第3章:立ち止まった生徒会長

第3章:立ち止まった生徒会長

※夢の中へ、夢の中へ

--------------------※夢の中へ。夢の中へ(野伏間 太一の夢の中での独白)薄れる意識の中。俺は自分の体が誰かによって優しく抱きしめられるのを感じた。それは暖かかった。優しかった。力強かった。だから俺は自然とその体に自分の全...
第3章:立ち止まった生徒会長

第36話:立ち止まって、見渡して

役員は、いつか去るんだ。怒られても、目をつけられても。気にすんな。世代交代は政治だけの現象じゃねぇんだから。『まぁ、そんな俺もいつかは居なくなるんだけどな』そう言って笑ったのは、俺だった。------------第36話:立ち止まって、見渡...
第3章:立ち止まった生徒会長

第35話:問題進行中

-------------第35話:問題進行中-------------「このバカ共がっ!」「ったぁぁぁ!!」「……っつぅ」ガツン。ガツン。俺は自分の頭の上に落とされた重い衝撃に思わず叫び声をあげた。隣では俺と同じように頭に落とされた拳によ...
第3章:立ち止まった生徒会長

第34話:問題発生

------------第34話:問題発生------------「型紙をサイズに合わせて補正するのが一番難しそうだな」「ほほぉ、へぇぇ」「そうですね。だから、その作業だけは俺達被服部が中心になってやるという事で」「それは有難い。助かる」制...
第3章:立ち止まった生徒会長

第33話:不機嫌な彼ら

-------------第33話:不機嫌な彼ら-------------魔王様が……いや。秋田壮介が困っている。ちょっと、いや。かなり面白い。「いや、ちょっと待ってくれ。俺は針仕事など出来ないぞ。材料はこちらで揃える。だから、被服部に……...