第3章:俺の声はどうだ!

第3章:俺の声はどうだ!

153:一方その頃店の裏では

 マティックは目の前の光景に、完全に引いていた。 「うぅぅぅっ、なんだ!アイツら……なんで、ポチがあの時のことをぉっ!俺が言った台詞まで、全部知っていやがるっ!いやっ、もうそんな事ぁ、どうでもいいっ!ヴィタリックぅ……...
第3章:俺の声はどうだ!

153:愉快に泣き上戸

 お話会が終わった。  周囲からは、最高の歓声が上がっている。どうやら、俺とイーサのお話会は大成功だったようだ。 「サトシ!お前、いつも思うが作り話がうめぇな!」 「しかも、絶妙に本当に居る要人の名前を出してくるモンだ...
第3章:俺の声はどうだ!

152:弔辞

弔辞  お前の訃報を受けた時、ちょうど収録が終わった所だった。最近、めっきり現場で合う事もなく、久々に家に遊びに行こうかと思っていた矢先の話だ。  最近、体調も大分良くなってきたと言っていたのに、本当に残念だ。早く、会い...
第3章:俺の声はどうだ!

151:サトシ、男同士の友情にシビれる

「ボロボロのヴィタリックが城に戻った瞬間!カナニが一目散にヴィタリックの元へと駆け寄るんだ!そして!こう言う!」  俺は散漫になってしまった皆の意識を引き戻す為、少し演技も入れてみる事にした。そう、あの時画面の中のカナニは帰っ...
第3章:俺の声はどうだ!

150:サトシ、ヴィタリック推しを暴露する

「これこそが、六百年前の国家防衛戦線の裏側である!」  俺がハッキリとそう告げると、それまで黙って俺の事を見ていたイーサが、不満そうに此方を見ていた。 「なんだよ、イーサ」 「そんな都合の良い事があるワケない。そも...
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