ゆうふくママと、ひんこんママ 6:村でのママたち ヴィア、すき エクセプト「(ヴィア…すき)」 ザン「(この鳥の死骸をどうしろと)」 オブ「(お父様の事が嫌いだからって、何もこんな嫌がらせをしなくても)」 ザン「おい」 エクセプト「……なに(この人きらい)」 ザン「この死骸、一体どうする気... 2022.04.02 ゆうふくママと、ひんこんママ
ゆうふくママと、ひんこんママ 5:ゆうふくママと、ひんこんママ④ 4:私をどこかへ 「そうね。きっとこれじゃあ足りないわ」 私が彼女に触れられていた手を、もう片方の手でソッと握り締めていると、隣でポソリとした呟きが聞こえてきました。 どうやら、彼女は自分の持っているあの鳥の亡骸に不満を抱き始めたようで... 2022.04.01 ゆうふくママと、ひんこんママ
ゆうふくママと、ひんこんママ 4:ゆうふくママと、ひんこんママ③ 3:彼女はまるで、 「こんにちは。これは貴方の帽子よね?」 「……は、はい」 「ヒラヒラして、手触りも良いし、色も春のお花みたい。素敵な帽子ね」 彼女は帽子を見てニコリと微笑みます。その意思の強そうな眉と、真っ黒で大きな瞳が、ハッキリと私... 2022.04.01 ゆうふくママと、ひんこんママ
ゆうふくママと、ひんこんママ 3:ゆうふくママと、ひんこんママ② 2:王子様現る 「靴が汚れてしまったわ」 私は一人で歩いていました。 前の日に雨でも降ったのか、私の歩いている小道は、もちろん煉瓦で補整されているわけでもない、泥だらけでべちゃべちゃの道です。 ニースは居ません。本当に、私一人きりです... 2022.04.01 ゆうふくママと、ひんこんママ
ゆうふくママと、ひんこんママ 2:ゆうふくママと、ひんこんママ① 1:生誕のお祝い 自国を救う為に敵国へと潜入した男装の姫君は、敵国の王子様と最初こそ対立し合いますが、最後の頁では平和と永遠を誓い口付けを交わします。 帝国最強と謳われた美丈夫の騎士は、傷を負った時に手を差し伸べてくれた平凡な村娘に心を奪... 2022.04.01 ゆうふくママと、ひんこんママ