in沖縄支部(会議中)
三久地「……」
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じる
7月22日(★5)
とても、幸せになれた。
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ジル「まったく、少し数字が良くなった瞬間に気を抜くなんて……そんなんだからいつまでたっても目標値にたどり着かないんだ!」
沖縄社員「気なんて抜いてませ…」
ジル「抜いてる!でなければ、どうして訪問数が下落しているんだ!」
ガミガミ!
三久地「……」すん
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じる
7月27日(★5)
思いもよらない幸福を手に入れた。意表を突かれつつも、本来の望みを知る事が出来た。もう一度やりたい。
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ジル「分かってないのか!ここで手を緩めたらこれまでの分母対策が水の泡なんだぞ!」
沖縄社員「…でっ、でも。それは郵送対策に人手が」
ジル「人手のせいにするな!その場合やり方を見直せ!」
ガミガミ!
三久地「……」すん
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じる
7月28日(★5)
少し昔を思い出した。初めて見る相手の姿に、久しぶりにこういうのも悪くないと思えた。本音で話すのは大事だと思った。
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ジル「ここから分子を攻めてやっと四半期目標を達成するんだぞ!」
沖縄社員「それは分かっていますが!」
ジル「分かっているならやれ!他のスタッフにも現状を把握させて現在がいかに重要な地点であるかの再認識を…!」
ガミガミ!
三久地「……」すん
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じる
7月29日(★5)
いつの間にかやってしまっていた。もっと意識を集中させてやりたかった。再度希望。
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ジル「いいか!?むしろ、本番はこれからなんだ!物事には何でも旬がある!今がまさにその時なんだよ!」
沖縄社員「そんな事を言ったって、スタッフのライフワークバランスも考えてやらないと!」
ガミガミ!
三久地「……」すん
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じる
8月5日(★5)
初めてこういった遊技場の場による体験をしたが、なかなか興味深く、趣深かった。次回利用するときは支払いについてなど考えなければならない。
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ジル「ライフワークバランス?義務を果たしてから権利を主張しろ!そもそもそんなモノを求めて……」
三久地「城さん、ちょっといいですか?」スッ
沖縄社員「っ!(や、やっと、三久地さんが手を挙げてくださった……!)」
三久地が手を挙げた瞬間、スタッフが救いの女神が現れたような目で三久地を見たよ!
ジル「……なんですか。三久地先輩」
三久地「もう会議の時間から大分過ぎています。冗長な会議程無駄なものはありません。目標値の確認は終わりましたし、それぞれ社員にも業務があります。一旦解散すべきです」ぴしゃり!
沖縄社員「っ!(あれ、三久地さん……いつもと違って……なんか怒ってる?)」
ジル「わ、わかりました。確かにその通りなので、一旦今日の会議はこれで……次回の会議については」
三久地「次回の会議については、今回の議事録と一緒に俺が皆さんに一斉メールをします。それでは会議は以上ですね?はい、終わりです。みなさん、お疲れ様でした」ガタン!
ジル「……!?」
沖縄社員全員が明らかにいつもと違う三久地に目を剥いてるよ!そんな中、三久地はジルの隣まで無表情で歩いて行ったよ!
三久地「……城さん、ちょっとお話があります。いいですか?」
ジル「は、はい」びく
沖縄社員(あのジョーがビビッてる……)
三久地「じゃあ、ちょっと休憩室に」
ジル「……は、い」
三久地はジルを引っ張って行ったよ!
沖縄社員「……」
その後、休憩室から聞こえてきた三久地の珍しい怒鳴り声と、その後一日中狼狽していたジルの姿に、社内では三久地への認識が変わった。
沖縄社員「三久地さん、優しいけど怒らせたらジョー以上にヤバイらしいぞ」
沖縄社員「本部でもジョーさんより立場は上だったらしい」
沖縄社員「三久地さんだけは絶対に怒らすなよ」
ちなみに、三久地が怒っていた理由は……
三久地「なんですか!?あのレビューはっ!久々に占いのレビューをチェックしてみたら!あそこは占いの評価を書くところであって、前日したセッ〇クスの感想を述べるところではないんです!?何を考えてるんですか!即刻消してください!」
ジル「で、でも。三久地先輩に対する評価は常に最高値であることを示したくて……」おろおろ
三久地「社会人ならTPOを考えてください!それに何ですか!?恋人との情事を評価するって!?どこ目線だ!?何と比べて評価してる!?」ぐわっ!!!
ジル「そっ、そんなつもりは……」おろ
三久地「言い訳するならもうシません!サヨウナラ!」バタバタ
ジル「っっっ!け、消します!もう書きません!なので、あの……ごめんなさいっ!」バタバタ
ジル、この後。即レビューを消して三久地にホテルで土下座で謝るも、しばらくプレイリストは消化出来ず。三久地は沖縄のスタッフから裏ボスと呼ばれ始めるよ!!
※上からジル君のプレイリスト順のジルの情事への感想です。