転生してみたものの 番外編3

転生してみたものの 番外編3

4:あの頃の顔

「え?」 「……」 「お、おい」  じょじょに近づいていた俺達の体は、今やはっきりと互いの体がピタリとくっつく程に近くなっていた。否、近いというより既に重なっていた。  だから分かった。  だから気付いてしまった。 ...
転生してみたものの 番外編3

3:雄の顔

「あの、えっと。今日は、あの子も居るし、邪魔したらいけないから、帰る。ほら、プリントだけ、やるから」 「だからっ!どっから聞いてたんだっつってんだよ!?」  しかし、一向に止まない一郎からの追求。 それなのに、更に真っ赤になっ...
転生してみたものの 番外編3

2:怖い顔

「おいっ!テメェなに逃げてんだよっ!?」 「うわっ!」  突然、俺の右腕が勢いよく掴まれた。 ------敬太郎!お前がおっせーから迎えに来てやったぞ!  そう、俺の耳元で、懐かしい声が聞こえた気がした。  そして...
転生してみたものの 番外編3

1:知らない顔

◇◆◇◆◇  小学生の頃から一緒だからと言って、何でも知ってる訳じゃない。  むしろ、子供の頃に仲が良かったが故に“大人”になった自分を見せる事が出来ないなんて、よくある話だ。  そう、一郎は俺に見せない顔がたくさんある。...
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