番外編32:一次創作者の妄想力(茂木×大豆)※注!イラスト有

 

注意!

このお話には一部、別作品【もしもの時の為に、メンズ脱毛に行って来たレポ!】の話が絡んできます。その作品を読まなくても、まぁ、なんとなくニュアンスでどうにかなるとは思いますが簡単に解説を。

 

 

【コタロー日記とは?】

大豆が学生時代から読んでいるお気に入りブログサイト。

漫画やアニメ、管理人の日常などオタク男子の毎日が記録されている。

 

 

【もしもの時の為に、メンズ脱毛に行って来たレポ!】とは?

コタロー日記の管理人「宮森タロー」が主人公(オタク受け)のお話。

タイトルの通り、童貞卒業の予定もないのに「もしもの時の為」を想定して、メンズ脱毛に行き、施術スタッフとイロイロあるお話。

 

ツンデレ年下攻め×童貞オタク受け

 

 

こんな感じです!

ノリで読んでいれば大丈夫だと思います◎

中身には一部私の描いたイラストなど登場するので、苦手な方はお戻りください!

 

では、どうぞ!

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—茂木宅

 

大豆「……」じっ

 

———

イケメンしゃちくん

コタローさんの新しい挑戦、応援してます!

きっとイケメンZ世代君も褒めてくれますよ!

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ヴィオ

俺もコタローさんの新しい挑戦、応援してます!

是非、アオイさんにコタローさんのデビュー戦を見せてあげてください!

——

 

茂木(大豆先輩…さっきから何をそんなに真剣に見ているんだ?)チラ

 

【コタロー日記】

——コタロー日記って、俺が大学生の頃から見てるブログサイトなんだよ

 

 

茂木(あぁ、コタロー日記か……大豆先輩に勧められて俺も見ているが、確かにBL以外のジャンルはアニメも漫画も網羅されていて参考にはなる)

 

大豆「……」ジッ

茂木「大豆先輩、どうされたんですか?」ソッ

 

 

大豆「茂木君……!あの、あのね!なんか、今凄く良いのがキそうなんだ!」興奮!

茂木「(神が興奮している……最高だな)…ほう、良いのがキそうとは?」にこ

大豆「新作のネタで、凄く良いのが出来そうなんだー!」

茂木「それは素晴らしいですね」にこ

 

 

茂木「どんなお話なんですか?(神がここまで興奮する新作…期待できるな)」

大豆「えっと。元ネタは、コタロー日記!茂木君も最近読んでるって言ってたよね?」

茂木「ええ。全記事読みましたよ」

大豆「全記事……10年近く前からやってるブログサイトなのに、すごいね!茂木君!」

茂木「大豆先輩のお勧めなんです。当然ですよ」どや

 

 

大豆「そしたら、茂木君もピンとキたんじゃないかな。このブログには、すっっごいネタが隠れてるから!」にこーー!

茂木「え?……いや、俺には(オタクの)普通のブログにしか見えませんでしたよ?……あ、メンズ脱毛系ですか?」

大豆「違う違う!凄いのはコメント欄だよ!これはもう凄いよ!凄い!」

 

 

茂木「コメント欄?」

大豆「そうだよ!このヴィオさんって人と、イケメンしゃちくんって人達……きっと二人共、このコタローさんが好きなんだよ!」

茂木「……ほう、何故そう思われるんですか?」

大豆「だって、この二人。いっつもマウント取り合ってるし!」

茂木「俺には普通のコメントにしか……」

 

 

大豆「茂木君!いつも俺の感想にくれるみたいな妄想力を働かせて!きっと茂木君なら分かるよ!ね、ね!?」大興奮!

茂木「(神の大興奮……いいじゃないか)俺は読み手なので……そういった妄想力はあまり持ち合わせていないんですよ」

大豆「そっか。茂木君にはコレが”見えて”いないんだね」しゅん

 

 

茂木「(まるで異能力みたいに……)ええ、俺には何も見えていないので、是非教えて頂けませんか?大豆先輩」

大豆「いいよ!あのね。このコメントの二人は……それぞれご本人さんなんだ」ぺかー!

茂木「ほう。ご本人さん……というと?」

大豆「このヴィオさんが、脱毛サロンのアオイさん」

 

 

大豆「それと、このイケメンしゃちくんさんが、職場のイケメンZ世代君」

茂木「ほうほう」

大豆「二人共、このコタローさんの事が好きで、コタローさんに正体を隠しながら、コメント欄でマウントを取り合ってる……という妄想です!」得意気!

茂木「あーー(そう言われると…確かに)」

 

 

茂木「なんか……そうやって見ると面白いですね」

大豆「でしょ?だから、俺コタローさん達をネタに新しく総受けアホエロ小説を書いてみようと思います!」ぐっ!

茂木「……総受けアホエロ。素晴らしいじゃないですか!最高ですよ!(R18のネタは全て俺が提供しますよ!神!)」

大豆「わーい!」

 

 

大豆「もちろん!この、コタローさんが受けだよ!コタローさんは、行く先々で”推し”を作っていきます!」

茂木「ほうほう」

大豆「推された人たちは、不思議な事にいつの間にかコタローさん自身の沼にハマって行って、その都度コタローさんはお尻を狙われます!」

茂木「最高じゃないですか!」

 

 

茂木「自分が推されていると思っていたら、いつの間にか攻め達がコタローさんに沼って、ドハマりしてるというアホエロ群像劇ですね!」

大豆「そうそうそう!そして、色々な推しとえっちな事をする度に、このコタロー日記のコメント欄には正体を隠した攻め達が参戦してきて、互いに牽制し合うんだよ!」

 

 

茂木「……っっ!そんなの最高過ぎますよ!コタローさんは無自覚ビッチで、知らぬ間に自分のブログに攻め達が集結していくのも知らないまま、無自覚に”推し”の特集記事を組んでいくものだから、攻め達の戦いは苛烈を極めていく……最高の混沌展開。これぞまさしくアホエロの境地ですね!さすがです」大興奮!

 

 

大豆「……茂木君、凄い。なんだか、茂木君と喋ってただけで、ネタが凄くまとまっていったよ。これは……これは1冊コタローさん総受けアホエロ本が出せる」

茂木「予約します!」

大豆「予約なんかしなくても、茂木君と俺の2冊だけ作って記念にしよう!このお話は二人で考えた話だから!」

 

 

茂木「……神よっ!」

大豆「さっそく、コタローさん総受け本を作るよ!攻めは全部で十二人!」

茂木「十二人……!!」

大豆「欲張り過ぎかな?」

茂木「いいえ、神の使徒は十二人と相場が決まっている(合計十二回もの特殊プレイと、豆乳さんのアホエロ総受け本が俺の手に……!)」

 

 

大豆「よーし!じゃあ頑張って書くぞー!」

茂木「俺は何でも手伝いますからね!」

 

 

こうして、大豆は自分のブックマークをしているブログサイトから着想を受け無自覚ビッチによるアホエロ本を刊行する事を決意したのであった。

 

 

大豆「……ちょっと【まろやか毎日】のブログに、この事を書こう」にこ

 

 

——

無自覚ビッチ総受け本作ります!

——

 

 

本mirin「え?絶対欲しいんですけど」

 

しょうゆ「は?私も絶対買いたい!」

 

十勝「は?大豆が無自覚ビッチ総受け本だと……(クソ、また茂木の入れ知恵かっ)買うしかないな」

 

 

 

 

大豆が初めての総受けアホエロ小説を書く事にしたようです◎

茂木は全攻めのエロポテンシャルを一人で担う事が出来るのか!

 

ひどいお話で、すみませんでした……!