頼むから、死亡フラグくらい立ててくれ!

頼むから、死亡フラグくらい立ててくれ!

18:付記2

◇◆◇「ループ……」 勇者の死亡は、世界を震撼させた。人々は口々に、この世界から希望は絶たれたのだと言った。「そりゃそうだ。アイツが居ない世界のどこに希望があるってんだ」 ループが居ない事で揺れる世界を見るのは、酷く心地良かった。その絶望が...
頼むから、死亡フラグくらい立ててくれ!

17:付記1「古より、星は常に闇夜で光り輝くことから夢や希望の象徴とされている」

ループが死んだ。 突然、自らの首を掻き切った。そう、あれは誰がどう見ても自殺だった。「ループ、どうしてっ」「なんで、こんな事に……」「ループが居なくて。私達、これからどうすればいいの」「どうするったって……そんなの」 勇者を失った俺達に、魔...
頼むから、死亡フラグくらい立ててくれ!

16:101回目の再会

◇◆◇「……あーぁ、まぁた来ちゃったよ」 そんなワケで、俺はまたしてもループの人生を歩んでいた。これで記念すべき101回目。ついに小三の頃の記録を越えてしまった。多分、これからも越え続ける気がする。「あぁっ、ありがとうございます!本当にあり...
頼むから、死亡フラグくらい立ててくれ!

15:初めての出会い

カミュが死んだ。--------ループ、諦めなければ……運は必ず、巡ってくる。だから諦めるなよ。--------『えぇぇぇっ!?』 忘れもしない。小学三年生の時。俺が九歳の頃の話だ。 まさか、あのカミュが死ぬなんて信じられなかった。 だって...
頼むから、死亡フラグくらい立ててくれ!

14:死のループ

「あ゛ぁぁぁっ!ループッ、ループっ!」 なんだ、コレは。 俺の腕の中で、ループが血を流しながら横たわっている。ループの唯一の特徴であるキラキラした瞳は、今や光なくぼんやりと虚空を見ていた。「ループっ、しっかりしろ!頼むから俺を見てくれっ……...