風を切って歩け 番外編1

風を切って歩け 番外編1

あとがき

 皆様、読了お疲れ様でした。  番外編として気持ち軽い話を書こうと思ったら、書いているうちにガッツリ続編のようなモノになっていました。  しかも本編15万字を要しても、あんなBLとは言い難いような関係で終わった二人が、たった1万5千...
風を切って歩け 番外編1

10:SOS信号発信

「…………あ」  その男はパキリと型の良いスーツに身を包み、どこか厳しいスッとした表情で此方へ向かって歩いてきた。と、立ち居振る舞いも美しく、見目も整った相手に対して庄司が思い浮かべた相手は、何故か山戸 宮古であった。...
風を切って歩け 番外編1

9:赤坂からの引抜依頼

        〇  橘 庄司はソワついていた。  何にか。  まぁ、様々な変化の生じさせたあの目まぐるしい週末に、だ。  いや、しかし、だからと言って日常は何も変わらず、何でもない顔をしてやってくるものだ。...
風を切って歩け 番外編1

8:ポタポタボタボタ

「う」 「庄司……悲しいのか」  宮古のストレートな問いに、そう言えば宮古の前で泣くのは、これが初めてではなかったな、と思い出してしまった。あの時も、今と全く同じように宮古は庄司に尋ねてきたのだ。 --------庄司...
風を切って歩け 番外編1

7:アイツの涙を止めろ!

         〇 「はぁぁぁ、風呂から上がったら、宮古になんて言えば……はぁぁぁ」  庄司は他人の家の風呂という、なかなかにパーソナルな空間でソワソワしながら服を脱いでいた。 良く考えてみれば、自分のテリトリー...
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