前書き(元になったお喋り)

 

次頁から始まるお話は、先日Twitterでお喋りをさせた此方が元ネタになっております。

一応掲載しておきますね。

 


 

 

 

 

—-中学時代(前世)

 

一郎『おーい、敬太郎。来たぞー』

ドンドンドン!バン!

 

シン

 

一郎『アイツ、どこ行ったんだ?まぁいいか。漫画でも読んで待つか……何か新しい漫画はねぇかなっと』

 

ピタ

 

一郎『なんだコレ。見ねぇ表紙だな。少女漫画か?…いや、どっちも男か』

 

パラ

 

一郎『ん???』

 

一郎『は?コイツら何で幼馴染で男同士でキスなんかしてんだよ……』

 

パラ、パラ

 

一郎『っ!?えっ、おいおい!?はっ!?ちょっ!ケツにっ…てか、エロ過ぎだろ!は?』

 

パラ、パラ、パラ、パラ

 

一郎『…すげ。男同士って、キモチ良いの、か?てか、なんで、敬太郎がこんなモン持ってんだよ』

 

 

一郎『アイツ、もしかして…』

 

ガラガラっ!トントントン!

 

一郎『っ!(っは?何で俺がコレをバックに隠してんだよ!?)』

敬太郎『ごめんっ、一郎!回覧板まわしてた!』

一郎『そ、そっか』

敬太郎『どうした?なんか顔が赤いぞ?風邪か?』

ピタ

一郎『!!(ヤベェ)』

敬太郎『わからん!』

 

 

一郎『かっ、帰る!』

敬太郎『え?勉強は?』

一郎『帰るっつってんだよ!離れろ!キモい!』

敬太郎『っひ(こ、こえぇぇっ)』

一郎『…また来る』

敬太郎『…う、うん(あ、来るんだ)』

 

どんどんどん

 

敬太郎『(なに、怒ってんだ?)あれ?美術部の子が貸してくれた漫画どこいった?あれ?』