小話・外伝章:~酒のつまみ~ (外伝38):アウト、オブの盛りに心の中をべちゃべちゃにされる6 ----------- -------- ---- 『なんだぁ、オブは別にアウトの事を、特別に好きって思ったわけじゃないんだ』 『当たり前だよ!イン!お願いだから、俺にとってインが一番特別って事を、そろそろ信じて欲しい』 『うううう、それは... 2021.11.28 小話・外伝章:~酒のつまみ~
小話・外伝章:~酒のつまみ~ (外伝37):アウト、オブの盛りに心の中をべちゃべちゃにされる5 〇 『あっ!』 それは突然だった。 酒場のカウンターで、俺の与えた真っ白い画用紙に、何やら前衛的な絵を描き散らかしていたインが、ビクリと体を揺らした。 揺らしたかと思うと、弾かれたように顔を上げ、俺の方をジッと見つめてくる。一体どうし... 2021.11.28 小話・外伝章:~酒のつまみ~
小話・外伝章:~酒のつまみ~ (外伝36):アウト、オブの盛りに心の中をべちゃべちゃにされる4 ------------- --------- ----- 『う、うわー!これは凄い!凄い!モノが沢山ある!』 古市を前に、外に出てからずっと輝くような星を、その目に宿していたインの目が、一際輝きを増した。それは、やっぱりアウトとは違うの... 2021.11.28 小話・外伝章:~酒のつまみ~
小話・外伝章:~酒のつまみ~ (外伝35):アウト、オブの盛りに心の中をべちゃべちゃにされる3 〇 真っ白なマナの空間に、少しずつ、少しずつ様々なモノが出来ていく。 それは、古くてボロボロの外装だけれど、素敵な窓掛のお店だったり、美味しいオラフを出してくれる茶寮。あとは、時計塔や、絵画館、演劇場など、ともかく沢山。 本を見ながら... 2021.11.28 小話・外伝章:~酒のつまみ~
小話・外伝章:~酒のつまみ~ (外伝34):アウト、オブの盛りに心の中をべちゃべちゃにされる2 --------- ------ --- 「さて。インは今、外でウィズとお散歩中だ。オブ、腹を割って話そうか?」 そう、俺がオブを連れ出して向き直った場所は、まだ俺が何も手を加えていない、真っ白なマナの器のみの空間だった。 『なに?インま... 2021.11.28 小話・外伝章:~酒のつまみ~