第4.5章(外伝):金持ち父さん、貧乏父さん その3

第4.5章(外伝):金持ち父さん、貧乏父さん その3

二度目の後書き

皆様、読了お疲れ様です。 本当の、本当にお疲れ様です。 此方のお話を書いております、はいじです。 さて、こちらの【番外編】11月の半ばからスタートさせて、完結が2月。 まる3か月も終わらせるのにかかってしまいました。 ただでさえ【本編】も長...
第4.5章(外伝):金持ち父さん、貧乏父さん その3

101:金持ち父さん、貧乏父さん(101)

----------------------『っ!!』 俺は納屋の隅にある藁の上で蹲りながら、心臓が飛び上がる程の嫌な感覚に目を開けた。『はぁはぁはぁっ』 先程まで、酷く嫌な夢を見ていた気がする。それは、俺が全てを失う、とても恐ろしい夢だっ...
第4.5章(外伝):金持ち父さん、貧乏父さん その3

100:金持ち父さん、貧乏父さん(100)

〇 ザンはかろうじて建っているように見える、小さなボロ屋を前に腕を組んだ。そういえば、ザンはスルー抜きでこの家を訪れた事は一度だってなかった。 オポジットはスルーは納屋で丸まっていると言っていたが、実際に納屋を目の前にしてみれば、そこはどう...
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99:金持ち父さん、貧乏父さん(99)

----------------------- 嫌な現実が追いかけてくる。---------スルー。村の併合が完了したら、正式に首都に戻る事が決まったよ。 そう言ってヨルがなんて事ない顔で、俺から背を向ける、酷く悲しい現実。だから、俺は何か...
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98:金持ち父さん、貧乏父さん(98)

『……これは』 しかし、ザンの伸びきった背筋は村の荒れ果てた状況に、一気に肝を冷やす事になった。 倒壊している家屋は見当たらないが、それにしても酷かった。いつもの、どこか安穏とした村の様子は、今回ばかりは飛び散った木々や、あらゆるモノで正に...