232:きおく

———おぶ、約束をしよう

———オブ、もう……ダメなの?約束は、もうない?無くなった?

———オブ、泣かないで

———オブが居てくれる。俺の隣にはずっとオブが居る

———俺はまだオブの本当の気持ちを聞けていない

———俺を、嫌いになろうとしてるんだろう

———オブ、キミの気持ちを知りたい。

———俺とオブはずっと一緒

———オブと、俺だけのやつだと思ってたのに

———俺、オブが居ないと寂しいよ

———……っオブ!オブだ!おーい!オブー!

———オブ、ニアばっかり先に覚えたらいやだから、あとでこっそりオレにだけ、文字おしえて

———一緒に考えて出した答えなら、きっと二人共笑顔で約束できる筈なんだ

———オブが悪い奴になる事よりも、オブと離れないといけなくなる方が、ずっと怖いよ

———オレ、いっつもオブとは二人っきりで会いたいって思ってるのに!それ、オレのお願いじゃん!

———毎日は無理でも、ちょっとだけ。約束した日はそこで二人で過ごすんだよ!

———いいなぁ。永遠に一緒の約束

———っは、はずかしい

———オブ、オレは大丈夫。何があってもオブの所に帰ってくるよ

———オレも探したい!大人になる薬!

———あーっ!オブ!俺の事覚えててくれたー!良かったー!

———おお!オブみたいなかたちだねぇ

———会いたい人とすれ違わないようにする為!

———また、明日ここに来てもいい?

———キラキラしてて丸いなんて、それもしかして月?

 

 

 

 

———名前、おしえて

 

 

 

『イン、あいたい、あいたい、あいたい』

 

 

 イン、お前こそが俺の幸福そのものだ。

 

 

 

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