おいで!! 俺の可愛い神獣様 20:おいで!くつした! 「イアン!きた!」 普段は誰もやってこない家の戸が勢いよく開かれた。バタンと開く戸の音に続くのは、聞き慣れた、でも懐かしい声。 あぁ、この声は。まさか。くつ――。「……は?」 くつした、と口にしようとして振り返ったそこには、全く予想外の人物... 2024.03.20 おいで!! 俺の可愛い神獣様
おいで!! 俺の可愛い神獣様 19:あの日、 ------------------------くつした、また会おう。 そう言って、俺がくつしたとの別れを決意したあの日。 俺はどう考えても死ぬ筈だった。でも、結果として死ぬ事はなかった。気が付くと、俺はベッドの上に横になっていて、普通に目... 2024.03.20 おいで!! 俺の可愛い神獣様
おいで!! 俺の可愛い神獣様 18:依頼完了 春になった。 くつしたと出会って迎えた、二度目の春だ。「よくやってくれた!さすがは聖王国一の凄腕テイマーだ!」「……っい゛!」 そう言って激しく俺の肩を叩いてくる相手に、俺は思わず顔を顰めた。 肩は止めろ。肩は。まだちょっと痛むんだから。「... 2024.03.20 おいで!! 俺の可愛い神獣様
おいで!! 俺の可愛い神獣様 17:じゃあな、くつした。また来世。 ◇◆◇「っはぁ、っはぁ、っはぁ」 シーザーの実家を後にして、俺はともかく走った。 あそこにはたくさんの狼が居た。短毛種、長毛種。大型、中型。毛色も様々。でも、あの中には当たり前だが「くつした」は居なかった。なんだか、少し離れていただけで長い... 2024.03.20 おいで!! 俺の可愛い神獣様
おいで!! 俺の可愛い神獣様 16:狼の番 「そういえば、シーザー。どうかしたのか?」「あぁ、そうだった。今日は俺とストローもここに泊まろうと思ってる。ストローが帰ろうとすると寂しそうな顔をするからな」 シーザーの言葉に俺もストローの方を見てみると、番の二匹がピタリと身を寄せ合ってい... 2024.03.20 おいで!! 俺の可愛い神獣様