(外伝86):お父さんシリーズ

シリーズお喋りまとめ

【金持ち父さん、貧乏父さん】&【前世組み】

 

 

 

——-前書き———

【お父さん】シリーズに関するおしゃべり。息子達もこちらに入ります。

————————

 

 

 

【お父さん達って、仲良しだったんだね!】

イン『ねー。オブは知ってた?うちのお父さんと、オブのお父さんが仲良しだったって!』

オブ『…』

イン『オブ?』

オブ『え?!……さっきの誰?さっきの大声で叫んでた人……誰!?』

イン『オブのお父さんじゃん。オブ、どうしたの?見えなかったの?』

オブ『……頭が、追いつかない。え、なんで?スルーさんと。え?!』

 

 

 

【やっぱり信じられない!】

オブ『え、なんで?お父様とスルーさんが?』

イン『うん!ビックリしたねー!』

オブ『いや、そうだけどっ!スルーさんと、うちのお父様だよ!?そんなっ!ありえない!』

イン『でも、手つないでたよ?』

オブ『そうだけどっ!』

イン『ヨルさんの大声、面白かったね!』

オブ『あぁぁぁ!誰かこの気持ちわかって!?』

 

——一言——

はいじ「わかってもらえない、くのう」

 

 

 

【スルー現る!】

スルー『おっ!オブじゃないかー!やぁ、やぁ!』

オブ『はぁ』

スルー『おい!なんで俺の顔を見ると溜息をつくんだ!?』

オブ『なんで、インに会いに来ると、スルーさんに会ってしまうのか……』

スルー『理由を教えてやろう!俺とインが親子だからだっ!』

オブ『なんで、インとスルーさんは親子なのか……』

スルー『そっ、そこまでか…!?』

 

 

スルー『わかった!そんな事を言う悪い子供は……こうしてやろう!』

オブ『ちょっ!うわっ!はっ!離せ!?おろせっ!?このっ!クソッ!スルー!!』

 

ぐるんぐるんぐるん!

 

スルー『あははは!クソッてお前、まるで父親と同じじゃないかー!あはは!』

オブ『おろせぇぇぇ!!』

スルー『あはは!』

 

——-一言—–

はいじ『まだ、ヨルが村人の前で、大声で叫ぶ前です』

 

 

 

【真似しなくていい】

イン『あっ、ヨルさんだー!こんにちはー!』

ヨル『あぁ、イ』

 

パタパタパタ ゴデン!

 

ヨル『っ!!おいっ!大丈夫か!?』

イン『…』

ヨル『おっ、おい…イン』

 

ムク

 

ヨル『っ』

イン『あははっ!転んだー!』

ヨル『膝から血が出ているぞ』

イン『ほんとだっ!あははっ!』

ヨル『何故、笑う?』

 

 

イン『…なぜ?』

ヨル『痛いんだろう。笑う必要はない』

イン『おっ、おとうさん、が、いたいとき、はっ、笑うがらっ』

ヨル『そんな所は、真似しなくていい』

イン『っうぇぇぇ。いだいー!』

ヨル『傷を水で洗うぞ』

イン『あっ、あるっけないー!』

ヨル『…ほら、特別だ』

イン『うぅ…へへ』

 

 

—-怪我したインを川へ運ぶヨル

(抱きかかえ方は、前から抱っこしているような状態)

 

ヨル『(……軽いな。もしかして余りに食べていないのか)』

イン(ぎゅ)

ヨル『っ!!』

イン(すり)

ヨル『っ!!』

 

ヨル、抱っこの経験0の為ぎゅっと抱きつかれる事に、初めて強目に父性をくすぐられる。

 

 

 

 

—-オブを抱えて駆け抜けるスルー。

 

スルー『オブ!お前を今から鳥にしてやる!ほーら!』

オブ『降ろせって言ってるのが聞こえないのか!?スルー!クソッ!こわいこわいこわいぃぃ!!』

 

ダダダダダ!!

