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「しょうじっ、お前。スゲェ、いい。さいこう、すげぇ。まじでイイ。かわい」

「んっ、っふぅ」

 

 羞恥のせいではくはくと、薄く口を開いて必死に呼吸をする庄司の唇に、宮古は堪らないとばかりに自身の唇をねじ込んだ。くちゅくちゅと自身の舌で庄司の中をねっとりと舐め上げながら、唾液を庄司の飲み込ませるように送り込む。

 

ちゅっ、じゅぷ、くちゅっくちゅっ。ちゅっちゅっ。

 

 ともかくコイツは自分のモノだとでも言うように、庄司の体に散った自身の精液を、その大きな掌で塗りたくり、自身の体液の全てを庄司へと注ぎ込んでいく。それが、たまらなく気持ち良い。

 

 征服欲がゆっくりと満たされる感覚に、宮古は背筋を震わせた。

 

「んふぅ、んゅ、っはふ。みゃこ?」

「っは」

 

 自身の汁でその身をしとどに濡らすいやらしい姿。そんな姿に相反するように、舌ったらずな声で名前を呼ばれた瞬間、宮古の脳内は「庄司」と「かわいい」で埋め尽くされていた。

 

「っふぅぅぅぅ」

 

 「俺のメスが可愛すぎる」と、暴走する感情を落ち着かせるように深く息を吐いたみやこだったが、焼け爛れれた意識のせいで、その思考はそのまま宮古の口から唸るように漏れ出ていた。

 

「しょうじ、かわいい、かわいい、かわいい……しょうじッ」

「っひん!あっ、あんっん!」

 

 余りの恋人の可愛すぎる姿に、萎える事を忘れたように勃起し続けるペニスを、宮古は庄司の脚首を掴み上げながら突き刺すように挿入する。

ただ、最初と違うのは、宮古も大量の精液を出し切っているせいで、意識に大分と理性が戻ってきているという事だ。

 

「……あー、ほんと。かわい」

 

 ここに来てやっと、宮古はしっかりと恋人の姿を冷静に見る事ができた。そして、理性は戻ってきたものの、饒舌な言葉は止まない。思った事を、思ったように、ポロポロと零していく。

 

「みやこ、かっこいい、すき。すきぃ。もっと、シて」

 

そんな宮古に対し、庄司も思った事を口にする。それまでとは違い、羞恥心で死にそうだったが、もういいと思った。だって、自分達がしているのはセックスだ。恥ずかしがって、いい。

 

「どうだ、しょうじ。これ、いいだろ?これやると、お前の中がキュウキュウ締め付けてくる」

「いいっ、きもちっ。みやこぉ。これぇいい。ゆっくりぴすとん、すき。っぁん。もっと、しょこ、ぐりぐりしてぇっ」

「っはぁ、いいな。コレ。俺もいい。お前ん中、もう出ていきたくねぇ」

「んっ、んっ。いいよ。でてかなくていい。みやこ、ずっとおれの中いて」

「っは、まじでかわい。だいじにする、だいじにするから。一生、俺の側に居ろよ。よけいな事考えなくていい。ぜんぶ、俺にまかせてくれりゃあいいからっ」

 

 グリグリと陰毛を庄司の尻に擦り付けるように奥までハメながら、宮古はカリの部分で前立腺をゴリゴリと擦った。その動きに、腕の中の庄司が「ぁっ、あっ」と、快楽に身を揺らす。

 

 それは、これまで自分の快楽だけを追うためだけに成されていた腰の動きにから一転して、恋人をもっと可愛く鳴かせたいという、腹の下がくすぐったく疼くような感情が混じった緩やかな律動だった。

 

ぬぷぬぷぬぷっ、グリグリぐりぃぃっ。

 

「っひ、っふ。っぁぁぁんっ。イくイくイくっ!っはぁん!」

 

 庄司は宮古の腕の中で、何も出さにイった。

 いやらしく腰をくねらせ、中にある宮古のペニスを離したくないとでも言うようにきゅうっと締め付ける。

 

