運命と番わなくても死なない 9:手つなぎ占い?? ----------------------「……っ!」「起きたか」 ガクリ。 その瞬間、俺は頭の重みで首を微かに倒しかけた。どうやら、俺は寝てしまっていたらしい。しかし、目隠しをしているせいで目覚めても視界に光が入り込む事は無い。ただ、ブ... 2023.07.22 運命と番わなくても死なない
運命と番わなくても死なない 8:手を繋ぐ客 ------------------------ 占いの料金を一万円に値上げした。そのせいか、値上げした直後から、俺への客足は、それまでとは違ってゆったりとしたモノになっていた。『……コレ。丁度良いかも』 客足は減ったものの、その分料金を上... 2023.07.22 運命と番わなくても死なない
運命と番わなくても死なない 7:手つなぎさん 週末占い師、手つなぎさん。 今や、口コミが口コミを呼び、予約欄は朝から晩までギッシリ埋め尽くされていた。そんな中、俺は決意する。「よし。価格を上げて、予約人数を減らそう」 そうしなければ、ハッキリ言って休みが取れない。なにせ、平日は本業のサ... 2023.07.22 運命と番わなくても死なない
運命と番わなくても死なない 6:最初も最後も全部忘れた ◇◆◇ピピピピ、ピピピ。「っあ、もう……三十分経ったんだ」「……」 三十分後、占いは無事幕を閉じた。「はい、お疲れ様でした。もう手を離して大丈夫ですよ」「あ、はい。ありがとうございました」 一方からのみ、礼を述べる声が聞こえる。しかし、もち... 2023.07.22 運命と番わなくても死なない
運命と番わなくても死なない 5:手を繋がない客 俺が「占い師」の副業を初めて、半年が経った。「おぉ、明日は十二人も予約が入ってる。凄いなぁ」 そのうち、予約の枠もすぐに埋まるようになり、料金を少しずつ上げていっても、お客さんが途切れる事は無くなった。「ねぇ、手つなぎさんって知ってる?」「... 2023.07.22 運命と番わなくても死なない