番外編30:サラリーマンクエスト!

 

—十勝、自宅にて自己啓発本の読書中

 

十勝(20代にとって大切な事……それは自分のタイプを以下4つのどれであるかを理解し、活躍できる場所を知る事か。その為には何事も挑戦していく事が必要ね……)ふむふむ

 

本にはこんな風に書いてるよ!

リーダー/クリエイター/パフォーマー/サポーター

 

 

リーダー:企画を立ち上げ、人を束ね仲間を率いる者

クリエイター:頭の中にあるモノを具現化する、モノづくりの人

パフォーマー:パフォーマンス(演技や歌など)舞台上での表現能力に特化した人

サポーター:癒す人、他者のサポートが上手い者

 

 

十勝(自分がどれに位置するのか……か)

 

十勝(あぁ、この例え分かりやすいな…RPGの役割に直すと)

 

リーダー=勇者

クリエイター=魔法使い

パフォーマー=戦士

サポーター=僧侶

 

十勝(ドラ〇エ3の4人パーティ編成に例えてあるワケか……だとすると俺は、どれになるだろうな)真剣

 

十勝(勇者……でもあるが、パフォーマーの気質もあるから戦士に近い部分もある。まぁ、企画を立ち上げて皆の前に立つのは、学生の頃からやってきたしな。ドラ〇エに例えると、俺は前衛職である事は間違いないな)ふむふむ

 

—-あ、十勝ー!おはよう!(にこ)

 

十勝「俺が勇者なら、大豆は……」

 

 

—-十勝、コーヒー買ってきた!ブラックで良かったよね?いつもありがとう!(にこ)

 

十勝「うん、完全に僧侶だな。大豆は他人を癒すタイプだ」うんうん

 

—-十勝さん、ちょっといいですか。(スン)

 

十勝「……茂木。アイツは、完全に俺と同タイプ。勇者でありパフォーマーの気質もある」

 

十勝「だからか。最初から馬が合わないと思った……同じタイプのヤツはパーティに二人と要らない。被らない面子が互いに補いあってこその勇者パーティだからな。だから、大豆を…」

 

—–へ、変態でごめんなさいぃっ!

 

十勝「っ!…今日はこの辺で寝よう(ヤバイ、あの日の大豆が頭から離れない)」

 

十勝「……はぁっ。ただ、唯一居ないのはクリエイターか」

 

 

クリエイター(魔法使い)/具現化能力者

※但し、MPが切れると魔法は使えない(取り扱い注意者)

 

 

十勝「なかなか憧れはするんだけどな。魔法使いってのは……まぁ、足りない能力を集めて適材適所に配置するのも勇者の仕事だからな」

 

十勝は本を閉じてベッドに入ったよ!

 

 

——–

—–

 

茂木宅

 

大豆「茂木君、新しい話がちっとも面白くない気がするんだ…もう、こんなのダメだ」うじ

茂木「そんな事ないです!大豆先輩が書くモノが面白くないワケないじゃないですか!」

大豆「でも、俺より上手い人なんてたくさん居るよ」うじ

 

 

茂木「大豆先輩にしか書けない魅力的な話があるから、俺はずっと貴方のファンなんじゃないですか!大豆先輩の新しい話を俺に見せてくださいよ!ね?」

大豆「……うん、もう少し……がんばって……やっぱりだめだぁぁっ。オチもキャラも今までと同じだ……面白く…」

茂木「面白いです!!」

 

大豆:自己顕示欲の強い面倒くさいクリエイター(MP切れ気味)

茂木:全力応援サポーター(大豆限定)

 

十勝、ことごとく外す!

サラリーマンクエスト!

 

 

参考図書:20代にとって大切な17のこと

参考動画:中田敦彦のYouTube大学

 

絶対短編でサラリーマンクエストBL書いてやる!来年くらいに!