ヨハン「~♪」とん、とん、たーん!
カルド(何の音だ?)フイ
ヨハン「~♪」とん、とん、ターン!くるり!
カルド「ふむ、いいね!ヨハン!」
ヨハン「っっっ!!」バッ
カルド「たまに私の研究室にも、近くで鼻歌を歌う輩が居てだな」にこり!
ヨハン「~~っ!っ!」真っ赤!
カルド「ソイツの鼻歌は、とんでもなく不愉快で鬱陶しく、私の思考を阻害するだけの悪でしかなかった為、部屋から叩き出したのだが…君の鼻歌はとても素晴らしい!」
ヨハン「~っ!」フルフル!
カルド「どうして!君のメロディはとても素晴らしかった。聞こえないだろうって!いいや、聞こえたさ!」
ヨハン「~~!!」フルフル!真っ赤!
カルド「あれは朝露の滴る音か、静寂の森を滑空する鳥の羽音か、あぁっ!もしくは新緑の季節のそよ風のようだった!ともかく永遠に聞いていたい無音の調べさ!あれは、きっと私に素晴らしいアイディアを貰たしてくれるに違いない!さぁ、ヨハン!」
カルド「歌ってくれ!私の為に!さぁ!可愛らしい鳥の羽音か!素晴らしい朝露の滴りか、優しい新緑の風音か!さぁ、さぁっ……何故逃げる!歌ってくれよ!」
ヨハン「っっっ!」フルフル!タタタ!
長男「……はぁっ、うるさいなぁ」
子供もウンザリのバカップル!