忘れられない記憶より、愛を込めて 番外編1

忘れられない記憶より、愛を込めて 番外編1

8:またやって来た!

「え?」 こんな時間に誰だろう。 ヤスキはとっさにそう思ったが、その考えは次の瞬間消え失せた。 ピンポンピンポンピンポンピンポン。 デジャビュ。 ヤスキは先程の夢の中に出てきた光景を現実で追体験しているような感...
忘れられない記憶より、愛を込めて 番外編1

7:目覚め

-------- ------------- ------------------ 次の瞬間、野澤ヤスキの意識は朦朧とする中で確かに覚醒していた。 体が、頭が、焼けるように熱い。 呼吸一つが苦しく、一体今自分がどこで何をし...
忘れられない記憶より、愛を込めて 番外編1

6:強制送還

『う、おお』 あれよあれよと言う間に体全体を大人の防寒具に身に纏わされた拓道は、自分の体から微かに薫るヤスキの匂いに、静かに興奮した。 そんな拓道の興奮を余所に、拓道にランドセルを背負わせると、拓道の手を引き己の家から出た。 ...
忘れられない記憶より、愛を込めて 番外編1

5:驚愕

ヤスキは突然目の前に現れた、見慣れた元気の塊に目を瞬かせた。 あぁ、自分はとうとう幻覚を見てしまう程頭がやられてしまったのか。 そう、少しだけ現実逃避をしようとした。 しかし、それは叶わなかった。 『ヤスキせんせー!イン...
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4:会いに行く

------- ----------- --- --------------- そこからの拓道の行動は早かった。 素足に靴を履いたまま、ランドセルを背負い、彼は母親が密かに彼に渡していた非常用のお金の入ったランドセルの底に...
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