ーーーー大丈夫だよ。再燃なんてよくある話だし。
未鈴(ホントねホントねホントねーーー!アンタの言う通りだわ!待って待って!めちゃくちゃ楽しいんですけど!?二次も楽しいけど、一次もめちゃくちゃ楽しい!昔と違って小説投稿サイトに作品まとまってるから読んでも読んでも作品があるーー!)
未鈴(異動が決まって知らない土地で友達も居ないしどうしようって思ってたけど…はぁっ!神様は私にBL一次沼にハマりなさいって言ってるのね!毎晩BL小説読んで寝不足なんて…学生の時みたいっ!サイコーーー!さて、今日は何を読んで作者様に感想を飛ばそっかなーー!明日は休みだし!寝なーーい!)
ーーーー
ーーー
明け方3時
未鈴「あー。長編一気に読んじゃった…最高&最高。神よ、この話を書いてくださってありがとうございます」
余韻
未鈴「さ、さっそく感想を…ん?」
——-
好きです!萌え!
投稿者:tounyu0312
——-
未鈴「え?まって。このハンドルネームどこかで見た気がする…」
——-
2人に幸あれ!
投稿者:tounyu0312
——-
未鈴「やっぱり!昨日私が読んだヤツにも先にコメントしてる!」
——-
最高でした!
投稿者:tounyu0312
——-
——-
大好きです!
投稿者:tounyu0312
——-
未鈴「これも…これも…!待って全部私の一つ前のコメントがこの人だわ!」
未鈴「ここ最近、仕事以外の全ての時間をBL小説を読むのに当てている私を、完全に先まわりしているですって?しかも、ランキング上位の作品は読み尽くしてるから、最近はタグ検索をかけつつ、薮を掻き分け掻き分け…必死に癖作品を探しているのに…そんな私の先を行くなんて。コイツ、天○聖司かよ」
未鈴「もしかして、私とこの人…癖が丸被りしてるんじゃ?己のBL癖ロードは1人で切り拓く孤独の道かと思ってたけど…この人は、私の光の道標なのかもしれない。えっと、なになに?名前は……とうにゅう、さん。貴方は前世からの友!そして、癖を共にする…魂の片割れ!ありがとう!…ん?んーー!?」
未鈴「待って…!この人も、一つだけど作品を書いてるじゃん!えっと【慇懃無礼ですが、何か?】…え?投稿されたの…3時間前!?ちょっ、コレ!とうにゅうさんの初作品ってこと!?…ただ、癖は被ってても、この人が書くモノが私の癖を突くかどうかなんて分からないし…でも、気になる……よしっ!」
未鈴「とうにゅう!アンタの書く話が私の癖を突くかどうか……見届けてあげるわ!残りの睡眠時間を全ベットして読んであげる!」
ーーー実読ーーー
未鈴「ふーー、まいったわ」天を仰ぎ見る
ーーー余韻ーーー
未鈴「さいこう…だった。語彙は消し飛んだ…え、最高。最高しかない。ってか、待って」
未鈴「とうにゅう。コレ、アンタ絶対に初めて書いた小説じゃないでしょ…私には、分かるわよ。ちょっ、コメ……コメントを。語彙力消し飛んでるけど…でも、こめんとを…な、なんならファンアート描く…ちょっ、ひとまず…感想を…でも、なんだろ。この受けと攻め…どっかで見たような気がする…」
ーーーー未鈴さん、此方の書類。精査して頂いてもよろしいでしょうか。
ーーーーあ、あの。未鈴さん。スティックのりって、ど、どこにあるか知ってる?
未鈴「なんで、今になって茂木君と大豆先輩の2人が浮かんでくるの?確かに、似てるかもだけど。そんな三次元と混同するなんて…私どうかしてる」
未鈴「…癖をブチ抜かれ過ぎて、きっと頭がイカれちゃったのね。いいわ。もう、いくら寝起きに、自分の送った感想を読み返して大後悔時代が幕開けしても…私は今この滾りを、この神に伝えなきゃ。私の全ての恥をソコに置いてくる!本気モード!PC起動!」
カタカタカタ!タッターン!
未鈴「…ふう書いた。やりきった。もう、悔いは無いわ。私は神に全身全霊で供物を捧げた。いつか…ふぁんあーとも…描かせて、くださ…」バタリ
ーーー未鈴爆睡ーーー
ーー朝7時
大豆(とうとう投稿しちゃった。だ、大丈夫かな。ひ、批判コメントとか、きて、ないかな)ソワソワ
茂木(…大豆先輩)
茂木(結構激しくヤったから、今朝は昼まで起きられないかと思ったのに……なにをそんなに真剣にスマホを見ているんだ?)
大豆(こ、こわい…で、でも。俺みたいなのが書いた作品なんて、誰も読んでないよね。凄い作品、いっぱいあるし……あ)
茂木(声をかけるか…それとも、このまま観察するか)
——
初コメ失礼します。
本当に出会えてよかった!
攻めも受けもまるで職場に実際に居るようなキャラ達で、どっぷり物語の中に浸ってしまいました!
〜中略〜
出会いに感謝を。ありがとうございました!
※もし失礼でなければ、ファンアートを描かせて頂きたいです。
投稿者:本mirin
——-
大豆「!!!!!」ガバッ!
茂木「っ!大豆先輩!?」
大豆「茂木君パソコン貸して!」
茂木「先輩どうされたんですか!服を、まずは服を着なければ…風邪を引きますよ!」
大豆「お返事を!お返事をしなきゃ!早く!早く!」
茂木「は?返事?」
大豆「そう!昨日寝る前に…投稿サイトに小説をっ!」
茂木「は!?(まさか…!)」
大豆「投稿したんだ!そしたら!見て!感想が来たよ!こんなに長いの!」パァァァッ!
茂木「ぐふっ!(自己顕示欲の強い大豆先輩の事だ。いつかこんな日が来るかもしれないとは思っていたが!)」
大豆「し、しかも!ふぁん、アートを!か、描きたいって!」パァァァ!
茂木「っぐは!(待て待て待て!ファンアートだと!?クソ!そんな絵描きによる伝家の宝刀を持ち出されたら……俺に勝ち目などないではないかっ!)」
大豆「ぱっ、パソコンを借りるね!茂木君!」
カタカタカタ!っタッターン!
茂木「俺が、今から、神絵師になるしか…ない。神絵師に…」ブツブツ
未鈴さん、知らぬ間に「とうにゅう」のファンになる。
未鈴さんは絵描きです。ハンドルネームは「本mirin」お友達であるしょうゆさんと一緒に、J庭やコミケで、サークル「にもの」で出店予定。
茂木、持ち前の勤勉さと執念で神絵師になれるのか!
大豆「うふふ」
茂木(液タブか板タブか…ふむ)