<小話7>:婚姻の宴直後話

ツイッターお喋りまとめ

〇前世&金持ち父さん貧乏父さん〇

 

 

※今回の登場人物紹介はニアが書きました。

 

スルー(28)

私のお父さん。顔はすてきな方よ。お母さんもそう言ってる。けど、ちょっと元気すぎて、近寄らないで欲しい時があるの。

 

ヨル(31)

だあれ?知らない。え。オブのお父さん?そうなの?なら、知ってる。素敵な顔ね。お母さんも言ってたわ。

 

イン(11)

私のお兄ちゃん。優しいけど、すこし頭が悪いわ。オブが好きよ。あと、お父さんと歌って踊るのも好きみたい。

 

オブ(11)

お兄ちゃんの事が好きよ。

 

エア(33)

だあれ?え?お父さんと踊ってた人?お父さんが、言ってたけれどダンスが下手なんですって。

 

ビロウ(10)

多分、私と踊った子よね?オブそっくりの。私の事が好きみたいよ。ふふ。だって、ずっと私の事を見てるんだから。ばればれよ。

 

ニア(9)

わたし。みんな私を可愛いっていうし、私もそう思う。フロムと結婚する予定だけど、もっと良い人がいたら、その人とするかもしれないわ。

 

 

 

 

————–

【婚姻の宴を見ていたヨル】

ヨル『(へえ、さすがに宴ともなると相応の格好をさせて貰えるのか……惜しい。アレは体のラインに合っていない。どうせなら仕立て直して、首元と手首にラインを入れさせて、あぁ、帽子はあの形のモノよりは)』

※延々スルーに服を仕立てる理想を脳内で考えていた。ヨルはおしゃれ。

————–

 

—————

【婚姻の宴を見ていたオブ】

オブ『(イン。あぁ、やっぱり身に着けるモノって大事だよな。けど、あれは多分、イン用に作られたものじゃないから少しサイズが大き過ぎる。問題ないなら仕立て直して僕の指示で作ったモノを着て、皆の前じゃなくて僕だけの為に踊)』

※父親と同じような事を考えつつ独占欲は天元突破済

————–

 

—————

エア『(何で俺は急にこんな貧乏人と踊ってるんだ!?しかも、何で踊れてるんだ!俺はダンスが死ぬ程苦手なのに!)』

スルー『(っだ!っいだ!こいつ!?踏み抜き方が逆にテンポがいいってなんだ!わざとか!?いや、下手くそなだけか!)』

ヨル『(…何故あの場面でエアの方を連れて行くんだ!)』

————–

 

—————

【オブとビロウの喧嘩】

オブ『何しに来たんだよ』

ビロウ『オブの癖に何か生意気だな。本当は俺の事が怖い癖に』

オブ『さっさと帰れ。わざわざこんな所までご苦労様。暇人』

ビロウ『っは!こんな貧乏人達相手に偉ぶってたら、泣き虫オブもこんな態度が大きくなる訳か』

※ここでオブは拳を振り上げました

————–

—————

【ヨルとエアの喧嘩】

エア『よお、根暗!兄さんが会いに来てやったぞ!』

ヨル『わかった。ひとまず、先に屋敷に行っててくれ。今は兄さんの相手をしてる暇はないんだ』

エア『お前、いつからそんなに偉くなったんだ?』

ヨル『……面倒だな』

エア『あ?今、何て言った』

※ここでヨルは胸倉を掴まれます

————–

 

————–

【殴られそうになっているビロウ】

ビロウ『(えっ!?あの可愛い子コッチに来た!なに、なに?こっち見てる!)』

オブ『(イン?止めても無駄だから。僕こいつだけは…)』

イン『オドッテクサダイマ?』

ニア『お兄ちゃんちがう。踊ってくださいませんか』

イン『クダサイマヵ』

オブ『(な、何事)』

————–

 

————–

【胸ぐらを掴んでいるエア】

エア『(よしビロウ。そのままオブに盛大に殴られろ。そしたら俺が)』

イン『オレト、オドッテ、クダサイ、マセンカ!』

エア『(え?なんだ?)』

ニア『私と踊って下さいませんか?』

エア『(おいビロウ!お前まで何やってるんだ!)』

スルー『さぁ、夕まぐれの君!俺と踊ってはくれないだろうか!』

エア『(そして俺も何やってるんだ!?)』

————–

 

————–

オブ『スルーさんて本当に歌は上手かったんだね』

イン『お父さん、歌だけは皆に褒められるよ!他はよく怒られてるけど』

オブ『だろうね。まぁ、歌の事はよく分からないけど、首都でもあんなに歌える人はそう居ないんじゃないかな』

イン『凄い!お父さん!オブがー!』

オブ『言わなくていいから!』

————–

 

————–

【婚姻の宴直後】

ヨル『兄さん、屋敷に行こう』

エア『おい。アイツは何だ』

ヨル『……アイツ、とは』

エア『さっき俺と無理やり踊ってきた村人だ。村長とかなんとか言っていたが』

ヨル『(面倒な事になった)……知らないな』

エア『アイツなら、もしかしたら…』

ヨル『(兄さん。一体、何なんだ)』

————-

 

————-

【エアとスルーのダンスを見るヨル】

 

ヨル『(なんで俺ではなくエアを踊りに誘うんだ。いや、分かっている。アイツは昼間は俺には関わってこないと。それは全部、俺の為だ。そう分かっていても、こうも腹が立つのは何でだ?相手がエアだからか?それとも相手が誰であれ、俺は腹を立てるのか?)っクソ』

————-

 

————-

【ダンス直後・大人】

スルー『じゃあな!夕まぐれの君!足は痛いが君とのダンスも楽しい時間だった!くれぐれも、あまり弟を下に見て侮らないように!兄弟間の上下など、自分の存在を保証してくれるものではないからな!』

エア『おい待て!お前!ちょっ!ほんとに待て!だから待てと言って!っ足早過ぎだろ!』

————-

 

————-

【ダンス直後・子供】

ビロウ『あっ、あの。きみ、名前は!?』

ニア『なあに?私の名前が知りたいの?』

イン『ほら、ニア行くよ!』

ビロウ『知りたい!知りたいです!』

ニア『ふふ。おしえてあげなーい!』

イン『ほーら!こっち!手つないで!』

ビロウ『えっ!ってかアイツ誰だよ!?手なんか繋いで!』

————-

 

————-

【ダンスの後】

ビロウ『おい。あの子は誰だよ』

オブ『何だって?』

ビロウ『あの子だよ!?あの!オレと踊った女の子!あと、あの子と手を繋いでたアイツもついでに教えろよ』

オブ『(ビロウ、もしかしてインの事!)お前には絶対に教えない!』

ビロウ『なっ!もしかしてお前もあの子の事……!』

—————-

 

————-

イン『お父さん!』

スルー『なんだーい!息子!』

イン『なんでお父さんたまに俺の事息子って言うの?』

スルー『お前だって俺の事を名前でも何でもない“お父さん”って呼ぶじゃないか!』

イン『じゃあ、オレはお父さんの事をスルーって呼んでいいの?』

スルー『っいいな!二人の時はそう呼べ!』

—————

 

 

 

次頁

番外編【金持ち父さん、貧乏父さん】