番外編13:茂木君、石になれる?(茂木×大豆)
—–会社の昼休みにて
(今回下品です!)
大豆「うーん」
茂木「どうされたんですか?」
大豆「えっと、昨日更新した新しいお話の内容で、ちょっと悩んでる事があって」
茂木「あぁ、更新されてましたね。すみません、今朝気付いたので、まだ読めていなくて」
大豆「あっ、それは全然良くて…」
茂木「どうしたんですか?」
大豆「…ちょっと、耳かして」
茂木「承知しました(この年になって”耳かして”なんて言葉がサラリと出てくる…やはり俺の神は可愛らし過ぎる)」
大豆「えっと、あの。そのお話で書きたいR18があるんだけど」
茂木「っ!(まさか!神からのお誘いとは…!)」
茂木「今日は金曜日ですし、丁度良かったですね?今晩、俺の家でネタ合わせをしましょうか」サラリ
大豆「あ、でも。今回は、茂木君にも無理かもしれなくて…」
茂木「ほう(俺も甘く見られたモノだ)」
大豆「だから、茂木君。無理しなくてもいいから…」
茂木「大豆先輩?いや、豆乳さん」
大豆「は、はい」
茂木「俺はこれまでも、貴方の望むモノには全て過不足なく応じてきたつもりです。そして、それはこれからもそのつもりです」
大豆「で、でも…」
茂木「どんな体位ですか?R18の場面だけなら、ネタバレなく説明できるんじゃないですか?話してください」
大豆「…わ、わかった」
大豆「…えっと、今回の攻めは石なんだけどね」
茂木「んんん?」
大豆「あっ、魔王の呪いで石にされた勇者が攻めなんだ」
茂木「あぁ、そういう(確かにそういうタイトルだった気がするな)」
大豆「それでね。夜だけは、その呪いが解けるんだけど」
茂木「夜だけ…ロマンチックですね(童話系か)」
大豆「それでね、こう…一生懸命、その。エッチな事をし過ぎて。その途中で朝になっちゃって」
茂木「ほう」
大豆「その…えっと、受けのナカに入ってる状態で攻めの体が石に戻っちゃうんだ」
茂木「ふむ」
大豆「あ、石って本当に全身石って事だよ!だから、その局部も石で」
茂木「ほうほうほーう」
大豆「ただ、受けは…まだ体の、熱が治まらなくて…石になった攻め相手に」
茂木「(読めた)自分一人での行為に耽ってしまう、と」
大豆「そ、そう…引いた?気持ち悪い?」
茂木「そんなの…」
大豆「…」ごくり
茂木「最高じゃないですか!」
大豆「ほっ、ほんと!?」
茂木「ええ!」
大豆「あのね!石になった攻めはね、石の間も意識はあるんだよ!」
茂木「エクセレント!」
大豆「ふふ。でしょう?きっと攻めは、そんな受けを前にしたら、絶対に我慢できないと思うんだ!でも石だから声も出せないし、動けないの!」
茂木「天才ですよ、豆乳さん」
大豆「へへ」にこ
茂木(まったく。そんなニッチなR18ネタを、こんな何もモノを知ら無さそうな俺の可愛い神が思いついたなんて…想像しただけで何発もイける)
大豆「だから、その二人のR18で悩んでるんだけど」
茂木「あぁ、そうでしたね(ん?)」
大豆「茂木君、石になれる?」
茂木「なれませんね」
大豆「……」
茂木「……」
大豆「そうだよね。ごめんね。人間は石にはなれないもんね」しゅん
茂木「う゛っ(こっ、これは…!)」
大豆「変な事頼んでごめんね。俺、今日は家に帰って一人で何か固いモノを使って頑張ってみる」
茂木「(神よ!固いモノって何ですか!?)待ってください!!」
大豆「へ?」
茂木「待って下さい!俺に考えがあります!」
大豆「ど、どうしたの?」
茂木「俺が……鋼の意思で、石のように全く動かない。というのはどうでしょうか?」
大豆「鋼の意思……石のように、動かない」
茂木「そうです!そうすれば、俺は動けない攻めの気持ちも代弁できます!」
大豆「っ!」
大豆「確かにそうかも!」
茂木「そうでしょう!?俺は今晩一切動きません!俺は石です!大豆先輩が好きにしてください!(で、できるのか?俺に)」
大豆「すごいすごい!やっぱり茂木君は…キッコウさんは凄い!」
茂木「それほどでもありませんよ(出来るかどうかじゃない…やるんだ!)」固い決意
大豆「じゃあ、キッコウさん。今晩は石でお願いします」ぺこ
茂木「ええ。完璧にやり遂げてみせますよ」
大豆「ふふ。楽しみだなぁ」にこ
茂木「ええ。俺も待ち遠しいです。さ、仕事に戻りましょうか。先輩?」
大豆「うん!」
茂木「……」チラ
十勝「……は?ちょっ、今のは……何の話だ?」動揺
茂木、石になる決意を固める。
大豆の書いた新作のR18を書く為に、茂木は欲望を抑え込み石になりきる事はできるのか!
さて、致している最中に石に戻ってしまう攻めが石のお話も……書こ!