番外編28:小ネタ3連発!(初代×犬+せがれ)

 

1:犬の腹見せ話

 

 

 

初代「おい、犬」

犬「はい」

初代「腹を見せろ(腹の傷跡もそろそろ消えた頃か?)」

犬「(腹?服従しろということかな?)はい」ゴロン

初代「は?(何を寝転んでんだ…あ)」

犬「え?あっ(普通にお腹を見せればよかったのか!)」真っ赤!

初代「…」よしよし

犬「っ!(っな、撫でられてる)」

 

 

 

2:敵(人間)に対する対応。

 


 

初代様:犬に何かあるようなら容赦しないが、根本的な所に人間だった頃の正義感があるので無用な殺生はしない。

犬:殺生に関しては完全にゲーム感覚。敵は全滅希望(勇者の血筋以外)

せがれ:外から来るのは全員悪い勇者

 


 

 

初代「へぇ。今度は人間達が軍勢で押し寄せてきたか。戦争でもする気か?人間どもの位置と、軍力、配備兵の種類はコレで正確なんだろうな?」

悪魔「正確だよ~ん」

悪魔「ちゃんと見てきたしぃ」

悪魔「向こうも結構本気みたいよ」

初代「ふうん(どこまでヤるか。全滅させてもいいが…人間だしな)」

 

 

初代「(あんまり派手にヤると、犬も気にしそうだしな)だったら、ココとココを叩け。それで大分兵力が削れて、勝手に撤退するだろ」

犬「…あの」スス

初代「…何だ(これでも、ヤり過ぎたか?)」

犬「初代様。もしよろしければ俺がココに行きましょうか」

初代「ここ、だと?(敵軍の本拠地…)」

 

 

犬「ここを俺が叩けば、きっと敵は全滅しますよ」にこ

初代「ぜ、(全滅って……コイツ)」

犬(こういうボード系の戦争ゲームも好きだったなぁ。弓兵はペガサス隊に強くて、騎馬兵は歩兵に強くて…あぁ、好きだ)」にこにこ

初代「お前は、せがれの面倒でもみてろ(コイツ、未だによく分かんねぇ)」

 

 

≪外から来るのは悪い勇者≫

せがれ「ばなな、きなこ、よーぐうと、いぬ、しょだいさま、ばなな、よーぐうと、きなこ」ててて

 

??「わー、魔王様の家久しぶりだねー」

???「変わってねー!」

???「…ふにゃふにゃ」

 

せがれ「っ!」

 

??「あれ?あそこに居るのは…」

せがれ「あ゛ー!」号泣!

 

 

エクスカリバーに嫉妬

 

魔王城にて

(本編直後)

 

 

ベットの脇にエクスカリバーがぽいっと置いてあるよ!

 

 

犬(俺もエクスカリバー使ってみたかったなぁ)ジッ

初代「どうした」

犬「…い、いえ!何でも!」

初代「言え」

犬「っあ、えと…エクスカリバーを使ってみたいと思い、ました」

初代「そんな事か。使えばいいだろ」

 

犬「いっ、いいんですか!?」

初代「(そういや、旅してる時からエクスカリバーの手入れは異様にしたがってたな)お前も勇者の血が流れててんだ。使いこなせんだろ」

犬「わわ、わ!あり、ありがとうございます!」バタバタ

初代「…おら」

 

 

エクスカリバーを渡されたよ!

 

 

犬「っか、かっこいい!」

 

犬「…これが、エクスカリバー」うっとり

初代「…普通の剣だろ(何か、腹立つ)」イラッ

犬「…はぁ」感嘆

初代「…おい」イライラ

犬「あの、初代様」

初代「ンだよ」

犬「外でモンスターに使ってみていいですか?」パーッ!

初代「っはぁ!?」

犬「ちゃ、ちゃんと使ったら綺麗にして返し…」

 

初代「犬が勝手に外に出ようとしてんじゃねぇ!!!逃げる気か!?あ゛!?」

犬「へ?」

初代「テメェはこれから室内犬だ!外には勝手に出さねぇからな!コレも没収だ!」バッ!

犬「あっ、あう(エクスカリバーが…)」しょぼん

初代「ったく(こいつは武器庫にしまっとかねぇとな)」

 

 

初代様、エクスカリバーにすら嫉妬する!

 

 

犬は生粋のゲーマーなので「エクスカリバー」や「ロンギヌスの槍」などが大好きだよ!理由はかっこいいからだよ!

 

犬「エクスカリバー…」

初代(…そんなにかよ)イラ

 

 

初代様はこの直後、首輪やケージなど犬が逃げないような対策に余念がなくなる。