番外編8:イーサもいつでも甘えたい!(イーサ×サトシ)

—-夢電話中

 

イーサ『サトシッ!!』ダダダ!

 

 

サトシ『うおっ!』

イーサ『サトシ!優しくしろ!今日はずっと、ずっと会議に参加させられて大変だった!』

サトシ『……あいあい、よしよし』

 

イーサ『ああああ!足りない足りない!もっと、もっとよく労え!』

サトシ(今日も癇癪が酷いなぁ)

イーサ『ずーっと、耳元でマティックが小言ばかり言うから、イーサの耳はずっとヒクヒクして気持ち悪いんだ。もぞもぞする……王様なんて辞めてやる!』

 

サトシ『そんな事言うなよ(イーサならマジで辞めそうで怖い)』

イーサ『サトシがイーサを心の底からよしよしして労わないと辞めるかもしれないぞ!』

サトシ『……あー、耳がもぞもぞするなら耳かきでもしてやろうか?(金弥も耳かき好きだし』

 

イーサ『耳かき?』

サトシ『耳かき知らないか……先の丸くなった棒で耳の中の汚れを取るんだ』

イーサ『……サトシがしてくれるなら何でもいい、しろ!』

サトシ『でも、耳かきがねぇからな』

 

イーサ『道具は思い浮かべたら出てくる!早くしろ!』

サトシ『そうだった(夢の世界って便利だよなぁ)』

 

 

サトシは耳かきを想像して手に出したよ!

 

イーサ『……ほほう』じっ

サトシ『ほら、イーサ。俺の膝の上に頭を置け』

イーサ『頭を……?』

サトシ『そう、ほら。早く来い』ポンポン

 

 

サトシは自分の膝をポンポンしたよ!

イーサは恐る恐るサトシの膝の上に頭を置いた!

 

 

イーサ『……(サトシが近い)』

サトシ『じゃあ始めるからな。動くなよ』

イーサ『ん(サトシの匂いがする)』

サトシ(あーー。なんか、エルフの耳……めちゃ尖っててやりにくいな)

 

 

サトシが慣れない手つきでイーサに耳かきをした!

 

 

イーサ『……サトシ』

サトシ『ん?痛かったか?』ピタ

イーサ『止めるな。これは素晴らしい(サトシが近い、耳がもぞもぞして気持ちがいい)」

 

サトシ『なら、良かった。明日も王様頑張れそうか?』

イーサ『明日もイーサの耳をサトシがよしよししてくれるなら頑張れる』

サトシ『あいあい』

イーサ『ふふ、ふふふ』

 

サトシ(めちゃくちゃ機嫌直ってる。良かった……けど!!!)

イーサ『はぁ…(これは、えもゆわれぬ気持ち良さだ)』もぞもぞ

サトシ(なんで、耳かきで勃起してんだよ……!?)

 

 

イーサ、初めての耳かきに快感を覚える!

夢電話の中は、想像したモノが一瞬で出てくる便利世界だよ!(ご都合主義ってやつ!)