第2章:俺の声はどう?

第2章:俺の声はどう?

92:イーサ、初めての

「マティック、頼む。教えてくれ。人間が自分の価値を信じ、涙を流す事なく、この国で生きて行く為には、一体俺は、このクリプラントをどのような国にすればいい?」  真っ直ぐ此方を見つめながら問うてくるイーサの姿。 それに対し、マテ...
第2章:俺の声はどう?

91:イーサの野望

--------- ------- ----  イーサは、パチリと目を覚ました。目覚めて最初に目に入ってくるのは、見慣れた天井。チラリと顔を横に向ければ、そこには笑顔のあも。 「サトシ……」  聡志が泣いている。ここ最...
第2章:俺の声はどう?

90:サトシの癇癪

 毎日、毎日。  夢を見るんだ。 『…また、ここか』  何の夢かって?そりゃあ、イーサの夢を、だ。  起きたらスッカリ忘れちまうのに、眠ると、これまでの夢の事も全部思い出す。いつも始まりは王宮の中庭の小道。  ...
第2章:俺の声はどう?

89:サトシのストレス

 俺も、ビットみたいに自由になりたい。 「なぁ、役立たず!俺はオメェなんて欠片も好みじゃねーからよぉ、オメェの穴には興味ねぇんだ。だからさぁ、」 「……」 もう、休憩中のエルフ達の視線は、完全に俺へと向けられていた...
第2章:俺の声はどう?

88:エーイチ先生の授業

----------- -------- -----  エーイチは、只者ではなかった。そして、俺は本当に只者だった。 俺はいつもそうだ。  俺の価値って、一体どこにあるんだろう。 --------サトシ、ビッ...
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