番外編4:プラスママの恋人 5:サヨナラ!バイバイ!じゃあね! 『スルー、するーっ……!!』 『んんっ、な、んっ。きょう、どした。おまえ、いつも、こんなこと、ぁぁっ!』 その日、俺はいつもの売春宿の借り宿で、粗末な服を脱ぎ捨てようと服に手をかけた。ヨルとする時もそうだったが、俺は裸が好きだ。まどろっこ... 2022.06.05 番外編4:プラスママの恋人
番外編4:プラスママの恋人 4:ベスト!泣いてもいいよ! ---------- ------- ---- 「…………」 「ベスト?眠ってしまったのか?体があったかーく……いや、ちょっと熱いくらいだな」 「……寝てなどいない」 プラスの首筋に顔を埋め、途中から何の反応も見せなくなったベストに、正直... 2022.06.05 番外編4:プラスママの恋人
番外編4:プラスママの恋人 3:うるさい!しゃべるな! 次の日、プラスはちょっとだけ眠たかったのです。なにせ、昨日からプラスは一睡もしていなかったのですから! 『ヨルヨルヨール……ふぁあっ』 『お前……』 プラスが、いつものように、また真夜中に教会を抜け出してあの場所で歌を歌っている時です。マ... 2022.06.05 番外編4:プラスママの恋人
番外編4:プラスママの恋人 2:ベスト!癇癪はダメ! ---------- ------- ----- 「――分かったか?ベスト?」 「……」 プラスの口から、酒も入っていない癖にツラツラと語られる“マヨナカ”という男の色事を含んだ話に、俺はとっさにベストの隣に腰かけていたウィズに慌てて声を... 2022.06.05 番外編4:プラスママの恋人
番外編4:プラスママの恋人 1:寂しくて情交! だって、仕方がなかったんだ。 ずっと、ずっと、寂しくて、会いたくて堪らなかった。 『ヨル……』 俺は、もうこの世界に居る筈のない相手の名前を、ソッと呼んだ。 呼び続けた。歌に乗せて! 『ヨルヨルヨルヨール』 ------ふふっ。そう、何度も... 2022.06.05 番外編4:プラスママの恋人