番外編2:お祝いはキモチ!(ミハル+マスター→←寛木)

 

ある日の仕事終わり

 

マスター「あ、そういえば。今日は寛木君の誕生日だったね」

ミハル「そーなんですかー?」

マスター「うん、確かそうだったよね?寛木君」ちら

寛木「あ?何覚えてんだよ」

 

ミハル「ゆうが君、マスターに誕生日覚えてて貰えてうれしそー!」

寛木「嬉しくねぇから!つーか、アンタも!履歴書の個人情報ペラペラ言ってんじゃねぇし!」真っ赤!

マスター「あ、ごめ。ごめんなさい。そういうつもりじゃなくて……!」あわ

 

寛木「あ、いや。別にマジでキレてたワケじゃ……」おろ

ミハル「じゃあ、今からゆうが君のお誕生日をお祝いしまーす!」にこ!

マスター「あ、じゃあ。いつもより、ちょっと良いコーヒーと、ケーキを」にこ

 

寛木「いや、無駄遣いすんなし!赤字かさんだらどうすんだよ!そういうどんぶり勘定を直せっつってんだろうが!」

マスター「あっ、ごめんなさい。でも、お祝いだし……」しゅん

寛木「ぐっ」

 

ミハル「あはは!ゆうが君かっとーしてるー!」

寛木「ミハルちゃーん?葛藤って漢字で書けるようになってから言いなぁ」

ミハル「あぁぁ、ますたー。ゆうが君が髪引っ張るー!」

マスター「ほらほら、やめな(……かっとう。俺も漢字で書けない)」ぴた

 

寛木「いや、だから手ぇ触んなし!」真っ赤

マスター「なんかもう、全てにおいてごめんなさぁいっっ!!もう二度と触りませんっ!」ぱっ!

寛木「そこまでは言ってねぇだろ!?」かっ!

 

ミハル「はーい!じゃあ、ゆうが君の誕生日のお祝いに私は踊りまーす!」

寛木「は?」

ミハル「ますたーは歌ってください!」

マスター「え?」

 

ミハル「これならタダだけど、思いっきりお祝いできるから!それに、ますたーカラオケ上手だったし」にこー!

マスター「ちょっ、待って待って!いや、そんな小学生のお誕生日パーティじゃないんだから」

寛木「……いいじゃん、歌ってよ」

 

マスター「えぇっ!?いや、俺そんな最近の曲とか知らないし」

寛木「誕生日の人の言う事はー?」

ミハル「ぜったーい!」

マスター「うわ(ノリとテンションが若すぎる……いや、実際若いんだけど)」

 

寛木「ハイ、どーぞ」にや

マスター「うぅ……」真っ赤

ミハル「私はマスターに合わせて踊ります!」

マスター「もう、わかったよ。じゃあ……えっと……いきます」

 

寛木君の誕生日パーティ。

マスターはカントリー〇ードを歌いました!

 

ほんとはマスターの歌を揶揄ってやろうと思ってた寛木君だったけど、ガチで上手いのと、歌詞がガチで刺さり過ぎてちょっと泣きそうになっちゃった!

ミハルちゃんは優雅に舞い踊ったよ!

 

ミハル「誕生日おめでとー!」

マスター「おめでとー!」

寛木「……誕生日おめでとうって、この年で言ってくれる奴がホントに居たんだな」

 

お祝いはしてもし過ぎる事はないね!

結局、マスターはコーヒーとケーキも出してあげたよ!

 

 

おまけ

 

くつろぎ君 今昔!

 

【昔】

マスター「寛木君、はい。紅茶」

寛木「っは、大企業様が金と時間をかけて作り上げたティーバッグで淹れた紅茶は拗らせてなくて美味いねぇ」にや

 

【今】

マスター「寛木君、はい。紅茶」

寛木「は?なんでコーヒーじゃねぇんだよ(え、なんだ…?なんか怒らせるような事言ったか、俺)」オロ