勇者パーティから追放された弓使いを幸せにする、たった1つの方法 26:それぞれの役割 目覚めた時、そこは固い鎧の上だった。カチャカチャと鎧の擦れる、妙に優しく空気を揺らす。いつも通り、俺はセイフの背中に居た。 前方からはリチャード達の楽しそうな話し声が聞こえてくる。 最近は起きた後もずっと寝たふりをして、セイフの背中に居させ... 2023.11.23 勇者パーティから追放された弓使いを幸せにする、たった1つの方法
勇者パーティから追放された弓使いを幸せにする、たった1つの方法 25:信頼って、いつ感じる? 「でも、そろそろお前は……自分の力でパーティをまとめなきゃだめだろうが」 いつまで俺を悪者にしてりゃ気が済む。そんなんで、魔王を倒せるのか。「ったく、本当に仲間だけじゃなく……お前が死ぬぞ。リチャード」 俺は、なんだか更に体が重くなった気が... 2023.11.23 勇者パーティから追放された弓使いを幸せにする、たった1つの方法
勇者パーティから追放された弓使いを幸せにする、たった1つの方法 24:チームワークの要 ◇◆◇ あぁ、なんか疲れた。「よし、今日はここで野宿するか!明日には聖王都に到着するぞー!」 リチャードの明るい声が、俺の鼓膜を揺らす。 リチャードはどうしてこうも元気なのだろう。いや、むしろ。どうして俺はこんなにも疲れてしまっているのだろ... 2023.11.23 勇者パーティから追放された弓使いを幸せにする、たった1つの方法
勇者パーティから追放された弓使いを幸せにする、たった1つの方法 23:セイフのお怒り セイフが変だ。「前衛の二人は、もっと前に出ろ!セイフはもっと敵を引き付けてくれ!」「……」「他の皆は詠唱は控えろ、この敵はそこまでしなくていい!」「「分かった!」」「テル、奥の敵を頼む!俺が後方の敵をヤる!」「うん」 セイフのパーティメンバ... 2023.11.23 勇者パーティから追放された弓使いを幸せにする、たった1つの方法
勇者パーティから追放された弓使いを幸せにする、たった1つの方法 22:幼馴染パーティ 「セイフ、悪かった。お前の役割を、俺が履き違えていた」「……」「なぁ、頼む。パーティに戻ってきてくれないか。俺達には、お前が必要なんだ」 あぁ、予想外だ。 まさか、俺がグダグダ悩みまくっているせいで、こんな事態になるなんて。「……」 俺はセ... 2023.11.23 勇者パーティから追放された弓使いを幸せにする、たった1つの方法