番外編14:俺の犬のどこがみすぼらしいって!?

 

前書き

 

※小説です。

番外編13:俺のツレに口出すな!

の続きです。

 

自分の為に人を殺す犬を見て、興奮した初代様が犬を抱くお話。

もちろんR18です。

二人とも、人を殺したり、殺しているのを見ていたりするせいで頭がトんでいます。

 

それでは、どうぞ。

 


 

 

 

ーーーーー初代様は、殺させない。

 

 犬がまた人を殺した。

 もちろん、俺の為だ。

 

 その度に、俺は生まれてこのかた感じた事のないような興奮を、その身に覚える。

 

「よぉ、犬。どこ行ってた」

 

 静かに扉を開け、部屋へと戻ってきた犬に、俺は俺はたった今起きましたと言わんばかりに声をかけた。

 その瞬間、息を殺していた犬が一気に飛び上がる。

 

「っ!初代様!あ、あの、えっと。おて、お手洗いに」

「へぇ、そうか」

 

 その身に血の匂いを纏わせながら、犬はバレバレな嘘をつく。どうやら、コイツは人を殺すと俺が怒ると思っているらしい。

 んだよ。昨日、俺は変な奴が来たら「好きにしていい」っつったじゃねぇか。

 

「初代様。あ、あの。明日は、どのくらいで、出発される、予定ですか」

 

 ソワソワと俺から視線を逸らしながら尋ねてくる犬に、俺は吹き出しそうになるのを堪えながら言ってやる。

 

「ここにはもう用はねぇ。夜が明けたらすぐに出るぞ。挨拶も昨日済ませてやる。黙って出るぞ」

「っ!はい!」

 

 おうおう。明らかにホッとした顔しやがって。可愛いじゃねぇか。

 俺の為にたくさんの人間を殺して、それを必死に俺に隠そうとする。

 

 全部、見てたぜ。犬。お前が何の躊躇いもなく、人間に剣を突き立てるところをよ。

 

「……犬、来い」

「あ、えっと」

「何だ、俺の言う事が聞けねぇのか」

「はっ、はい!」

 

 犬は俺の命令に逆らわない。絶対に頷く。可愛い。俺の犬。

 

「ベッドに乗れ」

「あ、俺。ちょっと、汚いかも、しれないので」

 

 まぁた返り血の心配でもしてんのか。犬は俺の命令に、躊躇った様子でモゾモゾと俯いている。ンなもん、気にすんなよ。クソが。俺はもう限界なんだ。

 

「へぇ。テメェは便所でナニしてきたんだ?漏らしたのか?」

「ちっ、違います!」

「じゃあ、来い」

「は、い」

 

 俺の指示に従い、犬がそろりと俺のベッドの上へと乗った。その瞬間、俺は面白いモンを見つけた。

 

「なぁ、お前。ココ、どうした?」

「んっ」

「勃ってんじゃねぇか。この変態犬が」

 

 犬は、その下半身を見事に勃起させていた。ズボンの中で窮屈そうにしているソレに、俺はやっと合点がいった。

 

「へぇ。コレを俺に見られたくなかったってか?」

「っぁ、ぅ」

 

 だからコイツは、俺がベッドの上に乗れと言った時に躊躇ったのか。

 

「ははっ、あれじゃ、まだ足りなかったか?あ?おい、犬?どうなんだよ?」

「っ!あ、う……す、すみませ。っぁう!」

「丁度、良かった。俺もヤりたりねぇと思ってたんだよ」

 

 ゴリと、犬の太腿に俺の勃起したちんこを擦り付ける。その固さに、犬は顔を真っ赤にしながら、俺の方をソロリと見上げてきた。

 

「っしょ、だい。さま……?」

「犬、テメェ、顔。スゲェ真っ赤じゃねぇか。このド淫乱。なに、期待してんだ?おい」

「っぁ、ぁう」

 

 どうやら俺達は互いに、人間を殺すという非日常のせいで、ハイになってしまっていたらしい。

 あぁ、最高じゃねぇか。屋敷の至る所に死体が転がる中、子種撒き散らしてよ。皮肉なモンだぜ。

 

「っふ、ん。っぁ。しょ、だいさま。どう、したら、いい。ですか」

 