 

イン『わぁ!オブとお父さんだ!』

ヨル『……何をやっているんだ、アイツは』

 

 

 

—–ヨルのアオハル後。

 

オブ『お、お父様…あの、昼間のアレは、一体…』

ヨル『昼間のアレ、とは』

オブ『昼間のアレです……あの、えっと…』

ヨル『何の事を言っているのか、全く分からんな』

オブ『……お父様、言っていいでしょうか』

ヨル『何だ』

オブ『顔が、まっ』

ヨル『言わなくていい』

 

 

——一言—–

はいじ「ヨルもヨルで息子には触れられたくなく、オブもオブで、普段とあまりに違う父親の姿に、触れるに触れれない」

 

 

【お父さんって、訳わかんない事言うんだもん!】

イン『ねー!ねー!お父さんはヨルさんとずっと仲良しだったの!?なんで教えてくれなかったの!?』

スルー『だから。一番最初に伝えたじゃないか。夜に会える俺の愛好者が居るって!』

イン『それお父さんの勘違いだと思ってた!本当だったんだ!』

スルー『…イン、さすがの俺も泣きたくなったぞ』

 

 

【オブはオレのあいこうしゃだもんね!】

イン『昨日お父さんに色々聞いてきたよ!』

オブ『おれは聞けなかった…スルーさんは何て?』

イン『ヨルさんは、お父さんの あいこうしゃ なんだって!』

オブ『また、変な事言ってる』

イン『 あいこうしゃ ってオレにとってのオブ?』

オブ『ぐっ…傲慢この上ない事言ってるのに…まさにその通りです!』

 

 

 

 

【本編~ザン視点~】

スルー『ザンザンザンザーン!』

 

 

オポジット『アイツ、まだあんな遠くに居るのに……うるせーな』

ヨル『……っく(昼間はソッチで呼ぶのか……慣れん)』

 

 

スルー『ザーン』

 

 

ヨル『……』

オポジット『ん?』

ヨル『……(来ないな)』

 

 

オポジット『なんか、蹲ってんぞ……あぁ、籠が壊れたのか』

ヨル『ボロボロだからな(備品としてコッチで購入するか)』

オポジット『なんか、今度はヴィアに怒られてんぞ』

ヨル『あれが……スルーの(予想以上に、器量が良いな)』

 

 

オポジット『あ、今度はヴァーサスか』

ヨル『ヴァーサス?』

オポジット『あぁ、あれはスルーの弟だな』

ヨル『えらく若いな』

オポジット『まぁ、そうだな。年の離れた兄弟だ』

 

 

ヨル『具合も悪そうだが』

オポジット『アイツは昔から体が弱いからなぁ。あれじゃあ、嫁も取れんだろうな』

ヨル『……そうか(何を、話しているんだ。スルー)』

オポジット『よく分からんが、あそこの家は複雑みたいだからなー』

ヨル『(周囲が……勝手に複雑にしているだけだ)』

 

 

イン『お父さーん!!』

 

 

オポジット『お、今度はインだ。……フロムと、お前の息子も居るぞ』

ヨル『そうだな』

オポジット『なんか、アイツ。子供らと喧嘩を始めたぞ。まったく、しょうのないヤツだな』

ヨル『そろそろ、呼びに行くか(オブ、お前……そんな顔もするのか)』

オポジット『だな』

 

 

フロム『知るか!この嘘つきヤロウめ!ほら!お礼しろ!ニアをよこせ!はーやーく!』

スルー『誰がやるか!バーカ!』

フロム『バカはお前だ!ウソつき!』

 

 

オポジット『またアレか。フロムのやつ、あんな必死にならなくても、俺がきちんとスルーからニアを貰ってきてやるのに。まったく堪え性のない奴だ』

ヨル『……この村の嫁取は親がやるのか』

 

オポジット『まぁ、家同士の話し合いが要るからな。俺がスルーと話してニアを貰いに行く事になるだろうよ』

ヨル『ほう(あまり貴族と変わらないのだな)』

 

 

オブ『じゃあ、スルーさん。おれにはインをください。お礼はソレでいいです』

スルー『はぁっ!?オブッ!お前まで何を言い出すんだ!?フロムに毒されたか!?』

オブ『なんですか?何でも願いを叶えてくれるって言ったじゃないですか。嘘つきですか?』

 

 

ヨル『……オブ』

オポジット『おお、おお。じゃあ、お前はスルーからインを貰いにいかねーとな!』

ヨル『……まったく』

 

 

スルー『くそっ!ウソつきでも何でも言え!俺の宝物は、お前らにはやらん!シッシッ!』

フロム『この嘘つきが!』

オブ『最低の大人め』

イン『あははっ、なんかよく分かんないけど面白いや!』

 

 

ヨル『スルー、早くこっちに来い』

 

 

——-一言——-

はいじ「ヨルはずっと見てました」

 

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