第4章:即時、一杯の酒

第4章:即時、一杯の酒

長い、長い、あとがき

皆様、最初に言わせてください。 読了、お疲れ様でした。 文字数にして80万文字をも超える、とてつもない分量のお話を最後まで読んで頂けた事。 心から感謝いたします。 そして、作品だけでなく、こんな作者の後書きにも目を通してくださる皆様には、今...
第4章:即時、一杯の酒

今後更新予定の番外編一覧

------------- 今後更新していきたい番外編一覧です。 【本編】は無事終了いたしましたが、書きたいものが山盛りとなっておりますので、もう少しお付き合いしても良いよ!という皆様は、次週以降もお付き合い頂ければ幸いです。 とはいっても...
第4章:即時、一杯の酒

エピローグ7:きみとぼくの再会

幼い頃、オレは、よく夢を見ていた。 何の夢だか、今となっては覚えていないけれど、お母さんが言うにはよく、夢の中の友達の話をしていたらしい。 名前は、なんて言っていただろうか。 お母さんに聞いてもよく覚えていないし、オレ自身ももう覚えていない...
第4章:即時、一杯の酒

エピローグ6:幸福の果て

「ウィズ。俺、旅をしようと思ってるんだけど」 「は?」  俺は誰も居なくなった酒場の店内で、ウィズに正面から抱きかかえられ、何度も何度も口付けをしていた。  口付けのし過ぎて、少し唇が痛い。  けれど、これは俺とウィズの週末の決まり事だ。 ...
第4章:即時、一杯の酒

エピローグ5:新たな病

「なぁ、アウトー」  なんだよ、バイ。俺は今凄く真剣な作業をしているんだ。話しかけないで欲くれ。 「アウトってば!」 「あーっ!もうズレた!ズレたじゃないか!」  俺は手元にある、細かく指定された部位に黒色を塗る”ぬりえ”から無情にも、線か...