番外編27:十勝【慇懃無礼ですがなにか?(著:とうにゅう)】読了!

 

 

 

十勝「……っふー。やっと読み終わった。つ、疲れた。ネット小説一つ読むのに、こんなに疲れるなんて」

 

 

【十勝君が疲れ果ててる理由!】

十勝は「慇懃無礼」を読みながら、大豆と茂木のオフィスR18場面が、何度も脳裏に過って、その度に手が止まったよ。手を止めて何をしていたかというと……自分を慰めたりしていたんだよ!

 

 

十勝「……俺も、色々と見てきたつもりだが、この話……死ぬ程マニアック過ぎないか?作者は本当に女性なのか?」

 

【注意!】

十勝は最近BLを嗜み始めたので、腐女子の「癖」というモノのマニアックさを毛程も理解してないよ!

 

 

十勝「しかも、気になるのは……」

 

 

空調室の隣にある第4倉庫。その部屋は日中は誰も近寄る事はない。そこで二人は向かい合うと…

 

十勝「この小説の舞台となる会社の情景描写だ。空調室の隣にある第4倉庫……これは、どう考えてもウチの会社の間取り……他にも給湯室の場所から休憩室の内部に至るまで、被る点が多い。しかも、」

 

—-大豆先輩、行きましょうか。

—-う、うん。わかった。

 

十勝「あの第4倉庫は、茂木さんと大豆が一緒に……っう!」

 

※十勝は「あの日」をフラッシュバックしたよ!

 

十勝「やめろ、もうあの日の事は考えるなっ。まったく、なんなんだ。この小説は……まるで現実世界の出来事をそのまま書いたようじゃないか」

 

 

※十勝は改めて【慇懃無礼ですが、なにか?】をスマホで読んでみたよ!

 

 

十勝「ん、待てよ?これは、もしかして……あの職場の“誰か”が書いたモノなんじゃないか?」

 

——喉の奥に、精液のひっかかる感覚がする。でも、俺はそれを、難なく味わうように飲み下した。大好きな彼の味が、鼻の奥からツンと香る。

 

十勝「ただ、こんなド変態みたいな文章を女の子が書けるワケがないっ。だとすれば……!」

 

茂木『大豆先輩は、本当にゴックンが上手ですね?』ニヤ

—-俺に言う事を聞いて欲しいなら……コレ、しゃぶって下さいよ。

 

十勝「茂木さんだ……この“とうにゅう”って作者は、茂木さんだったんだ!だから、大豆とBLのイベントに居たんだ!」

 

ーーーはい、口を開けて下さい?大豆先輩。

 

十勝「大豆に見ているの時の、あの目。あれは完全に変態の目だ。だとすれば、これまでの全てに合点が行く」

 

ーーー茂木くーん!

 

十勝「この作品【慇懃無礼ですが何か】は、自分と大豆をモデルにしているんだ……だから、大豆はあんな行為を茂木さんと」

 

 

ーーーー大豆先輩、俺。やった事ない事は書けないんですよ。見たくないですか?小説の続き。

ーーーーうぅ。分かった。

 

 

十勝「小説の続きをダシに体を要求するなんて……どれだけ下衆なんだ」

※十勝、完全にBL脳の染まる。

 

 

十勝「茂木さん……いや、茂木。絶対に大豆をお前から守ってみせる。俺がお前より、大豆が夢中になれる小説を書けばいいんだ。俺は……やってみせる!」

 

ーーーーー

ーーー

 

in会社

 

十勝「…茂木さん、ちょっと良いですか?」

茂木「十勝さん…(コイツが俺に話しかけてくるなんて。何かあるな?)」

 

二人はコッソリ誰も居ないロッカーへ向かったよ!

 

十勝「…コレを見て下さい」スッ

 

十勝はスマホの画面を茂木に見せつけたよ!

 

 

茂木「そ、それは!」

十勝「【まろやか毎日】見つけるのに苦労しましたよ」

茂木「くっ(とうとう大豆先輩……いや、豆乳神まで行き着いたか。いつかはこうなると思っていたが、まさかこんなに早く)」

十勝「まったく…」

 

 

スタスタスタ

 

大豆(ふー、喉乾いたー。お茶お茶。……ん?茂木君と十勝?)チラ

 

 

十勝「【まろやか毎日】よくもまぁ、こんな凄まじく変態的な文章を、大量に書けるモノだ。人は見た目じゃ分かりませんね?」

茂木「っぐ(バレてる!そして、コイツ!絶対に【まろやか毎日】にハマっている!)」

※茂木にとって、変態は最高の褒め言葉

 

チラ

大豆「あ、ぁ(い、今、十勝…【まろやか毎日】って…)」あわあわ

 

 

十勝「茂木さん、俺は貴方を超えてみせますよ」

茂木「……なんだと?(俺から大豆先輩を奪うという宣戦布告か?)」

十勝「貴方を超えて、大豆を正しい道に戻してみせる。こんな変態小説に、俺は負けたりしない」

茂木「は?(ん?何を言っているんだ?)」

十勝「この変態が…!」

 

 

ばんっ!!

 

大豆「あ“ーーー!ごめんないっ!ごめんなさいっ!(変態っていわれた変態って言われた変態って言われた!)」

 

 

十勝「大豆っ!?」

茂木「大豆先輩!?」

 

大豆「こっ、公序、りょ、良俗にっ、反するっ!モノを…っ!よ、のなかに、はっしん…じで…。ごめん、なざいっ!」半泣き&真っ赤

 

十勝「は?何で、大豆が……ん?大豆、だいず……豆乳?っは!?まさか!」

茂木「まさか、お前…(大豆先輩が豆乳だと知ってたワケじゃないのか?いや、そんな事より今は……)」

 

大豆「お、俺、俺は…へ、へんたい(十勝にバレた十勝にバレた十勝にバレた)」赤面&戦慄!

 

十勝「おい、大豆?」

茂木「だ、大豆先輩?」

 

大豆「……け、消します」スンッ

 

十勝&茂木「は?」

 

大豆「こんな変態みたいな文章ばっかりの公序良俗に反するサイトは社会悪なので、消します。ごめんなさい。ゆるしてください」虚無

 

十勝「待て待てっ!ちょっと待て!(ウソだろ!?大豆が豆乳だったのか!?)」

茂木「神よ!お止めくださいっ!世界を消すのは…!神よっ!!」

 

大豆「おっ、俺は……変態でずっ、うぅっ」ボロボロ

 

大豆君は泣きながら蹲ったよ!

 

大豆「おれは、へんだい……へんだいでず」

 

十勝「っっ!!(あれを……あんな卑猥な文章を、大豆が、書いてっ!)」ムラッ

茂木「っっ!!(神が自らを変態と貶めて……堕天しかけているっ!)」ムラっ

 

 

大豆「【まろやか毎日】は本日をもって閉鎖致します…」

 

 

十勝&茂木、ムラりながらもちゃんと止めたよ!

さて、この後どうなるのかな!