くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない! (13) ◇◆◇--------帰れ、クソババア。 潰れる店が見たかった。でも、ちょっとだけ作戦変更。もっと面白い事を考えついてしまった。「なぁ、マスター」「んー」 俺は完全に客の掃けた店内で、安いティーバッグで淹れた紅茶を飲んでいた。もちろんアイス... 2024.01.03 くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!
くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない! (12) (帰れよ、クソババア)「あ」 音もなく口元だけで紡がれた言葉が、俺にはハッキリと聞こえた気がした。その苛立ちを露わにした横顔に、俺は思った。 なんだ、コイツもずっとアイツらにムカついてたんじゃん、と。「……寛木君?」「……」「寛木君、大丈夫... 2024.01.03 くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!
くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない! (11) 「っえ?」「ぁ、ウソ……!」 それまで教室で談笑していた全員の視線が、俺へと向けられる。 同級生からの驚きと、気まずげな声が漏れる中、俺は教卓の前に置いてあるプリントを取る為に、コツコツと足音を響かせた。 先ほどまでの喧騒を消した教室。廊下... 2024.01.03 くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!
くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない! (10) 「いーよねぇ。コネで内定持ってけるってさぁ。こっちが就活でどんだけ苦労したかも知らないで」「アイツ、もう卒論も殆ど終わってるって言ってたぜ」「はぁ!?ソレ暇だからでしょ。もー、マジでムカつく」 ムカつく。と吐き捨てるように口にされた声は、本... 2024.01.03 くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!
くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない! (9) 7月:くつろぎ君の悩み 俺は、昔から女にモテた。「ねぇねぇ、優雅くーん」「んー?」 ちょっとやそっとじゃない。かなりモテた。いや、モテている。現在進行形で。「優雅くんって、もう内定もらってたよね?あの、大手不動産会社の総合職で」「まぁねぇ」「すごーい!あそこ、めち... 2024.01.03 くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!