—-夢電話中
イーサ『サトシッ!!』ダダダ!
サトシ『うおっ!』
イーサ『サトシ!優しくしろ!今日はずっと、ずっと会議に参加させられて大変だった!』
サトシ『……あいあい、よしよし』
イーサ『ああああ!足りない足りない!もっと、もっとよく労え!』
サトシ(今日も癇癪が酷いなぁ)
イーサ『ずーっと、耳元でマティックが小言ばかり言うから、イーサの耳はずっとヒクヒクして気持ち悪いんだ。もぞもぞする……王様なんて辞めてやる!』
サトシ『そんな事言うなよ(イーサならマジで辞めそうで怖い)』
イーサ『サトシがイーサを心の底からよしよしして労わないと辞めるかもしれないぞ!』
サトシ『……あー、耳がもぞもぞするなら耳かきでもしてやろうか?(金弥も耳かき好きだし』
イーサ『耳かき?』
サトシ『耳かき知らないか……先の丸くなった棒で耳の中の汚れを取るんだ』
イーサ『……サトシがしてくれるなら何でもいい、しろ!』
サトシ『でも、耳かきがねぇからな』
イーサ『道具は思い浮かべたら出てくる!早くしろ!』
サトシ『そうだった(夢の世界って便利だよなぁ)』
サトシは耳かきを想像して手に出したよ!
イーサ『……ほほう』じっ
サトシ『ほら、イーサ。俺の膝の上に頭を置け』
イーサ『頭を……?』
サトシ『そう、ほら。早く来い』ポンポン
サトシは自分の膝をポンポンしたよ!
イーサは恐る恐るサトシの膝の上に頭を置いた!
イーサ『……(サトシが近い)』
サトシ『じゃあ始めるからな。動くなよ』
イーサ『ん(サトシの匂いがする)』
サトシ(あーー。なんか、エルフの耳……めちゃ尖っててやりにくいな)
サトシが慣れない手つきでイーサに耳かきをした!
イーサ『……サトシ』
サトシ『ん?痛かったか?』ピタ
イーサ『止めるな。これは素晴らしい(サトシが近い、耳がもぞもぞして気持ちがいい)」
サトシ『なら、良かった。明日も王様頑張れそうか?』
イーサ『明日もイーサの耳をサトシがよしよししてくれるなら頑張れる』
サトシ『あいあい』
イーサ『ふふ、ふふふ』
サトシ(めちゃくちゃ機嫌直ってる。良かった……けど!!!)
イーサ『はぁ…(これは、えもゆわれぬ気持ち良さだ)』もぞもぞ
サトシ(なんで、耳かきで勃起してんだよ……!?)
イーサ、初めての耳かきに快感を覚える!
夢電話の中は、想像したモノが一瞬で出てくる便利世界だよ!(ご都合主義ってやつ!)