転生してみたものの 番外編2

転生してみたものの 番外編2

12:理由

(おまけ的な) --------- 「そう言えばさ、お前、何であんなにイチローの父ちゃんから目の敵にされてんだよ」 俺は一郎にひとしきり抱きついた後、一郎から降ってきた疑問に抱きついていた体を離して顔を上げた。 にも...
転生してみたものの 番外編2

11:先生と

--------- 「なぁ、敬太郎。……鼻、大丈夫か?」 手洗い場で鼻をすすぐ俺の隣で、タオルを持った一郎が、どこか気まずそうな声で俺に話しかけてきた。 「んー、別に。ちょっと打っただけだから」 そんな一郎に、俺は何でもない風に言葉...
転生してみたものの 番外編2

10:いくつになっても

------- 現在、授業時間は4時間目。 父親参観の最後のプログラム、体育の時間。 その中で、俺は例の如く、あまり良くない運動神経を遺憾なく発揮して、 「覚悟しろー!!敬太郎!!」 「ふごっ!」 ボールを顔...
転生してみたものの 番外編2

9:息子

□■□■□ 『お父さん!俺は、お父さんの子供だよ!』 そう、必死に叫ぶ敬太郎に、圭はいつの間にか自分が笑っている事に気付いた。 なんだろう、この気持ちは。 なんだろう、この暖かい感情は。 今、胸に広がるこの...
転生してみたものの 番外編2

8:記憶

俺は一番後ろから聞こえてきた、まさかという言葉の数々に背中に嫌な汗が流れるのを感じた。 イチローの父親、志郎はいつもイチロー同様、突拍子のない人だった。 しかし、それがまさか、こんな授業参観の日まで遺憾無く発揮されるとは。 俺...
タイトルとURLをコピーしました