第2章:生酔い、本性違わず

第2章:生酔い、本性違わず

132:生酔い、本性違わず

          〇 「ファー!キミにどれだけ会いたかったか!寂しかっただろう!悲しかっただろう!」 「静かにしろ。大丈夫だ、ファーはお前が思っている程、全く寂しがってはいない。見て見ろ、笑って寝ているじゃないか」...
第2章:生酔い、本性違わず

幕間:新しい季節へ

----------- -------- ---- 『さぁ、きょうもかぞ、くはねむ、りについた!ぼくのだい、きらいなよ、るがまたこうしてやってきてしまった。ぼくは、まっくらな、へやの、な、か。ふとんをかぶ、って』  ...
第2章:生酔い、本性違わず

131:貴方が幸せになるまで

「ありがとう!アバブ!今度、バイとも話してやって!」 「……わかりましたよー」  少しだけテンポの遅れた返事だったが、嫌がりはしなかった。  アバブだって分かっているのだ。バイの見た目があんなでも、本当に心の底からアバブの...
第2章:生酔い、本性違わず

130:望んだ続き

 俺がチラとウィズを見れば、その視線は「絶対言うな」と厳しい視線を送ってきている。どうやら、ウィズはヴァイスに酒場の事を知られたくないらしい。仕事仲間が来るのは、余り好ましくないという事だろうか。  あぁ、まぁ。そうかもしれない。...
第2章:生酔い、本性違わず

129:アレを奪う者

「あぁ、アウト!キミは本当に素敵だよ!さすが僕のお気に入り!僕はキミの望む事は何でもするとここに誓うよ!神官の僕でも、吟遊詩人の僕でも、君の望む事は精一杯叶えるよ!」 「いや、いいよ。別にヴァイスにしてもらいたい事は特に……まぁ、...
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