初代様には仲間が居ない!

初代様には仲間が居ない!

番外編1:犬、羞恥心を覚える!(初代×犬)

【前書き】 本編直後。 さて、これから久々にヤるぞ!というタイミングで、急に芽生えた羞恥心によって犬勇者が初代様の言う事を聞けなくなるお話。 ヤれてないですが、一応R18という事で! 短いお話ですが、どうぞ。  初代様は俺に会う為に、魔王に...
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エピローグ:初代様には俺しか居ない!

「おい、犬。こっちに来い」 「はい!」  初代様が俺を呼ぶ。俺はそれに「はい」と返事をする。  俺達の旅は、完全に終わりを迎えたのだ。         〇  結局、俺達勇者一行は魔王を倒す事が出来なかった。 仲間は全員地に伏し、勇者の俺に至...
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10:初代様は幸せになれない!

---------- -------- ----- 「え」  目の前に現れた光景に、俺は思わず呆けた声を上げた。 「あれ?勇者?まだ、此処に居たのか?え?まさか、俺が何か失敗したのか?いや、待て。そんな事はない。マナはきちんと減っている。じ...
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9:愚図な犬には、俺しか居ない!(と思っていた)

「は?」  俺の犬が勝手にどこかへ行ってしまった。 「今朝、お部屋に食事をお持ちした時には、既にいらっしゃいませんでした」 「なん、だと」  その日は、俺とお節介女の結婚式当日だった。本当なら、俺はこんな犬の部屋になど寄っている暇などないの...
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8:初代様には、敵が居ない!リターンズ!

その後、俺達は無事に姫を城まで送り届ける事に成功した。あぁ、これで一軍女子との旅は無事に幕を閉じたワケだ。  ひゃっほう!サイコー! 「勇者様、御武運をお祈りしております」 「ええ。姫も、ご健勝であられますよう」 「必ず……帰って来てくださ...