ランキング1位の小説家に推されている!

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20:筆を折る時、創作者が必ずやるべき「たった一つ」のこと

金曜倶楽部を後にした足で、俺はそのまま月曜倶楽部へと向かった。 夕方になっても気温は下がらず、月曜倶楽部の部室には昼の熱気がこもったままだ。(……やっぱ、金曜倶楽部と全然違うな) しかし、嫌な肌寒さを感じていた俺にとっては、このぬるい空気は...
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19:感想が、他人のもので埋め尽くされる前に

十月。 本格的に秋の気配が漂い始めた頃、京明大学では後期の授業が始まっていた。 それと同時に、学内は一斉に文化祭モードへと突入していく。 京明大学で最大級の盛り上がりを見せるイベント――それが「京明祭」だ。 特に「七曜会」に所属する学生にと...
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18:称賛はわたあめ、批判は火傷

「……ノキ先生、アカウント消さなきゃいいけどな」「え?」「アンタも【ツク・ヨム】で書いてるなら分かるだろ。Web小説ってのは、読者の感想がダイレクトに作者に伝わる。それが良い方向に働いてる時はいい。でも、長く書いてりゃそうじゃない時も必ずあ...
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17:体験したことしか書けないなら、Web作家はみんな異世界転生してる

九月になった。 しかし、大学というのは面白いもので、九月に入ってもまだ「夏休み」は続いている。「最近、少し日が落ちるのが早くなってきたねぇ」「ですねぇ。なんだか、ちょっとだけ夜は涼しくなってきた気がします」 その日も俺は、食器を洗いながらマ...
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16:「お前」は「俺」じゃなかったのか

「アンタ、好きかどうかを周りの意見で決めんの?」「っあ、ちがっ……!」「ってか、知ってたんだ。……最近、俺のせいで野次馬増えてたからな。アンタもそのクチ?ま、アンタも俺の作品を褒めてたしな。そういう〝うっすい感想〟しか出てこないの、納得だわ...