんて必要ない。
「うん、良い感じですね。毛穴も開いてないし」
「そ、ですか?」
「ええ。それに、今はもう生えてきても指で簡単に抜けちゃうんじゃないですか」
でも、脱毛のチェックの一環をかねているワケだし、別に不自然な事はない。片方の手でタローさんの腕を持ち上げると、裾から覗く白い脇のくぼみをソッと指でなぞった。
「っあの、あおいさ……」
「ん、なに?」
「……っく、すぐったい、です」
「あぁ、タローさんって脇の下は弱かったですね。ごめんなさい、でも反対の腕もありますから。もう少し我慢してくださいね」
俺はその後も、同じように反対の腕にもゆっくりと日焼け止めを塗っていった。指を這わせる度に、首筋を流れる汗。赤みの酷くなるうなじと耳たぶ。
片方の腕に日焼け止めを塗り終わった直後、指と指の隙間にも俺の指を絡めて日焼け止めを塗り込む。ピタリと重なった掌の向こうに、真っ赤に染まったタローさんの顔が見える。
もう、どこもかしこも真っ赤だ。
「タローさん、最後は首いきましょうか」
「あ、あの……首は自分で」
「ダメ。首が一番ムラが出やすいんですから」
「ぅ、はい」
再び掌の上に日焼け止めを取り出しながら、チラリとタローさんを見下ろす。そこには、先ほどまで緩やかに開いていた足がキュッと何かを隠すように閉じられていた。
あぁ、これだからセックスの経験が殆どない童貞ヲタは。ただ、日焼け止めを塗っただけで、勃起させてくるんだから堪らない。
「タローさん、シャツの前開けて」
「え、と」
「シャツに日焼け止めが付いたら困るじゃないですか。せっかくのアオイちゃんの推しカラーのシャツなんだし」
ね?と、笑顔で言ってやれば、タローさんは「そ、そうですね」とタローさんは何の疑いもなくシャツの前を開いていく。その流れで、日焼けしていない白い素肌とピンク色の胸の突起が露わになる。
「これくらいで、いいですか」
「はい、大丈夫ですよ」
この人、マジで大丈夫かよ。こんなに簡単にトイレの個室で服を脱ぐなんて。これだから、童貞は……いや、タローさんは。
「じゃ、塗りますね」
「は、はい」
先ほどか汗をかいていた首筋は、やはりしっとりとしていてベタついていた。首筋に顔を寄せると、嗅ぎ慣れたタローさんの匂いがいつもより濃く感じられる。視界の下方で、更にギュッと両足が強く閉じられるのが見えた。
「服から見える隙間ギリギリまで塗るので。ちょっとヒヤっとしますからね」
「っふ、ぅ」
便器に座るタローさんに体全体を寄せる。わざと膝を閉じられた足の間に捻じ込みつつ、指を鎖骨から下着の中へと滑らせた。
「あの映画、思ってたんと違ったわー」
「ソレな。なんか感動系かと思ってたのに、微妙な後味の悪さあったわ」
「俺は、アレはアレで好きだったけど」
入れ替わり立ち代わり、トイレには映画の感想を言いながら用を足しにくる客で溢れている。目の前では膝で勃起したペニスを刺激され、噛み締めた唇の端からか細い声を上げるタローさんの姿。
「っ!!~~んぅ」
体中真っ赤にしながら目を閉じ、奥歯を噛みしめて声を殺すタローさんに、俺は日焼け止めを纏わせた指先で、タローさんの胸の突起を愛撫する。その刺激に呼応するように、背中を逸らせ「っん、あおさん、あおいさん」と甘えた声で俺の名前を呼ぶ。
「……かわい」
もちろん、社交辞令。こう言っとくしかないだろ、ここは。
狭いトイレの個室で、むせかえるような性の匂いと互いの呼吸の暑さに、俺の背中にもジワリと汗が流れた――気がした。
あれほど必死に閉じられていたタローさんの両足は、今やダラリと開かれ自分から俺の膝にズボン越しに勃起するペニスを擦り付けている。
「んっ、ん、っぁ……っはぁ」
「っは、いいな。これ」
いつの間にか、映画開始まであと五分を切っていた。タローさんは未だにうるむ瞳で俺だけを見つめている。
もう映画の事は完全に忘れてるな、コレは。
「タローさん、終わりましたよ。さ、映画に行きましょうか」
「っは、っぁ、え?」
俺がパッと体を離した瞬間、タローさんの目が大きく見開かれた。
もう終わるの?ここで?嘘でしょ?と、そんなところだろうか。メガネを自身の熱で、微かに曇らせジッと俺を見つめる。
「早くしろよ、もうすぐ【好きピ】の総集編始まるぞ!」
「わかってるって!途中でトイレ行きたくなったら嫌だろ!」
外から聞こえてくる声に、タローさんが戸惑った表情を浮かべる。
あんなに楽しみにしていた映画の前なのに、今のタローさんの目は完全に葵ちゃんではなく、俺に期待する目を向けているのが愉快で仕方がなかった。
「あ、おいさ……あの」
でも、そんな期待されてもさすがにあと五分色々と厳しいだろう。せめて、最後までヤるならせめて後十分は欲しい。
「ねぇ、タローさんってさ」
「っぁ、っん……っひぁ」
俺は再びツンと立ちあがる胸の突起を指で弾くと、嬌声を漏らすタローさんの唇に舌を這わせながら問いかけた。
「CMって、見なきゃダメなタイプ?」
おわり
いや、絶対見るわ!!!
私だったら、今後一切アオイみたいな映画の事前のCMをおろそかに扱うようなヤツと映画などみらん!!!(どうどう)
が、タローはアオイに誘われたら何回も行くと思います^^にこり
この後、二人は十分で一回イった後、映画の後もしっかりホテルで致したと思います。
もうやっちゃえやっちゃえ!