 犬が、まるで土下座するように俺の勃起するチンコに顔を寄せてきた。犬もいつもと様子が違う。目がトロリとしている。既にだいぶ理性がトんでいる。イイ。その顔、最高だ。

 

「っは。テメェ、とんだ変態犬だな。そんなに咥えてぇかよ。なぁ?」

「っ!す、すみません!おれ、勝手なことを……」

「許す。今回は、口ではしなくていい。寝る前まで挿れてやってたんだ。ケツは大丈夫だな?」

「はい」

 

 俺の言葉に犬が自分のズボンに手をかける。どうやら、すぐにケツにぶち込まれると思ったらしい。こういう所に躊躇いがないのも、犬の良い所だ。

 

「じゃあ、今日はテメェ上に乗れ」

「え?俺が、うえ、ですか?」

「そうだ。テメェが上で腰振れっつってんだよ。やれねぇか?」

「あ、えと。おれ、それは、はじめてで」

 

 普段にはない指示を出したせいで、犬が戸惑い始めた。騎乗位が初めて?っは、笑わせんな。

 

「ったりめぇだろうが。俺とヤった事ねぇんだから。初めてに決まってんだろ。ヤった事あったら仕置いてやるところだ」

「あ、あ、はい」

「犬、テメェがグズなのは分かってる。俺が指示出してやるから、お前は、その通りに動けばいい」

「は、はい!わかりました!」

 

 指示を出してやると言った瞬間、躊躇いなく服を脱ぎ惜しげもなく裸体を晒してくる犬。その体には、暗殺者が来る前に俺が可愛がってやった跡が大量に残っている。良い眺めだ。

 

「っふ」

 

 そして、そのいやらしい体から、ふと香ってくるのは血の匂い。

 もともと完勃ちだった俺のモノは、血の臭いを纏わせるアイツに、更に興奮して硬度を増した。

 

 そう、コイツは人を殺したのだ。

 

 コイツは俺の為ならナニでもヤる。情けねぇ顔してたかお思っても、平気な顔して弱い人間にも刃を突き立てる。

 同時に、蕩けた顔で、俺をその身に受け入れもするのだ。

 

「っぁん、っん。んっ。しょ、だいさまぁ。これで、いいっで、すか?」

「あぁ。そのまま、テメェの良いトコ当ててろ」

 

 俺の上で、犬が腰をくねらせる。俺のちんこが犬のケツから、ぐちゅぐちゅと音を立てながら出し入れされる所も丸見えだ。最高にエロイ。

 

「っん!ぁっ、しょ、っしょだ、さ、は……きもち、いい。ですかっ?」

「……俺の、ちんこはどうなってる?」

「かたっ、いぃです。おっき。気持ちいっ」

 

 素直な犬の感想。顔を真っ赤にして「気持ちい」なんて、可愛いじゃねぇか。

 

「っは!テメェは俺が気持ちいか気にしてたんじゃねぇのかよ。この淫乱犬が」

「っふ、ごめぇなさっ。あぅ。しょだ、いさま。気持ち、いでしゅかっ」

「……」

 

 敢えて答えない。

 あぁっ、マジで良い眺めだ。普段なら、俺の指示がここまで曖昧だと、不安そうにコッチを見てくる癖に。コイツも、アイツらをぶっ殺して、頭がトんじまっているようで、あんあん喘ぐのを止めない。

 

「っっぁん!」

 

 ナカもいつもよ締まりが良い。きゅんきゅんしてやがる。寝る前に3回はイかせてやったのに、ちんこからはダラダラと精液を垂れ流して、ずっとイきっぱなしの状態だ。

 おかげで、俺の腹の上はもうコイツの精液でベタベタになっちまっている。

 

「っは、漏らしてるみてぇ」

「っしゅみ、ましぇ」

「許す。好きなだけ出せよ」

「っはぃ」

 

 俺に許可が貰えて安心したのだろう。犬はホッとしたように熱い息を吐いた。

 

「へぇ?」

 

 俺はといえば、下から犬の姿をずっと見ていた。

 特に、バカみてぇに上を向いてフルフルと微かに震える犬のちんこは最高のツマミになる。しかも、ずっと見てたら、イジメたくなった。

 

