ぼっちはいやだ!

ぼっちはいやだ!

6話:卒業なのか喪失なのか

◇◆◇ 女の子さえ居てくれれば、俺は童貞を卒業できる。 ——そんな俺の考えは、ともかく非常に甘かった。「ほらぁ、早く脱ぎなってぇ」「うっ、うわ。あの……ちょっと待って!」「あはは、めっちゃビビッてる!手震えてんじゃん!」 いざ本番を迎えたも...
ぼっちはいやだ!

5話:神聖なる儀式

◇◆◇ 次の日の放課後、教室はいつものようにざわざわしていた。「なぁ光、今日はどこ行く?カラオケ?それともまたゲーセン?」「なー、今日でっけぇUFOキャッチャーに挑戦してみね?」 クラスメイト達が口々に遊びの提案をする中、光君は悠然と立ち上...
ぼっちはいやだ!

4話:魂のメイユウ

◇◆◇ 俺は光君に連れられ、学校近くの商店街に向かった。 夏の夕陽がビルの隙間から漏れて、光君の輪郭を強調している。……いや、何だこのイケメン。改めて思うが、ギャル達に改造されてからの光君、マジでかっこいい。「なぁ、光君ってさ、彼女とかいた...
ぼっちはいやだ!

3話:オタクの変貌

◇◆◇ そうこうしているうちに一学期も終わりに差し掛かった。「なぁ、光!今日は放課後何する~?」「む、今日か?」「そそ!また何かおもしれぇ事やろうぜ!」 気づけば、光君は自然とクラスの中心に居座るようになっていた。 昼休みには「アニメのコラ...
ぼっちはいやだ!

2話:キラキラ光るオタク

俺が戸惑っていると、ソイツは自分の席から立ち上がって俺の席の前まで来て、ガシリと俺の手を両手で握りしめてきた。前髪からチラチラと覗いたその瞳は、そりゃあもうキラッキラに光輝いていた。 隠れる手が、熱い。あと、すっごい汗ばんでる。手、離したい...