ランキング1位の小説家に推されている! 5:なぜ、好きなものほど隠したくなるのか 芹沢鴻(せりざわこう)。十六歳。 それが、大人気Web小説作家「余生」先生の本名だった。 通信制の高校に籍はあるみたいだが、彼が〝高校生〟らしい事をしている様子は殆どみられない。 どうやら中学の頃から不登校だったらしく、そのままずるずると社... 2025.06.01 ランキング1位の小説家に推されている!
ランキング1位の小説家に推されている! 4:なぜ、好きなモノを語ろうとすると語彙が消えるのか 「っ!」 少しずつ姿を現してくるその人に、俺は思わず息を呑んだ。 長めの前髪が顔にかかり、耳には大きなヘッドホン。全身を黒で統一した、だぼだぼの服。ひょろりとした体型で、歩くたびに布が揺れて、まるで影がそのまま歩いているみたいだった。 そし... 2025.06.01 ランキング1位の小説家に推されている!
ランキング1位の小説家に推されている! 3:好きなものになりたくて、人生拗れていく 「大学の入学式って案外アッサリしてるなぁ」 入学式を終えた俺は、重厚な講堂の扉をくぐって外へ出た。 講堂前の広場には、新入生たちがわらわらと集まっている。 あちこちから聞こえてくるのは、初対面同士のぎこちない会話。どこか緊張を孕んだそのやり... 2025.06.01 ランキング1位の小説家に推されている!
ランキング1位の小説家に推されている! 2:あなたの知らない「投稿サイト」の世界 俺は帰宅してすぐ、スマホで彼の名前を検索した。【余生 小説】 余生という名前のせいか、最初は純文学の本の情報ばかりが表示された。 それでも、「ネットで小説がたくさん掲載されているところ」というマスターのヒントのおかげで、わりとすぐに目的のサ... 2025.06.01 ランキング1位の小説家に推されている!
ランキング1位の小説家に推されている! 1:十代の頃、勢いで付けたペンネーム。あとから後悔しがち 一体なぜ、ランキングは中堅以下、コメント欄では毎回読者からブッ叩かれている俺が、ランキングトップの「余生」先生と面識があるのか。 その理由は、一年前の〝あの日〟まで遡る。◇◆◇「……あっつ」 高校三年生の夏、俺はとある大学のオープンキャンパ... 2025.06.01 ランキング1位の小説家に推されている!