第6章:宣言した生徒会長

第6章:宣言した生徒会長

「俺はここに宣言する」というお話

「俺はここに宣言する」というお話「俺はここに宣言する」という小説は私が大学3年生の頃から社会人1年目にかけての、約2年の間に書いたお話です。私の文章力のなさと、終盤やたらと更新が止まってしまった事も相成り、矛盾点やら意味不明な点やらわんさか...
第6章:宣言した生徒会長

後書き

【俺はここに宣言する】最後まで読んでいただき、ありがとうございました。これは、【米騒動】に載せた、初の完結した長編作品です。主人公が背伸びをしながら壁にぶつかって、どうしようもなくなって、けど誰にどう頼ってよいかわからずもがきながら駆け抜け...
第6章:宣言した生徒会長

エピロ・プロローグ:新谷 楽

死にたくなかったなぁ。そう、目をつぶった俺の前に現れた新たな人生。俺は振り返りたくなるのを必死でこらえた。帰りたい場所が背中の向こうに広がっている。会いたい人達が居る背中の向こう。けれど、俺は前にしか進めなかった。だから、泣きたくなるのを堪...
第6章:宣言した生徒会長

エピローグ:野伏間 太一

【エピローグ・野伏間 太一】10年程前のある秋の日。城嶋学園に一つの“終わり”がやってきた。『……………』積み上げられたダンボール。脇に寄せられた使いこまれたティーカップやマグカップ。そして、名前の抜き取られた机上のネームプレート。毎日、毎...
第6章:宣言した生徒会長

エピローグ:白木原 了

【エピローグ・白木原 了】『おい、どけ』『あ?』10年程前、城嶋学園には白木原了という、とても怠惰でやる気のない運送屋が居た。了というその男は三十路を過ぎてからも独り身のまま、毎日ふらふらと城嶋学園へと出荷される荷物を運んでいた。そんな彼の...