大豆「うーん、次のBLの舞台はどうしようかなぁ」
茂木「舞台?」
大豆「ファンタジーか現代か。どっちにしようかなって迷ってて」
茂木「あぁ。確か前回は……石化された勇者の話でしたね。(あぁっ!あの時ヤった石化プレイも)最高に良かったですよ?」
大豆「へへ。茂木君、いつも褒めてくれる。嬉しいなぁ」にこ
茂木「紛れもない本心です(今日も俺の神は尊いが過ぎる……!)」(あらゆる意味で)
大豆「じゃあ、あのね。参考までに聞きたいんだけど、茂木君は現代とファンタジーどっちが好き?最近ファンタジーが舞台の話ばっかりだったから、次は現代が舞台でもいいかなって思ってるんだけど」おず
茂木「俺は豆乳さんの書いたモノならどちらも大好物です」(あらゆる意味で)
大豆「へへ。じゃあ、次は現代が舞台にしとこうかな。ずっと異世界の話書いてると、自分が異世界の人間みたいな気がしてきちゃうし」
茂木(ファンタジーにはそんな凄まじい副作用が…)
大豆「あ!でもね!もう攻めとテーマは決めてあるんだよ!」
茂木「テーマ?」
大豆「うん!次は“お仕事モノ”にしようかなって!」にこ
茂木「へぇ、いいですね。お仕事モノ。俺は好きですよ?(あぁっ!こないだの事務所セッ○クスも最高だった…!またヤりたいモノだ)」
大豆「っ!そうかな?」
茂木「ええ。お仕事モノ……大人の学園モノと言っても過言ではない程テッパンじゃないですか」
大豆「良かったぁ、茂木君がそう言ってくれて。うん、じゃあ次は現代のお仕事BLにするよ!」
茂木「楽しみにしてます(さて、ここからが本題だ……)」
大豆「よし、今回も頑張って五万字以内に終わらせるぞ」ぐっ
茂木「……大豆先輩」スス
大豆「ん、どうしたの?茂木君」
茂木「俺に何か協力出来る事はありますか?今回も、遠慮せず何でも言ってくださいね?(今度はトイレの個室もアリでは?)」
大豆「っ!茂木君、いつもありがとう。じゃあ、あの……あのね、一つお願いがあって…」
茂木「何なりと(一つと言わず二つでも三つでも!)」
大豆「次の攻めが年下攻めなんだけど……」
茂木「ほう?俺にピッタリじゃないですか」
大豆「うん!その子が、すごーく捻くれた子が攻めでね!主人公をバカにしてるイケメンインテリ大学生って設定なんだー!」
茂木「主人公をバカにする、捻くれイケメン大学生(それはまさしく、慇懃無礼の…俺では?)」ヒク
大豆「だから茂木君」
茂木「な、なんでしょう(嫌な予感がする)」
大豆「あの…しばらく、俺の事をバカにしてくれる?出会ったばっかりの頃みたいに」
茂木「っぐ(そう来たかっ!)」
大豆「職場でやると皆に心配かけちゃうと思うから、茂木君と二人の時にお願いしたいんだ」
茂木「ふっ、二人の時にですか?(神を冒涜するなんて、今の俺には……もうっ)」ぐっ
大豆「うん……無理そう?」
茂木「っ!や、やりましょう…!(神の願いを無碍になどできようか!)」
大豆「ありがとう!あの、茂木君。ほんとに、最初の茂木君みたいな感じでやってくれたらいいよ!」
茂木「最初の俺…(最早思い出したくもない黒歴史なのだがっ!!)」
大豆「あ、最初の茂木君の事覚えてる?」
茂木「い、いえ」
大豆「あのね、俺の事を見る時は絶対にスッって目を細めてね、喋る前に絶対ため息を吐くんだよ。俺がグズグズすると足をコツコツして。あとは〜」
茂木「っぐふ(俺の黒歴史が、神の口から神託として語られている。今すぐ懺悔して跪きたい……!)」
大豆「…こんな感じです!お願いします!あ、よければ…」
茂木「まだ、なにか…?」
大豆「攻めに言って欲しいセリフがあって…」
茂木「セリフ?どんなセリフですか?」
大豆「えっとね…」
捻くれインテリ大学生「アンタの労働はタダじゃない。だけど、敢えてあんたの人間的価値を時給換算するなら……最低賃金以下なんだよ。自覚しろ、今のアンタは無能なんだよ」
大豆「……って、最初の茂木君の表情で言って貰っていい?」
茂木「…豆乳さん、すみません」
大豆「へ?キッコウさん?」
茂木「今回は無理ですっっっっ!」土下座
大豆「えーーー!」
茂木、神への冒涜は演技でも無理でした。
創作に悩んだら、ともかく大豆と茂木を代理で悩ませたり喋らせて打開策を練る手法。
ホントに、この二人の致しているだけの話が書きたい……
最近「長編」&「2月用短編(3/31更新予定)」で真面目に頭使ったから……ほんと、脳のチューニングに二人を楽しく致させたい……!