「しょだい、さまぁっ。ひもちぃ、ですか。おればっかり、きもちくて。これじゃ、だめ、なのに……」

「だな。犬の癖にテメェばっか気持ちよくなりやがって。こりゃあ。、仕置きが必要だ」

「ごめなさ……っぁぁぁん!」

 

 俺は犬のイきっぱなしのちんこの先を、上下に扱きながら、もう片方の掌で先端を円を描くように擦ってやった。

 

「おい、腰。止めんな。そのまま、テメェの良いトコ当てとけよ」

「っぁ、い。っっひっあっぁぁぁ…っ!」

「っは、スゲェ締め付け」

 

 ちんこを弄る度に、食いちぎらんばかりにナカを締め付けてくる犬に、俺はイきそうになるのを必死に堪えた。

 まだだ。こっからが面白ぇトコなのに、俺がイってる場合じゃねぇ。

 

「っは、っはぁ、ふーっ。むぐぅ」

 

 犬も快楽が強くて辛いのだろう。唇を噛みしめ、呼吸をどうにか整えようとしていた。

 もう、体中真っ赤で、目からは、ボロボロと涙を流している。触ってもねぇ乳首は、ピンと立ち上がり、触ってくれと言わんばかりだ。

 

「っは、っはっは、っふぅっ」

 

 それでも、俺の指示通り、腰を振るのはやめない。俺のちんこの先端にコリコリと、コイツのイいトコロが擦り付けられているのが分かる。ちゃんと、言い付けを守って偉いじゃねぇか。

 

 従順で、可愛い。俺の犬。俺だけの連れ合い。

 

「しょ、だいさまぁっ!こえ、でいいで、しゅか」

「あぁ、良い子だ」

「っっっ!」

 

 俺が褒めてやった瞬間、ぴゅっと勢いよく精液を飛ばした。

 

「お前、ほんっと俺に褒められんの、好きだな」

「んっ。は、い」

 

 恥ずかしいのか、掠れる声で返事をしつつ、顔を真っ赤にしてコクコクと頷いた。その間も、コイツのちんこは勢いよく精液を撒き散らし続ける。

 

「っぅ、とまら、ないっ。なんでぇ」

 

 自分も腰を振っているせいで、犬の精液の一部が俺の顔に飛んだ。その瞬間、犬の顔に衝撃が走る。

 

「ごめっ、なさ。しょだい、さま。かお、かおに、おれのがっ」

「っは、いい。ゆる、す」

「っぅ、よかった……よかったぁ」

 

 あ?可愛すぎだろうが。これのどこがみすぼらしいってんだ。あのクソ領主が。ぶっ殺すぞ。

 

「いや、もうテメェが殺したんだったな」

「っ?」

「いい、気にすんな」

 

 俺は犬のちんこを擦っていた手を離すと、犬の顎の下を指でさすさすと撫でてやった。その瞬間、羞恥で俯いていた犬の顔が、ピンと上を向く。

 

「犬。お前、最高だよ」

「っあ、え?」

 

 領主や暗殺者に躊躇いなく剣を向ける犬の姿を思い出す。そこに、人間を殺す事への罪悪感など皆無だ。人を殺す時、コイツの顔は驚くほど無感情だ。

その癖、コイツはいつも敵に立ち向かう時に必ずこう言う。

 

『初代様は、絶対に殺させない』

 

 思い出すだけで、イきそうになる。最高だ。コイツは俺の為なら、何だってやる。人も殺す。どんな悪事も働くだろう。

 

 コイツだけは、絶対に俺を裏切らない。

 

「おらっ!そろそろ、俺も手伝ってやるよ」

「ひあんっ!」

 

 自分で必死に腰をくねらせていたコイツも、そろそろ疲れてきたのだろう。動きが緩くなっていた。

 犬も十分可愛がってやった。俺も、もう限界だ。

 

「おら、犬。こっち来い」

「へ?」

「こっちに来いっつってんだよ」

「え、と?こっち?」

 

 ったく、察しのわりぃ駄犬だぜ。

 

「俺にキスしろ。犬。そんで、そのまま俺に抱き付いてろ。あとは俺がヤってやる」

「っぁ、はい!」

 

