番外編1:別垢フォローは浮気に入る?(茂木×大豆)
※会話文のみ
茂木「……(あ、更新されてる)」
大豆「あ」チラ
茂木「っ!(大豆先輩にフォロー用の別アカ見られた!)」バッ!
大豆「あ、ごめん。見るつもりなかったんだけど、ちょっと目に入っちゃって」
茂木「いえ。コッチはあまり使用しないアカウントで。普段は一切見ないと言っても過言ではなく」おろ
大豆「SNSって、いくつもアカウントが作れるもんね」
茂木「いえ!俺が普段使うのは豆乳さんと繋がってる、あのアカウントだけなので!あ、もう消しましょうね!このアカウントは!俺には豆乳さんのサイトさえあれば問題ありませんので!(見られた見られた俺は貴方しか居ない貴方しかいないのに!)」
大豆「えっ!もったいないよ!何で消すの!?たくさん有名な作家さんをフォローしてるのに!」
茂木「あ゛ーー!違う!違うんです!弁解させてくださいっ!俺の神は豆乳さんだけです!唯一神です!」
野田「ん?豆乳?神?」
大豆「茂木君!やめて!その名前を大声で言わないで!こっち来て!」ぐい
ロッカールーム
茂木「すみません。取り乱しました」
大豆「あの?大丈夫?お茶買って来ようか?」
茂木「大丈夫です。水筒がありますので……あの俺がコメントをするのは、と……大豆先輩だけです。なので、消しても何ら問題はありません」必死
大豆「よく分からないけど、消さなくて良いと思うよ?」
大豆「勝手に見て、ごめんね。ちらっと見せてもらったら、俺も読んでる人達ばっかりだったから……思わず」
茂木「え?大豆先輩も読まれてるんですか?」
大豆「うん、投稿サイトのアカウントもあるよ」
茂木「は!?小説を投稿されてるんですか!?」ガバッ
大豆「え、しないよ!読んでるだけ」
茂木「ROM専ですか……本当に?」
大豆「本当だよ!だって、投稿して順位が付いたりするの、何か怖いし。どうせ、誰も読んでくれないだろうから」
茂木「とう…大豆先輩に限ってそんな事は…(いや、投稿されて俺以外がファンに付いたりしたら業腹だからな。このままでいい)そうですね」
大豆「でしょう?だから、読むのに使ってる。さっき茂木君が見てた人も、俺好きだよ。コメントもした事があるんだ」
茂木「えっ!?大豆先輩!コメントされるんですか!?」
大豆「うん。するよ。返事貰えるの嬉しいよね」
茂木「……そうですね(今晩、アカウントを特定しよう)」
—-夜
茂木(大豆先輩の事だ。アカウント名の使い分けしないだろうと思ったら…… 豆乳と誕生日でアカウント作って。危機感のない人だ。変な奴に見つかったらどうするんだ)
じっ
茂木(コメントの履歴を……よし。誰にコメントをしてるのか。全部チェックしないと)
茂木(いくら読者としても、あんな熱量で他人にコメントなんかされたら、嫉妬せざるを得ない)
カタカタタ
茂木「あった……なになに?」
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好きです!
投稿者:tounyu0312
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茂木「……ほう。他には」
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凄く萌えました!
投稿者:tounyu0312
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茂木「……うん」
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最高でした!
投稿者:tounyu0312
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大好きです!
投稿者:tounyu0312
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すき!
投稿者:tounyu0312
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茂木「思ったより、アッサリしている……が」
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一番好きです!
投稿者:tounyu0312
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茂木「これはこれで……腹が立つのは何故だ」
コメントは長けりゃいいってもんじゃないんだよ。茂木君(自戒)
豆乳以外の作家をフォローしているアカウントを見られて焦る茂木。浮気してるのがバレたみたいな気持ちになってる。
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仕事の勉強になるます!応援してます!
投稿者:tounyu0312
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茂木「【営業課社畜の異世界顧客リスト~限界集落!ドワーフの建築技術を世界に売り込め~】……豆乳さん、BL以外も読むのか。しかも、この短い文章で……誤字。しかも、仕事の勉強に……なるのか?」