第4章:俺の声を聴け! 204:旧友との再会 -------------------「では、これで一旦話し合いは終わりだ。各々解散してもらって構わない」 カナニの声がクリプラント王宮の一室に響く。それと同時に、それまで話し合いの体を保っていた場の空気が一気に緩む。 いや、あれを話し合い... 2023.02.08 第4章:俺の声を聴け!
第4章:俺の声を聴け! 203:イーサの不満 「ダメです」「ええ、ダメですね。何を言ってるんですか。まったく」「お兄様?どこの国に、使者と一緒にノコノコ付いていく王様が居るの?もう少し考えて発言してちょうだい。ねぇ?ポルカ?」「私の世界では、ソラナが全部正しいわ」 イーサの提案が秒速で... 2023.02.05 第4章:俺の声を聴け!
第4章:俺の声を聴け! 202:サトシの不安 カナニ様、俺は全然大丈夫な気がしません。「エイダ。本当にお前に任せて大丈夫なんだろうな?」「大丈夫、大丈夫!さっきジェロームに伝書鳩を飛ばしといたから。そのうち『いつ会う?』って連絡が来るさ」「……はぁ」 俺は深い溜息を吐くカナニ様を前に、... 2023.02.05 第4章:俺の声を聴け!
第4章:俺の声を聴け! 201:ジェロームの興味 「なんだと?」 ジェロームは見慣れた字で書かれた手紙を前に、酷く眉間に皺を寄せた。 今や、リーガラントにおいて「手紙」なんてモノは殆どみられない。そう、「紙」は形式的で儀礼的なモノにしか用いられなくなってしまった。 それこそ、開戦における勅... 2023.02.05 第4章:俺の声を聴け!
第4章:俺の声を聴け! 200:俺とイーサだけ 「……違うよ、エイダ」 俺は王様然と構えるイーサを見つめながら、代わりに口を開いていた。それと同時に、それまで余裕ありげに構えていたイーサの表情が微かに崩れる。あぁ、これこれ。俺が良く知ってるイーサの顔だ。『サトシ!今日はあもを喋らせろ!』... 2023.02.01 第4章:俺の声を聴け!