 その瞬間、犬は先ほどまで浮かべていた、クソいらやしい顔を一気に嬉しそうな笑顔に染め上げた。こんなん、普通セックスしてる時に浮かべる顔じゃねぇだろ。

 

「っは、かわいす」

「んっ」

 

 可愛過ぎだろ。と、思わず口から出そうになる言葉が、犬によって食われた。いつもより激しくむしゃぶりついてくる犬の唇に、俺は腹の底で笑った。

 

 なんだ、テメェも俺とキスしたかったのか。

 

 いつもは俺の舌の動きを追いかける事しかしねぇ癖に、今日はやけに積極的に俺の舌に自分のを絡めてくる。良いじゃねぇか。

 

「んんっふ、んう」

 

 口に出して褒めてやれねぇ分、俺は犬のケツを撫でてやりながら、器用に腰を動かして、コイツの良いトコロを突いてやった。

 

「っんんんんっ」

 

 可愛い、可愛い。俺の犬。俺の連れ合い。

 腹の間で震えるテメェのイきっぱなしのちんこも、垂れ流しの精液も、まとめて全部可愛いと思える。

 

「っはぁ、あう、しょだいさま」

「あ?何勝手に止めてんだ。お前」

「しょだい、さま」

 

 突然、犬がキスをやめた。コイツが俺の指示に背くなんて、そんな事があるのか。そう、俺が内心ビビりながら、犬を見ていると、犬はそりゃあもう蕩けた顔で言った。

 

「しょだいさま。すきです」

「は」

「しょだいさ、ま。すきです。すき」

 

 もう頭が完全にトんだような顔で、俺に頬擦りしながらうわごとのように繰り返す犬の言葉に、俺は。

 

「い、ぬっ」

 

 イッた。対して腰も振ってねぇってのに。イってしまった。ドクドクと、ちんこが激しく動悸する。まさか、俺がこんなアッサリとイっちまうなんて。

 

「っぁう、しょだい、さま。んっ、んっ」

「おっ、おい。おい!」

「ん、っん」

 

 犬はトロットロの目で俺を見つめながら、顔中にキスをしてくる。なんだ。こんな犬、初めてだ。何なんだ。犬の分際で、勝手に。あり得ねぇだろ。

 

「ん、ちゅっ」

「おい、いぬ」

 

 そして言うに事欠いて、とんでもねぇ事を言ってきやがった。

 

「んっ、ちゅっ、ふ。っしょだいさ、ま」

 

ーーーーーかわい。

 

「は?」

 

 それだけ言うと、犬は事切れたように俺の上で気を失った。いや、寝たと言ったらいいのか。

 

 まぁ、確かに。三発ヤって、そのあとコイツは暗殺者と地主を殺しに行ってやがるから、一睡もしていない筈だ。

 疲れるのも無理はねぇ。

 しかし、だ。

 

「コレ、どうすんだよ。クソが」

 

 再び犬の中で、がっつり主張を始めた自身に、俺は頭を抱えた。まさか、この俺が「可愛い」と言われただけで勃つとは思ってもみなかった。

 

「……どっちが、可愛いんだよ。クソが」

 

 俺は俺の上で寝息を立てる犬の体から、勃起したちんこを引き抜く。そして、久々に自分の手を使った。

 

「っは、っはぁっ」

 

 なんで、この俺が穴を目の前にして、自分の手でちんこ擦ってんだ。勝手に使えばいいだろ。犬なんだし。

 そうは思うが、俺はもう必死に自身の左手を使って自慰にふける。もう片方は犬の頭の上。

 

「犬、いぬ、いぬ、いぬっ」

 

 犬を呼ぶ。犬の頭を撫でる。犬寝顔を見る。そして、

 

「っはぁっ」

 

 盛大に果てた。

 

「んんぅ」

「おい、飼い主より先に寝てんじゃねぇよ」

 

 気持ち良さそうに、安穏と眠り続ける犬。それを見てると、何故か自慰でも満足感があった。

 

 まぁ、コレはこれでなかなか良いモンかもしれない。

 俺は白み始めた窓の外を見て、一つだけ欠伸を漏らした。

 

おわり


 

初代様。

寝ている犬を勝手に使ったりしない、隠れ溺愛時期。

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