大豆の初めての同人誌通販①

大豆、初めての同人通販

 

大豆が初めて同人誌を印刷する事にしたよ!

 

大豆「茂木君、同人誌の印刷はどのくらいしたらいいのかな?」

茂木「……難しいですね。アンケートは取ったものの、この数字をどこまで信用して印刷したらいいのか」

大豆「アンケートで欲しいって言ってくれた人だけ印刷すればいいんじゃないの?」

 

茂木「んーー。もしかすると、それだと足りない可能性が高くて……(ただ、大豆先輩はSNSの露出がないせいで固定ファンに情報伝達が出来ない。が、作品のブックマーク数を鑑みると、アンケート数のみの印刷というのもなかなか悩ましい。どうすべきか)」悶々

 

大豆「そっか、アレだと足りないかもしれないのかぁ」

茂木「どちらに転ぶか(無料で読めれば良い勢と、金を払ってでも欲しい勢の見極めは至難の業だ。ただ、足りなかった場合、後から増刷しようにも、数が見合わなければ赤字覚悟で印刷しなければならない可能性もあるし)」ぶつぶつ

 

大豆「ねぇ、ねぇ茂木君」

茂木「……どうしたんですか、大豆先輩」

大豆「じゃあ、足りないといけないからひとまず1000冊くらい印刷しておけばいいんじゃない?」

茂木「せっ……!?え?」

 

大豆「1000冊あれば、足りるかもだし。本は腐らないから、後から欲しいって思った人にも渡せるし。とりあえず1000冊印刷しておくっていうのはどう?」

茂木「いや、それは……(出た。大豆先輩の常識外れの数値感覚っ!前、俺が引っ越し費用が足りないと言った時も1000万引っ越しに金がかかると思ってた人だ。仕方ないのは分かるが……商業で絶賛活躍中の漫画家の同人誌でもあるまいし……1000冊印刷は絶対ない!!!)」

 

大豆「1000冊あったら、茂木君にもたくさんプレゼントできるよ」にこ

茂木「ぐっ!!!(俺に金さえあれば1000冊全部買い占めるのにっ)」

 

大豆君と茂木君はその後、常識的な数字で印刷所に発注をかけました。

 

茂木「大豆先輩、いつか1000冊刷りましょうね!?(そして全部俺が買い占める)」

大豆「そうだね!(茂木君には5冊プレゼントしよう)」

 

大豆、995冊は注文が来ると思ってる!自信ない癖に謎の大胆不敵さよ……!