(小話12):婚姻の宴直後話

ツイッターお喋りまとめ

〇前世&金持ち父さん貧乏父さん〇

 

 

※今回の登場人物紹介はニアが書きました。

 

スルー(27)

私のお父さん。顔はすてきな方よ。お母さんもそう言ってる。けど、ちょっと元気すぎて、近寄らないで欲しい時があるの。

 

ヨル(33)

だあれ?知らない。え。オブのお父さん?そうなの?なら、知ってる。素敵な顔ね。お母さんも言ってたわ。

 

イン(11)

私のお兄ちゃん。優しいけど、すこし頭が悪いわ。オブが好きよ。あと、お父さんと歌って踊るのも好きみたい。

 

オブ(11)

お兄ちゃんの事が好きよ。

 

エア(33)

だあれ?え?お父さんと踊ってた人?お父さんが、言ってたけれどダンスが下手なんですって。

 

ビロウ(10)

多分、私と踊った子よね?オブそっくりの。私の事が好きみたいよ。ふふ。だって、ずっと私の事を見てるんだから。ばればれよ。

 

ニア(9)

わたし。みんな私を可愛いっていうし、私もそう思う。フロムと結婚する予定だけど、もっと良い人がいたら、その人とするかもしれないわ。

 

 

 

 

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【婚姻の宴を見ていたヨル】

ヨル『(へえ、さすがに宴ともなると相応の格好をさせて貰えるのか……惜しい。アレは体のラインに合っていない。どうせなら仕立て直して、首元と手首にラインを入れさせて、あぁ、帽子はあの形のモノよりは)』

※延々スルーに服を仕立てる理想を脳内で考えていた。ヨルはおしゃれ。

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【婚姻の宴を見ていたオブ】

オブ『(イン。あぁ、やっぱり身に着けるモノって大事だよな。けど、あれは多分、イン用に作られたものじゃないから少しサイズが大き過ぎる。問題ないなら仕立て直して僕の指示で作ったモノを着て、皆の前じゃなくて僕だけの為に踊)』

※父親と同じような事を考えつつ独占欲は天元突破済

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エア『(何で俺は急にこんな貧乏人と踊ってるんだ!?しかも、何で踊れてるんだ!俺はダンスが死ぬ程苦手なのに!)』

スルー『(っだ!っいだ!こいつ!?踏み抜き方が逆にテンポがいいってなんだ!わざとか!?いや、下手くそなだけか!)』

ヨル『(…何故あの場面でエアの方を連れて行くんだ!)』

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【オブとビロウの喧嘩】

オブ『何しに来たんだよ』

ビロウ『オブの癖に何か生意気だな。本当は俺の事が怖い癖に』

オブ『さっさと帰れ。わざわざこんな所までご苦労様。暇人』

ビロウ『っは!こんな貧乏人達相手に偉ぶってたら、泣き虫オブもこんな態度が大きくなる訳か』

※ここでオブは拳を振り上げました

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【ヨルとエアの喧嘩】

エア『よお、根暗!兄さんが会いに来てやったぞ!』

ヨル『わかった。ひとまず、先に屋敷に行っててくれ。今は兄さんの相手をしてる暇はないんだ』

エア『お前、いつからそんなに偉くなったんだ?』

ヨル『……面倒だな』

エア『あ?今、何て言った』

※ここでヨルは胸倉を掴まれます

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【殴られそうになっているビロウ】

ビロウ『(えっ!?あの可愛い子コッチに来た!なに、なに?こっち見てる!)』

オブ『(イン?止めても無駄だから。僕こいつだけは…)』

イン『オドッテクサダイマ?』

ニア『お兄ちゃんちがう。踊ってくださいませんか』

イン『クダサイマヵ』

オブ『(な、何事)』

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【胸ぐらを掴んでいるエア】

エア『(よしビロウ。そのままオブに盛大に殴られろ。そしたら俺が)』

イン『オレト、オドッテ、クダサイ、マセンカ!』

エア『(え?なんだ?)』

ニア『私と踊って下さいませんか?』

エア『(おいビロウ!お前まで何やってるんだ!)』

スルー『さぁ、夕まぐれの君!俺と踊ってはくれないだろうか!』

エア『(そして俺も何やってるんだ!?)』

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オブ『スルーさんて本当に歌は上手かったんだね』

イン『お父さん、歌だけは皆に褒められるよ!他はよく怒られてるけど』

オブ『だろうね。まぁ、歌の事はよく分からないけど、首都でもあんなに歌える人はそう居ないんじゃないかな』

イン『凄い!お父さん!オブがー!』

オブ『言わなくていいから!』

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【婚姻の宴直後】

ヨル『兄さん、屋敷に行こう』

エア『おい。アイツは何だ』

ヨル『……アイツ、とは』

エア『さっき俺と無理やり踊ってきた村人だ。村長とかなんとか言っていたが』

ヨル『(面倒な事になった)……知らないな』

エア『アイツなら、もしかしたら…』

ヨル『(兄さん。一体、何なんだ)』

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【エアとスルーのダンスを見るヨル】

 

ヨル『(なんで俺ではなくエアを踊りに誘うんだ。いや、分かっている。アイツは昼間は俺には関わってこないと。それは全部、俺の為だ。そう分かっていても、こうも腹が立つのは何でだ?相手がエアだからか?それとも相手が誰であれ、俺は腹を立てるのか?)っクソ』

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【ダンス直後・大人】

スルー『じゃあな!夕まぐれの君!足は痛いが君とのダンスも楽しい時間だった!くれぐれも、あまり弟を下に見て侮らないように!兄弟間の上下など、自分の存在を保証してくれるものではないからな!』

エア『おい待て!お前!ちょっ!ほんとに待て!だから待てと言って!っ足早過ぎだろ!』

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【ダンス直後・子供】

ビロウ『あっ、あの。きみ、名前は!?』

ニア『なあに?私の名前が知りたいの?』

イン『ほら、ニア行くよ!』

ビロウ『知りたい!知りたいです!』

ニア『ふふ。おしえてあげなーい!』

イン『ほーら!こっち!手つないで!』

ビロウ『えっ!ってかアイツ誰だよ!?手なんか繋いで!』

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【ダンスの後】

ビロウ『おい。あの子は誰だよ』

オブ『何だって?』

ビロウ『あの子だよ!?あの!オレと踊った女の子!あと、あの子と手を繋いでたアイツもついでに教えろよ』

オブ『(ビロウ、もしかしてインの事!)お前には絶対に教えない!』

ビロウ『なっ!もしかしてお前もあの子の事……!』

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イン『お父さん!』

スルー『なんだーい!息子!』

イン『なんでお父さんたまに俺の事息子って言うの?』

スルー『お前だって俺の事を名前でも何でもない“お父さん”って呼ぶじゃないか!』

イン『じゃあ、オレはお父さんの事をスルーって呼んでいいの?』

スルー『っいいな!二人の時はそう呼べ!』

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番外編【金持ち父さん、貧乏父さん】

 

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