 フルリと腰を震わせながら、快楽のせいかポロポロと涙を流す庄司に、宮古は再び射精直前まで張り詰めたペニスを。庄司の蠢く最奥に小刻みにこすりつけた。

 

「あっ、あっ、あっ。んっ、おくぅ。みやこ、いる。きもち。みやこ、ぁこ。きしゅ、キスしてぇっ」

「っは、くそ。なんでもする。お前の言うこと、ぜんぶ、きくっ」

 

かわいいかわいいかわいいかわいい。

もう熱にうかされたように繰り返す宮古の低い声に、庄司の思考を羞恥で濡らす。

 

 あぁ、最初の方がもっと恥ずかしい事ばかり言われていたのにどうしえてだろう。「かわいい」と言われる方が恥ずかしいし……嬉しかった。

 

「ちゅっ、んっ。っはふ、っはふっふぅっ、っはぁぁ。ん゛ぁっはぅ。んっんっ」

「っは、しょうじ。ちゅっ、はぁっ。んっ」

 

 深い口付けを交わしながら、二人はそこから空が白み始めるまで延々に繋がり続けた。

 

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 美味しいモノを食べさせてやるつもりで、まさか、自分の腹がここまで満たされる事になるとは。そう、風呂でたっぷりと注ぎこまれたナカのものを、宮古に満面の笑みで掻きだされながら、庄司は頭を抱えた。

 

 そして、現在。

 

「はぁぁぁっ、結局ヤっちまったぁぁぁ」

「ぐうぐう」

 

 庄司はラブホのベッドの中で、軋む腰を撫でならがベッドの上で腕を抱えて座り込んでいた。三十路男の体操座り。そして、隣には、スッキリとした顔で眠る恋人。

 

 十八歳。高校三年生。

 

「とうとう、高校生に手を出しちまった……いや、出されてしまった」

 

 戻って来た理性と社会通念上の概念が、庄司を襲う。

 突き抜けた罪悪感が、自分はもう「犯罪者なんだと」庄司を崖の下まで突き落とてくるのだから、気分は最高なのか最悪なのか分からない。

 

 そんな朝だった。

 しかし、そんな半ばテンションの高い罪悪感は程なくして消し飛んだ。

 

「え、嘘だろ……」

「ぐう」

 

 もうイった数など数えていないが、庄司も宮古も相当な数はイっている。特に宮古などは、その若さもあってか「精液無尽蔵タンクかよ!?」と突っ込みたくなる程の射精を繰り返していたというのに。

 

「何で勃ってんだよ!?」

 

 宮古の股間が驚くほど完全に朝勃ちをしていた。

 

「ぐぅぐぅ」

 

 安穏とした恋人の寝息が庄司の耳をつく。

 膨れ上がったソコに、庄司は今後の自分の体がもつのか?という自分の身の心配と、そして同時に

 

「んっ、はぁっ」

 

 勃起した恋人のソレに対し、きゅんと疼いてしまった自分の体に、庄司は完全に自分が宮古のメスとして開発された事を知った。そして、思う。

 

「俺も、まだ若ぇじゃん」

 

 庄司は少し得意気に小さく呟くと、膨らむ恋人のソコに頬を寄せた。

 今日も休みだ。財布には大量の札束もある。

 

「っはぁ」

 

 庄司は部屋の延長の連絡をすべく、恋人の膨らむ股間からラブホの内線電話に目を向けた。

 

 

 もう、大人とか子供とか……知―らね!

 

 

 

おわり


 

 「しーらね!」だって。

 この庄司は、完全に開き直りましたね。

 私、年下攻め本当に好きなんですよ。特に14歳くらい~高校生くらいの、多分性衝動がきちんと抑え込めるかな?抑え込めないかな?みたいな年齢が攻め散らかすのが。

 

 来年は、何を書こうかな!

 

 

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